釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月19日 雨を避けて

2021年05月20日 | 日記
朝方に、雨が強くなる予報だった。

「雨を避けて、出船を遅らせませんか」

佐藤さんからの提案を受けて、集合時間を8時とした。

その時間も、パラパラと雨は降っていたが、激しくなる気配は無い。

貴重な朝間詰めを逃がす事になっても、潮変わりのベイトに期待する。



海上は“梅雨凪”の言葉が、ピッタリ填る位の凪。

船の走りも、実に快調だ。

ポイントに入り、ベイト反応を確認するが、思ったほどの立ち上がりではない。

潮の色は、青みがあって良い感じに見える。

しかし、下潮の動きが良くなかった様だ。

ベイト反応が出て来ても、なかなかアタリに繋がらない。




佐藤さんのアヤメカサゴ。





簑原さんの真鰺と、アタリは散発。

狙いのイサキなどの、アタリが出てこない。


「気分転換に、アカハタやりますか」

一時、北東の風が強まる時間帯があったが、その後は穏やかになっている。


一流し目から、アカハタのアタリは出てきた。









佐藤さんにヒットするアカハタが、少しずつサイズアップしている。

25センチ以下は、放流。









簑原さんにヒットするアカハタは、型が揃っている。

アカハタの口から、捕食していたエビが出てきた。




暫く、アカハタでお土産確保。


潮が変化すると期待して、夕間詰めに勝負を掛ける。

最初のアタリは、簑原さんに来た。




40センチ前後の真鰺が、連発。

針はずれも有るが、鰺の口は弱い。




佐藤さんのジグにも、鰺がヒットしている。


雲行きが、段々怪しくなってきた。

「雨が来なければ良いけど…」

天気の心配をしていると、佐藤さんに強いアタリが来た。





青物の走りだ。

「ブリですね」

「鮫じゃなければ、嬉しいです」

慎重に、ゆっくりとやり取りする。

「見えました。ブリです」

タモに収まったのは、78センチの若いブリ。






納竿前のブリのヒットに、ガッチリと握手して祝福。


山手に雨が降り始めているのが、見えてきた。

「引き上げましょうか」

ブリを締めとして、引き上げた。