釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

4月15日 ロックフィッシュを楽しむ

2020年04月15日 | 日記
今日、残念だったのは、天気がパッと晴れなかったこと。

昼過ぎからは、風が南西に変わり、海が時化てきた。

今日、楽しかったことは、良型のアカハタが行く先々で、ヒットしてきた事。

「25センチ以下は、海に帰します」

彼らが、率先して守っている、海と魚を守るためのルールである。


彼らとは、かめや釣り具宮崎(神宮)店の池之上さんと、かめや釣り具南宮崎店の矢野さんだ。





25センチ以下は、写真を撮ったら直ぐに海に帰す。



スタートのポイントは、推進10メートル以下の浅場から。

海底がゴツゴツとしている岩場、ゴロタ場がメインポイント。


一投目から、アカハタがヒットしてきた。

矢野さんが、アタリを捕らえる。









池之上さんが、アタリを捕らえる。














浅場の海底を探り、ビシッと合わせが入る。

見ていて、時折、ドキッとするが気持ちが良い。


2,3回同じポイントを攻めると、直ぐに、次のポイントへ移動する。

潮が緩く、余り動きが良くない潮だったが、的確にアタリを捕らえていく。

1キロ近いアカハタが、上がってくる。











浅場の岩の間から、良型のアカハタを引き出すだけに、合わせは鋭い。






緩い潮、サラシの中、掛け下がり、掛け上がりと色々な条件の中で、お二人がどの様なワームを使用しているのか。

気になったので、写真を撮らせて頂いた。





これは、ティーテールシャッド3.7と言うワーム。









これは、キジハタホッグ3と言うワーム。











これは、バルト4と言うワーム。





海の状況、魚の食い気の変化等々の条件変化に応じて、ワームを変えていく。



ワームを変えたら、いかにしてワームを踊らせるか。


誘いの強弱で、アタリの連発する場面が、ポイント移動毎に見られる。





















ロックマックス4と言うワームも活躍している。






沖合の岩場に出来るサラシでは、ヒラスズキもバイトしてきた。










4,5匹のヒラスズキが、ワームを追い掛けてきた。

竿が曲がるシーンもあったが、エラ洗いで針が外れてしまった。



昼過ぎから、風が南寄りに変わってきた。

ここで、ポイントを大きく移動する。

大島の、浅場に移動するが、ここも南西の風が強く吹き付けていた。

そんな、悪条件の中で、アカハタを狙っていく。

時には、水深3メートルくらいの浅場だ。











ポツポツと、良型のアカハタがヒットしてくる。


しかし、益々強くなってきた南西の風。

「上がりましょうか」

安全第一で、納竿することにした。

4月14日 丸々と太った鰤

2020年04月15日 | 日記
本命とするポイントは決めずに、ベイトが居るところを攻めていく。

船を走らせながら、常に、魚探には目を配る。

何時、何処で、ベイト反応が出てくるか分からない。


海上は、朝の内は北西の風がやや強く吹いていたが、北東からのウネリがやや高い状況。

時折、船が大きく揺れることもあるが、ウネリの波長が長い分、少しは気が楽に感じる。

最近、どのアタリにベイト反応が出ているか。

見当をつけながら、船を走らせる。

今日、最初のベイト反応は、大きなベイトボール状になっていた。


脇坂さんにアタリが来た。





重量感のある走りが、力強い。





珍しいアイブリが、上がってきた。

生息数が少ないと言われている魚だ。


佐藤さんにも、アタリが来た。









オオモンハタが、上がってきた。

兎に角、最初の一枚が上がれば、後は気持ちが楽になる。


ベイトに、変化が出てきた。

固まっていたベイトが、横長に蛇行するような形になってきた。





佐藤さんに、強いアタリが来た。

ドラッグ音が鳴り、ラインが出ていく。

「青物みたいですね」

ゆっくりと、やり取りを楽しむ。







上がってきたのは、丸々と太った鰤だった。

85センチ、7.5キロの太った鰤。

ベイトの鰯をタップリとお腹に詰めているのだろう。

佐藤さんと、祝福の握手をガッチリと交わす。


脇坂さんにも、アタリが続いた。





カサゴがスタート。











ニベに、サワラが連続ヒットしてきた。


風が、北に変わってきた。

ポイントを移動する。

小さな瀬周りに、ベイト柱が出来ていた。


佐藤さんに、アタリが来た。








食べて美味しい、1キロサイズの真鯛が、ヒットしてきた。


少し間を置いて、佐藤さんに重量感のあるアタリが来た。







竿が、良い感じで弧を描いている。

ラインが、沖に出始めた。

魚の姿が見えた。

「カンパチです」





2キロクラスの、ヒレナガカンパチが上がってきた。

「カンパチを初めて釣りました」

佐藤さんが大喜び。

鰤に続いて、ガッチリと祝福の握手を交わす。


風が北東の変わり、段々とウネリが高くなってきた。

「余り長い時間、居られないかも」

そんな危惧の念が、頭をよぎった。


脇坂さんが、強いアタリを捕らえた。





彼のドラッグ調整は、やや締め込んで有るのだが、ドラッグ音が鳴ってラインが引き出されていく。

脇坂さんと、獲物との勝負が始まった。

スリリングなやり取りが、楽しそうに見える。

「見えた。鰤だ」

海中に見える鰤が、丸々と太っている様に見える。

「浮いた」

タモを入れようとすると、もの凄い力で潜っていく。

この攻防が、繰り返される。

「今度こそ、取るぞ」

海面に浮いたところを、一気にタモに入れる。





93センチ、9.2キロの丸々と太った、重量感タップリの鰤だった。

「長さと、重さがほぼ同じ鰤は初めてかも」

みんなで、祝福する。


ベイトを探せば、まだまだ鰤が付いているかもしれないが…。

北東からのウネリと風が同調。

時折、ウネリが目線を越え始めた。


安全第一と考え、船首を港に向けた。