釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月16日 エソは元気

2021年05月17日 | 日記
エソという魚。

釣りの世界では、あくまで邪魔者扱いされる外道の魚。

一方では、エソが当たらないときは「潮が悪いのかな…」と、潮の好不調の判断の指標にもなる。

大きなエソが当たると「来た!」と、期待感が膨らむが、その姿を見ると落胆も大きい。

その差に、大笑いする事が多々あるのも楽しい一瞬かも。


「潮の動きがイマイチかな…」

南東の風が吹いてくる事を覚悟の上で、沖合のポイントを目指す。

東原さんに、最初にヒットが来たが…。





見た目はイマイチだが、美味なオジサン。

この時間帯は、このオジサンが口火切りとなって、アタリが来た。


松元さんに、竿先を叩くアタリ。

「真鯛みたい」と、楽しみにラインを巻き取る。







食べ頃サイズの真鯛が、上がってきた。

「嬉しいですね。美味しく頂きます」


今度は、赤木さんについアタリが来た。





竿先を強く叩く、真鯛独特のアタリ。

「型良さそうですね」

「結構、引きますよ」

笑顔で、楽しみながら巻き上げる。

「見えました、真鯛と大きなエソのダブルです」





真鯛の大きさは、54センチ。

一緒に針掛かりしていたエソも、丸々としている。

「ダブルで真鯛とエソとは、珍しいね」と、みんなで大笑い。

こんなハプニングも、釣りの楽しみの一つ。


このアタリで、元気が出てきた。


東原さんが、エソの猛攻の中から、アタリを捕らえていく。





良型の真鰺、イサキが上がってくる。

「良い型のイサキですね」

焦げ茶色のイサキの体色が、お日様に映える。


赤木さんにも、イサキがヒットしてきた。






エソが邪魔する中から釣り上げるイサキは、嬉しい。

イサキの釣果に「良い型だね」と、赤木さんも笑顔。


松元さんも、センターで静かに頑張っている。




「来ました」

ゆっくりと、ラインを巻き上げる。






良型の真鰺、ウッカリカサゴがヒット。

小さいカサゴは、処置して海に帰す。


本日最大の狙いとしているブリのアタリは、なかなか出てこない。

少しずつポイントを移動しながら、アタリを探るが…。

「あのナブラはなに?」

東原さんが、何かのナブラを見つけた。




正体は、イルカの大群。

船の直ぐ傍まで、寄ってくる。

「あちゃー、イルカがお出ましか」

エソの連発に悩まされて、今度は、イルカの大群。

それと時を同じくするように、南東の風が強く吹き始めた。

「ウネリが出始めましたね」


警戒していた南東の風が、ここに来て強く吹き出した。

潟に寄ると、前日までの雨の濁り。

ベイトを見つけて、船を流すが「濁りが、きつ過ぎますね」

昼に納竿とした。