天気予報を見ていると、梅雨前線が上がったり下がったりしている。
その度に、風が南になったり北東になったりと、忙しい。
前線上に、低気圧が発生した時などは、悩ましい気持ちになる。
「出るかな…止めようかな…」
ハムレットでは無いけれど、そんな気持ちになって天気予報を見ている。
身内の法要を、執り行った。
33回忌の法要。
コロナ過の中、親戚を呼ぶのは躊躇った。
妻と二人で、寂しい法要。
従来なら、親戚にも声掛けて、法要が終わった後、食事でもするのだが…。
船のお客様にも、コロナの関係でキャンセルが出てくる。
例え、ドタキャンでも、それは受ける。
このご時世、どうする事も出来ない状況はある。
雨と睨めっこして、船の消毒は頑張っている。
船着き場に行くと、大磯先輩が自分の船に給油されていた。
「今日は、行けましたかね」
「風が意外と吹かんかったな。行けたどかい」
「海は、風が有ったかもですね」
「昼前から、雨が強くなる予報やったけど、降らんかったな」
「そうですね。降らんかったですね」
「明日は、行けるどかい」
「私は、出てみようと思っています」
「行けると良いがな」
「状況が悪くなったら、帰ってきます」
「それが良いかな」
明日は、明け方に雨が強い予報になっている。
どんな天気になるのだろう。