釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月8日 潮が変わった

2021年05月09日 | 日記
潮行きは、上りながら沖に払い出している。

少し流れが速い気はするが、そんなに釣り辛い潮ではない。

しかし、潮の色が変だ。

上り潮の筈なのだが、下り潮の菜っぱ潮みたいな色をしている。

前日の雨の影響だろうか。

水温が下がっているようで、ジグが冷たく感じられた。



菜っぱ潮は「イサキ潮」と、言う事もある。

理由はハッキリしないが、磯釣りの頃からそう呼んでいた。

だが一方では、青物のアタリは余り期待できない事が多い。


そんな状況の中、黒木さんに最初のアタリが来た。




体高のある、良型の真鰺。


山下さんにも、アタリが来た。






丸々と、太った鯖が上がってきた。


朝間詰め、ポツポツだがイサキもヒットしてきた。






真鰺も良型だ。





出足としては、まずまずの感じだ。

山下さんにアタリ。

「可成り上の方で当たりました」

長い魚体が見える。

「サワラですね」





これからの時期、釣果が期待できるサワラの釣果は嬉しい。


塩田さんにも、アタリが来た。






ウッカリカサゴが、上がってきた。

「今日は、カサゴ祭りですね」

アタリが来ると、上がってくるのはアヤメカサゴやウッカリカサゴ。


丸々と太った鯖も、ダブルでヒットしてくる。


山下さんが「瀬掛かりしました」と、竿をしゃくっている。

「それ、魚じゃないですか」

ラインが、音を立てて出ていく。




「大物かも」

みんなで期待して、山下さんを手助けする。

「見えました。尾長鮫です」

青物を期待していただけに、一寸力抜けする。




それにしても、この時期はこの尾長鮫が多い。

それだけベイトが寄っているのだろうか。


気を取り直して、ポイントを移動する。


今日は、調子が良い山下さんにアタリが来た。

ゆっくり巻き上げる。

「イサキですね」





良型のイサキが、上がってきた。


黒木さんにも、強いアタリが来た。

「今日イチのアタリかな」





ゆっくり巻き上げていく。

「真鯛かも知れない」

期待通り、上がってきたのは真鯛だった。





「初めて、真鯛を釣りました」

待望の真鯛を手に、笑顔が輝く。


昼前になると、南よりの風が徐々に強くなってきた。


今日は、青物のアタリは一度だけ。

しかし、やり取りの途中でリーダーが切れた。

その前にヒットしたエソの歯で、傷が付いていたのかも知れない。

チェックはしたのだが…。


前日までの青みの有る潮から、菜っぱ潮に変わり苦戦した一日だった。