釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

1月21日 最悪の目覚め

2019年01月22日 | 日記
今朝の目覚めは、最悪だった。

夜中に腰が痛み出して、目が覚めた。

右に左にと寝返りを打って、朝まで充分に眠れなかった。

真っ直ぐに、仰向けに眠ることが出来ない。

夜が明けて、ベットから起きあがるのにも一苦労。

「あいたたた…」

自分で、自分が情けない気になる。



どうにか起き上がって、階段降りるのも一苦労。

服を着るのも一苦労。

船仲間に連絡して、様子を聞こうと思ったら「今日も出ていないよ」との返事。

「やっぱり、風が強いの」

「今朝の風は、半端無かったよ」

「道路の街路樹が、大きく揺れていたよ」

「今、なにしちょっと」

「テレビ見ちょる。今から、出ると」

「いや、今日はチョット病院に行って来ます」

「どうしたと」

「腰が痛てして、たまらん」


話が終わって、病院に行った。

「先生、腰が痛くて眠られんです」

「ちょっと、うつ伏せになってみて」

この後の針は、腰にビンビン来た。

「疲労やが。無理せんこっちゃね」

「針でだいぶ良くなりました」

「薬出しちょくね」

「ありがとうございます」

全ての治療が終わる頃には、痛みも可成り無くなっていた。

今夜も腰が痛みませんように。

1月20日 風、強烈

2019年01月20日 | 日記
西側に山がある船着き場でも、体が持って行かれそうな風が吹いてくる。

朝7時過ぎに、釣り仲間からラインが入った。

「小さなウネリはあるけど、釣りは出来そうですよ」

と、言った内容だった。

自分としては「判断間違ったか…天気も良くなっているし…」

降るはずの雨も、殆ど降っていない様子。


朝食の後、海の様子を見に、湾岸道路に行ってみた。

強風注意報は、北西の風。

海に向かって吹く風の白波は、道路からは見にくい。

海自体も、べた凪ぎに見えてしまう。

「こりゃ、凪だ…」と、思ってしまう。




船着き場に行くと、他の仲間達も来ていた。

「出たの?」

「いや、この風では出られませんよ」

「宮崎から帰ってくるときの風は爆風だったよ」

こんな話をしていたら、釣りに出ている仲間から、又、ラインが入ってきた。

「沖は爆風、帰港します」

二人の仲間に連絡するが、なかなか電話に出ない。

暫くすると、その内の一人から電話が来た。

「何処にいるの」

「大島の風除け出来る処にいます。他の船も集まっています」

「凄い風が吹いているやろ」

「爆風です。今少し、風が治まり掛けている気もします」

「無理は、止めないよ」

「再び沖に出ようとしている船もありますね」

「気を付けて、帰ってきないよ」

「何か釣れたね」

「ホウボウが一枚だけです」


日曜日だけに、船を出している人が多いようだが、風に翻弄されていないだろうか。

沖で、風が出てきた時に、自分がどれだけ緊張するか。

海で怖いモノの一つが、風だ。

1月19日 水温が下がった…

2019年01月19日 | 日記
早朝の船着き場には、北西の風が吹いていた。

「ここで、これだけ吹けば、沖はもっと吹いているかな」

「10時過ぎには、風が落ちていく予報だったけど…」

「今日も、風に悩むかな…」

風をどう対処していくか、この季節の大きな課題だ。



北西の風を気にしながら、船を走らせる。

沖合に出るほどに、風が強く感じる。

「風速で6メートルくらいかな」

潟から沖に向かって、白波が立っている。

「白ウサギが跳ねてるね」

そんな表現をして、海上に吹く風を警戒する。

風の勢いに押されて、船は沖に流される。

「正確な潮の流れは掴みにくくなっていますが、上りの払い出しだと思います」

「1ノット前後で流れていますが、風が無ければこの半分かも知れませんね」

塩田さん、荻窪さん、蔵屋さんの釣りが始まる。

朝イチに出てきたベイト反応に、ジグを落としていく。

「下潮が絡んでいない気がします」

「ジグが抜けますね」

下潮の動きがイマイチ良くない状況は、今日も変わっていないようだ。

そんな中にも、塩田さんにアタリが来た。





上がってきたのは、アヤメカサゴ。

荻窪さんにもアタリが来た。





こちらも、アヤメカサゴ。

下潮の動きが、イマイチの中にまずまずのスタートかな。


だけども、潮の変化は始まっていたようだ。

朝の内は「ジグが暖かい感じてす」と、話をしていた。

しかし、下潮の水温が徐々に下がり始めていたようだ。

蔵屋さん、荻窪さんに真鯛と思われるアタリが来るが、針に乗ってこない。

「直ぐに外れますね」

「何か来ました」

荻窪さんが、アタリを捕らえる。





カイワリが上がってきた。

次の当たりも、荻窪さんに来た。





レンコダイが上がってきた。

ポツポツとアタリは来るが、なかなか本命とする真鯛が来ない。

船を流している内に、その場所に来るとアタリが出るポイントがある事に気が付いた。

船を戻して、その場所を通るように流していく。

蔵屋さんにアタリが来た。



狙い通りのアタリが来たことが、嬉しい。

「良い感じの引きです」

海中に目をやると、赤い魚が2匹上がってきた。

「レンコダイのダブルです」



良型のレンコダイが、ダブルで上がってきた。

動きの悪い潮の中から、蔵屋さんが釣り上げたレンコダイは嬉しかった。


しかし、運の悪い時って、こんな事なのだろうか。

塩田さんが鯛ラバの錘を手に「冷たいですね。水温が下がりましたね」と、言ってこられた。

錘を触ると、確かに冷たい。

「下潮の水温が、可成り下がっているみたいですね」

これが、食い渋り原因に成っているのだろうか。

それに加えて、風も南寄りに変わってきた。



風が南西に変わり、波が立ち始めた。

「風が変わりました。移動しましょうか」

海が時化状態になる前に、移動する事にした。

移動中にも南西の風が段々と、強くなってくる。

裸バエの近くまで来たら、風の勢いが少し静かになった。

魚探に反応が出てきた事もあり、帰る前の一流しする。

塩田さんにアタリが来た。





オオモンハタとオジサンのダブル。

帰港前のお土産が釣れた。

1月18日 ロケット見上げて

2019年01月18日 | 日記


内之浦から打ち上げられたロケットを見上げての釣りは、凪の海で快晴だった。

朝の内は、北西の風がやや強く吹いていた。

「9時過ぎには、止んでくるみたいですね」と、三浦さん。

「凪の海になると良いですね」と、旭先生。

お二人と共に、今日のポイントを目指して、船を走らせる。



最初に入ったポイントでは、風の影響もあって、1ノット前後で東に船が流される。

ベイト反応自体も、イマイチ良い感じではない。



海底近くを鯛ラバで攻めていくと、オジサンがヒット。

沖合の岩場でもないポイントで、オジサンのヒットは珍しい気がする。

潮自体の色は、少し緑が入ったような感じがする。

この色から推測して、二枚潮になっている気がする。

ポイントを移動しても、潮色は変わらない。

三浦さん、旭先生のラインを見ていると、ラインは南に向かい、船は北東に流されていく。

風は、真西になったり、北西になったり、時に真北にと短時間で方向が変わっている。

「二枚潮に成って居るみたいですね」、潮を観察していた三浦さんの意見。

「どんな風に船を流せばいいかな」と、私も考えながら潮に対応する。




三浦さんに、強いアタリが来た。

「どんな感じですか」

「叩く感じはないですけど、重いですね」



上がってきたのは、キジハタ。

一瞬「アオハタ」と、思うくらい縞模様が出ていた。

キジハタの口からは、イジメタコが出ていた。

このタコを餌にしていたようだ。

旭先生にもアタリが来た。






「殿様の魚」と言われていたホウボウ。

刺身を食したことがあるが、甘い感じがして美味しい。



良型のレンコダイも続けてヒットしてきた。


「もうすぐロケットが上がる時間ですよ」

ロケットの話も出ていた。

青空を見上げていたら、南西の方向から大空にロケットが上がってきた。





青い空にロケットが銀白色に輝いて、宇宙に飛んでいった。

「下町ロケット」の音楽が頭の中に流れた。


ロケットを見上げていると、旭先生にアタリが来た。



良型のカイワリが上がってきた。

この頃になると、朝の内に吹いていた北西の風も止んで、海は凪になってきた。

お日様の光が、暖かい。

三浦さんにアタリが来た。



動きの悪い二枚潮に対して、仕掛けを色々と工夫して海底付近を攻めていく。

「ラインが出ます。良い感じの引きですね」

落ち着いた対応が、安心感に繋がる。



56センチ、2.1キロの綺麗に真鯛。

「この潮で、真鯛が出てきたのは嬉しいですね」と、笑顔だ。

旭先生にもアタリか来た。

竿先を叩くアタリに「真鯛が来た」と、連想する。

海中を覗いていると、赤い魚が上がってきた。



大きなレンコダイが、上がってきた。

「真鯛ではなかったですね」と、チョット残念そうだった。


少しでも、潮の動いていそうな処に、船を持っていく。

しかし、何処の潮も二枚潮の感覚が抜けない。

後は、仕掛け自体に工夫をして、魚の反応を良くしたい。

集魚効果を狙って、キラキラするフィルムを針に付けたり、タコベイトをセットしてみたりしていく。



旭先生にアタリが来た。



良型のイトヨリダイが上がってきた。

次のアタリは、ホール中に来た。

最近のアタリの傾向なのか、ホール中にアタリが出る事が多い。

このアタリも、ホール中に何度もバイトしてきた。



「よっしゃ、来ましたよ」

ホール中のバイトは、真鯛の確率が高いと思って上がってくる獲物を待つ。

「見えてきましたよ。赤いですよ」

「あれ、真鯛ではないです」



大きなチカメキントキが上がってきた。

「珍しい魚が来ましたね」

昨年もこの辺りでヒットしている。

それ以来のチカメキントキで、ほぼ一年ぶりくらいだ。


少しずつアタリが出ているが、風が南に変わってきた。

徐々に波も出始めたこともあり、帰港することにした。

1月17日 0か100かの勝負

2019年01月17日 | 日記


「生き餌で、アラを狙いたいです」

「0か100かの結果になると思うけど、やってみようか」

「イカを買ってきました」

「鰺の生き餌もあるよ」



これまでに、夜釣り昼釣りに関わらず、アラの釣果やアタリが有ったところは、大体調べてある。

その中でも、期待の持てそうな処に入ることにした。

天気予報では「強風注意報」が出ている。

湾岸道路から、風や波の様子を確認して「この状態なら行けるかもね」と、船を出す事にした。

「時化たら、帰ってきましょう」と、脇坂さん。

午前8時に、船着き場を離れて、ポイントを目指す。

沖合に出るほどに、北西の風が強くなってくる。

沖合から潟をみると、北西の風に押されて白波が立っている。

脇坂さんが、アラ狙いの竿をセットする。



餌は、元気の良い鰺子を使う。

潮は、上り潮が沖に払い出している。

魚探に出てくるベイト反応は、海底から5メートルほど浮き上がっている。

「ゴマを散らしたような、ベイト反応が出て居るよ」

期待感は有ると思っている。


生き餌をセットしたら、私が監視する。

脇坂さんは、ジギング竿もセットして、青物も狙ってみる。

「何かがゴツゴツと触ってくるけど…」

「嫌な奴じゃ無いと良いね」

潮が暖かい分、エソの動きが活発になっている。

竿先に何の反応も出ないままに、生き餌が取られている。

直ぐに生き餌を付け替えて、落としていく。


ジギング竿にアタリが来た。





小さなニベが、上がってきた。

「こいつが鰺を取っているのかな」

一ポイントを三回流して、アタリが無いときは、次のポイントへ移動する。

流し釣りで、アタリの出たポイントを探っていく。

北西の風が、徐々に強くなっているのも気にしながら、船を流していく。

竿先に、アタリが出た。

ゴツゴツと、生き餌の鰺が暴れるのが、伝わってくる。

「来たか。入れ、突っ込め!」

胸がドキドキする瞬間だ。

しかし、竿が突っ込まない。

仕掛けを上げてみると、餌が無くなっている。


次のアタリは、イカに来た。

仕掛けが着底して、直ぐにアタリが来た。

竿先が、小刻みに震えるアタリ「アラと違う気がする」と、脇坂さん。

仕掛けを上げてみると、イカが食いちぎられている。

「ヒラメかな…」


何がヒットしたのか、推測していると船の揺れが大きくなってきた。

北西の風が強くなって、波立ち始めた。

「波が立ってきたね。引き上げよう」

波が高くなる前に、港に帰ることにした。