釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月7日 雨の金曜日

2021年05月07日 | 日記
朝起きた時に、雨は降っていない様な気がした。

「今からでも、出てみたい」

そう思って、身支度を整えて外に出てみた。

「雨が降り出したね」

朝のゴミ捨てから帰ってきた、妻の一言。


時間が立つに従って、雨粒が大きくなってきた。

こうなると、気持ちが萎えていく。




朝は、猪崎鼻の岩場にも、波飛沫が確認できていた。

午後になると、海は穏やかに感じられる様になってきたが…。


鵜戸港近くまで、車で行ってみた。

途中で車を止めながら、海の様子を確認。

海岸端では、北寄りの風が強く吹いている様子。

白波が立つほどではない。

立石や、大浦から見る海上には、船の姿は確認できない。

やはり、雨と風を警戒しているのだろうか。


天気予報では、明日は海上では南風がやや強く吹く予報になっていた。

南風になると、直ぐにウネリが出てくる。

そうなると、船で動ける範囲が限られてくる。


「朝間詰め勝負」くらいの感じになっていくのかな。

5月6日 ブリにハガツオ

2021年05月07日 | 日記
釣りのスタートは、アタリが無くて静かだった。

「反応はありますが、触りませんか」

「何も、触ってきません」

どうした物か、何とかしなくては、大切な朝間詰めが過ぎる。

少々、焦りが先に立っていた。



「来ましたね」

待望のアタリが、簑原さんに来た。




瀬周りに出ている反応に、何かが付いていた。

海面に姿を見たのは、サワラ。





朝に一枚上がると、気持ちがホッとする。





日高さんに来たアタリは、オジサンだった。

水平線に姿を見せたお日様が、高く上がるに連れて、ポツポツアタリが出始めた。


簑原さんに、アタリが来た。

「ホール中にアタリました」




船上に、姿を見せたのはハガツオ。

これからの季節に、アタリが増えていく筈。


朝間詰めが過ぎる頃、徐々に北寄りの風が強く吹き始めてきた。

白波も、チラチラし始めた。

風を気にしながら、船を流していく。

しかし、先ほどまで有ったベイト反応が、急に出なくなってきた。

ポイントを移動しながら、反応を探す。


何とか、ベイト反応を探し出して、船を流す。


簑原さんに、アタリが来た。





ドラグ音が鳴り響く。

ラインが強い力で、引き出される。

「ゆっくり、やってくださいね」

徐々にラインを巻き上げていくと、獲物が姿を見せた。

「ブリですね」






丸々と太っている。

「ベイトの鰯や鯖子を沢山食べているのでしょうね」

その重量感は、心地よい物だ。


再びアタリが止まり、ポイントを移動する。


暫く走ると、海底から立ち上がるベイト柱が出てきた。

所々で、ベイトが浮き上がっている。

「良い反応だな。何か居ないかな」と、思っていると日高さんにアタリが来た。





「おおっ、重たい。力が強いぞ」

青物の走りは、強烈だ。

日高さんの堅めの竿が、良い曲がりを見せている。

「ブリですね」






このブリも、お腹がパンパンに膨らんでいる。

「これは、ベイトを腹一杯食べて居るみたい」

心地よい重量感だ。


ここから、日高さんの調子が上がってきた。

着底から、数回巻き上げた処で、いきなり強いアタリが来た。

一気に根に入られ、ラインを張ったところで、針が外れた。

一気に根に入る魚…、アラだろうか。


その直後に、又しても強いアタリ。




「多分、ブリです」

円を描くように、獲物が抵抗する。

徐々に浮かしていく。





海面にブリの姿が、見えてきた。







本日2本目のブリを掲げる笑顔が、輝いている。

この前に、針はずれで逃げられたアタリを含めれば、5回のブリのアタリが来ている。

「次回への課題ですね」

笑顔で話が盛り上がる。


簑原さんにも、アタリが来た。

ゆっくりと巻き上げると、イサキが姿を見せた。





良型のイサキが、嬉しい。


移動しながら、ベイト反応を探していく。

しかし、時間経過と共に、風が北東から東に変わり、南東から寄せてくるウネリが高くなってきた。

「ウネリが高くなってきましたね」

午後になって、海の様子が変わってきた。