釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

4月25日 午前中に勝負を掛ける

2020年04月25日 | 日記
風の予報を見ると、午前11時頃には、南西の風が強くなってくる。

「午前中勝負ですね」

「昼前には、帰って来ないと行けないかもね」

出船の準備をしながら、風を気にする。


沖合に出ると、潮の色は青みがあって、良い感じに見える。

仲間と一緒に、最初のポイントを目指して走る。

潮行きは、緩い上り潮が沖に払い出している。

良い感じの潮…、とまでは言い難い様な感じだ。

流れ自体は、0.6ノット前後と緩んでいる。


Bさんに、アタリが来た。

カメラを構える前に、意外とすんなり上がってきた。





サワラが上がってきた。

「ジグが切られなくて良かった」と、笑顔で話が弾む。


Zさんにも、アタリが来たが、針はずれ。

Zさんに、続けてアタリ。





良型の、アヤメカサゴが上がってきた。





アヤメカサゴは、Bさんにもヒットしてきた。

アタリの出具合としては、イマイチの感がある。

潮自体が緩んでいるのが、下潮の動きに影響しているのかもしれない。


私が流している方向に、他のプレジャーボートが被さってきた。

揉めるのも嫌だし、他のポイントに大きく移動する。

いきなり、こんな事をされると、気分を害する。

お客様も、いい気持ちではない。



移動したポイントでは、余りベイト反応は出ていない。

そんな中にも、鯖、真鯵がポツポツとヒットしてくる。








Fさんにも、真鯵がヒットしてきた。











Zさんにも、真鯵がヒットしている。





Fさんに、美味しいホウボウがヒットしてきた。





Bさんに、良型の真鯵がダブルヒット。

「鯵のダブルは嬉しいですね」と、船中の会話が弾む。





Zさんには、ガンゾウヒラメもヒットしてきた。


少しずつ、調子が出てきた頃に、先ほどのプレジャーボートが、又、近づいてきた。

私の船の周りで、海底の様子を魚探で見ているのだろう。

「近づき過ぎだろう」

大きな声で注意するが、返事もしない。

同じ油津港に係留している、ヤマハの船だ。

今回は、写真は掲載しないが、マナーは守って欲しい。


ポイントを、再度、移動する。

途中で、仲間の船に状況確認の連絡をする。

「どうですか」

「潮が動いちょらんね」

「アタリが出ないですか」

「何匹かは釣れたけれど、アタリが少ないね」

エサ釣りも苦戦している様子。


別な仲間も、動きの悪い潮に苦戦している様子。

「イサキが一枚だけだよ」と、笑っていた。


仲間の近くを流している時、Bさんに強いアタリが来た。

大きく曲がっている竿から、獲物を想像する。

「鰤か、鮫か」

慎重に、やり取りを繰り返す。

ジワジワと浮き始めたが…。

後少しで、リーダーが切られた。

「獲れた」と、思った瞬間だっただけに悔しい。


この後、風が南西に変わった。


いつでも、避難できるようにポイントを移動。

移動先で、良い感じのベイト反応が出た。

船を止め。直ぐに仕掛けを落とす。

Bさんに、強いアタリが来た。

良い感じで竿が曲がり、獲物とのやり取りも楽しそうだ。





海面に獲物が姿を見せた。

何匹かの大きな魚が、付いてきている。

「サワラです」





94センチの、大きなサワラが上がってきた。

「今のサワラは美味しいよね」

帰港前の、大物に会話が弾んだ。