釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月25日 ヒットを求めて

2021年05月26日 | 日記
潮が途中から、菜っぱ潮に変わった。

「濁りが入りましたね」

釣りの条件としては、余り良いとは言えない下り潮。

「潮が動いてさえいれば、少々の濁りも何とかなるはず」

そう思いながら、ポイントを移動していく。



最初のポイントでは、一流し目にアタリが来た。





佐藤さんに来たのは、チダイ。







黒原さんに来たのは、真鰺。

しかし、その後は、アタリが止まった。


移動して、最初の流しに来たのは、ガンゾウヒラメ。





「ここで、ガンゾウは珍しいですね」と、黒原さんも驚いている。



簑原さんには、本日待望のイサキがヒット。







イサキは群れを成して居るだけに、アタリが続く事を期待したが…。

最近は、単発が多い。


真鰺のアタリは、ポツポツと来る。

型も35センチ前後とまずまずの型。

中には、40センチ近い物もいる。





佐藤さんにも、真鰺がヒット。

「この鰺がベイトなんだから、ブリが居ても良いと思うんだけどね」

なかなか、思うようなアタリに繋がらない。


黒原さんも、カサゴにイトヨリとポツポツ釣果を上げている。






浅場、やや深場と、ポイント移動を繰り返す。

気が付くと、風が南西に変わり始めていた。

時々は、南東から吹いてくる事もある。

「午後からは、風が出る予報でしたね」

南よりの風になっているだけに、注意は怠らないように気を付ける。


ポイントを移動するにアタリ、1カ所だけ気になって居る処があった。

「この濁り潮でどうだろうか」

疑念を持ちながら、そのポイントに走ってみた。


流し始めて、直ぐにベイト柱が出てきた。

「反応が出始めました」

声かけした時、そのアタリは来た。




黒原さんに、ブリのアタリが来た。

竿が大きく曲がって、海面に突き刺さらんばかり。

「ゆっくり、楽しんでくださいね」

ドラグ音が鳴り、ラインが出ていく。

ブリとのやり取りは、この瞬間が楽しい緊張感だろう。

姿が見えて、タモに納める。





85センチの、お腹がパンパンのブリ。

「やったね」と、祝福のハイタッチ。


簑原さんにも同時にヒットしたのだが、一瞬でラインが切られた。

「ええー、なんで切られるのか…」


船首では、佐藤さんが竿を曲げている。





「どうも、引きがブリとは違う」

巻き上げて、姿を見せたのは真鯛。






50センチの真鯛が、ヒットしてきた。

「良かった」と、良型の真鯛に笑顔になる。





簑原さんに、又してもアタリが来ている。

真下に、強烈な突っ込みを見せて、ラインが音を立てて出ていく。

ドラグ調整しながら、我慢の時間帯。

巻いては引き出される、ドキドキの時間帯。

しかし、相手が何だったのか、ジグの針が切られた。

「…」

言葉が出てこない。

しかし、逃げた物は仕方無い。

直ぐに気持ちを切り替える。



気を付けていた南東の風が、段々と強くなってきた。

ウネリも出始め「此処までかな」と、引き上げる事にした。

5月24日 怖かった思い出

2021年05月25日 | 日記
雨が降っても、行けるのなら行ってみたかった…。

でも、やっぱり雷が怖い。

雨が降り続く中で、視界が制限されるのが怖くなる。

そう言った意味では、私は、恐がり屋になる。



何年前だろうか。

大島沖で釣りをしていた時、北の方から霧が寄せてきた事がある。

ゆっくりと、霧の範囲が広がってくる。

こちらに向かってくるのが、早く感じ始めた。

風に流されてくるのだろうが、気が付けば、大島の半分が見えなくなっている。

霧に向かって、走るのは無謀。

南に向かって、霧から逃げる。


その頃は、スマホは持っていなかった。

自宅に電話、パソコンで天気予報を調べて貰う。

その間も、安全確保のために南に移動を続ける。


築島辺りまで来たときに、霧が消え始めた。

ホッと胸をなで下ろした瞬間だった。



自宅で、テレビの天気予報を見ている。

明日は、天気回復のようだが、風が強くなるみたい。

西風が黄色マークになっている。

朝早くから、出てみたいと思っているけれど、昼前には風が強くなるかも…。




家庭菜園の中に作っている、百合の花壇。







テッポウユリが、満開を迎えている。

自宅の部屋の中は、妻が摘んできた百合の香り一杯になっている。

これからは、カサブランカや赤い百合、すかし百合等が咲き始める。

明後日の夕方には、ラッキョウの収穫をする予定。

5月23日 釣りは潮かな

2021年05月24日 | 日記
「下潮が動いていない」

「ジグに抵抗が掛からない。抜ける感覚が嫌ですね」

「上から下まで、活性を感じませんね」

今日の潮は、大苦戦の潮になっているようだ。



ポイントに入って、最初に潮の変化に気づいたのは、関屋さんとXさん。

冒頭の表現で、潮の変化を教えて貰える。

「それを聞いて、どう判断するか。勝負かな」

早朝に、船を走らせながら、魚探に出てくる反応を確認。

「これ面白い出方しているね」

「竿、出してみる」

「嫌、もう少し先に行ってみましょう」

そんな相談しながら入ったポイントは、ジグに反応が鈍かった。






それでも、色々と仕掛けを工夫、攻める範囲を限定して竿を出していく。







ウッカリカサゴが来て、数は少ないけれど、ポツポツと真鰺が来る。

ちなみに、ランニングとTシャツは、日中が熱かったからです。


潮の活性化が見られない時、極端にアタリが出なくなる事が多い。

それでも、諦めないで、しゃくり続ける。

魚の種類は問えないけれど、アタリを拾える事も多々ある。






女性の粘り強さを発揮して、捕らえたアタリは、丸々と太った鯖。

永友さんの粘りに、みんなが感心した瞬間でもある。


潮の変化を見ながら、ポイントを探していく。


潮が変わると、元気になってくる“さかな”が居る。

エソだ。




エソのアタリ連発に、関屋さん大苦戦。







やはり、粘り続けていたXさんに、アタリが来た。

「これは、良いかもよ」

でも、途中から引きが弱くなってきた。

「何だろう」





上がってきたのは、大きなイトヨリダイ。

お腹がパンパンに、膨らんでいる。


昼近くになって、ポイントを大きく変える。

「彼処なら、良いベイト反応があるかも知れない」

一縷の望みを持って、船を走らせる。

確かに、凄いベイト反応が出てきた。

その中から、強いアタリを捕らえたのが山元さん。




「ホール中に来ました」

竿先を、力強く叩くアタリ。

ラインも引き出される。

「ドラグ調整は、ゆるゆるにしてあります」

ゆっくりと、取り込む。




綺麗な、65センチの真鯛が、上がってきた。


船中の雰囲気が、一気に盛り上がる。




Xさんにヒットしてきたの、ニベ。


ベイトの正体は小イワシの様だが、良型の真鰺が付いていた。





永友さんに、良型の真鰺がヒット。

「アタリが来るんですけど、途中の強い引きで外れるんです」

関屋さんも、同じ事を言っている。

鰺は口が弱いから、大きくなると自分の引きで口が切れるようだ。

納竿前に、チョットした鰺のアタリ連発になってきた。

一時の、鰺の連発を楽しんで、港に帰る。



午後便「夕間詰め狙い便」のお客様と、交代する。


午前便のお客様をお見送りした後、出発。

「潮が変わっていると、良いですね」

潮の流れは、1ノット前後で上りが入っていた。

南西の風も、少し吹いているが、差ほどの気にはならない。

潮の流れに乗せて、船を流していく。

「期待を持てる夕間詰めになりますように」

海に向かって、手を合わせる。


最初のアタリは、東原さんに来た。

「来ました。イサキでありますように」

願いを込めて、リールを巻く。





上がってきたのは、良型のイサキ。

午前便では、アタリすら無かっただけ、その姿が見られて嬉しい。


佐藤さんにも、アタリが来た。






良型の真鰺が、上がってきた。

「久し振りの、魚の引きが楽しいですね」

嬉々とした笑顔が、輝いて見える。


しかし、潮の活性は、やはりイマイチなのだろうか。

急にアタリが、出なくなる。


流すコースを変えながら、ベイトを探す。


アタリが、少しずつ戻ってきた。







佐藤さん、東原さんに、真鰺のアタリが出始めた。

佐藤さんには、40センチ近い鰺が、ダブルでヒットしてくる。


徐々に、賑やかな楽しい釣りになってきた。


佐藤さんに、鰺とは違うアタリが来た。

「何だろう」

海面を見ていると、その姿が見えてきた。

「キジハタです」




良型のキジハタが、上がってきた。

「これは、嬉しいです」

益々笑顔が、輝いていく。


鰺、鯖、キジハタ、イサキと、ポツポツとアタリが来た。

しかし、周囲に夜の帳が、降り始めた。


「引き上げましょうか」

楽しい会話で、賑やかに引き上げた。

5月22日 リベンジ成る

2021年05月23日 | 日記
そのアタリは、突然「ドン」と来た。

鬼塚さん2度目の船釣り。

アタリと同時に、強烈な走り。

ラインが音を立てて、引き出される。

塩田さん、黒木さんの先輩方から「頑張れ」と、声援が飛ぶ。



曇り空で、すっきりしない空模様。

それでも、風が大人しい分、海は凪になっている。

ポイントを目指して、船を走らせる。

ポイント周囲には、先着の船が何隻かいた。

他の船の、邪魔にならない処に入る。


思わず魚探に映し出された大きなベイト反応に「行きますよ」と、声が出る。

本日、最初のアタリを捕らえたのは、鬼塚さん。








良型のイサキが、続けてヒットしてきた。

「今日は、出足が良いですね」

イサキを掲げる笑顔が、輝く。


船首で、竿だししている塩田さんにも、アタリが来た。








良型のイサキ、真鰺がヒットしてきた。

「今年初のイサキが嬉しいですね」

塩田さんの釣りのペースが、少しずつ戻ってきている。


ベイト反応が、連続して出ている事もあり、船を流す距離を伸ばす。


「来ました」



鬼塚さんの、竿が大きく曲がった。

ドラグ音が鳴り、ラインが勢いよく引き出される。



塩田さん、黒木さんが竿を上げて、声援を送っている。

「凄い引きです」

前回のリベンジと、意気込んできている分「逃がすものか」と、気持ちが伝わってくる。

やり取りの最中、ドラグ調整して釣りやすい体制を整えていく。

「こっちに来て、ゆっくりと頑張って」

塩田さんが船の真ん中に、鬼塚さんをリードしていく。

「見えました。ブリです」

無事に、タモに収まった。





90センチの、丸々としたブリが鬼塚さんの手中に収まった。

「やりましたね」と、ガッチリと祝福の握手。

塩田さん、黒木さんからも祝福の握手。

「手に、重量感が残っています」

鬼塚さんの嬉しそうな笑顔に、船中が笑顔になる。



鬼塚さんの、好調は続く。


ポイントを変えると、アタリが来た。




「絶好調だね」と、声が飛ぶ。




上がってきたのは、良型のハガツオ。

「これは、美味しい魚だよ」

先輩の黒木さんが、ハガツオのおいしさを伝えている。




鬼塚さんに、良型の真鰺もヒットしてきた。


鬼塚さんの好調に、応援に回っていた黒木さんに、アタリが来た。




「やっと来た」

笑顔で、やり取りを楽しむ黒木さん。

何が上がって来るのか、楽しみに待つ。




上がってきたのは、良型のイトヨリダイ。

「刺身が良いかな、煮付けが良いかな」

釣果は、美味しく頂く。

釣りの楽しみだ。


しかし、この後、潮の動きが悪くなってきた。

「下潮が動いていない感じです」

移動しながら、鰺のアタリを捕らえていくが…。

満潮の潮止まりを機に、納竿とした。

5月21日 風が強いよ

2021年05月21日 | 日記
早朝6時頃、妻が先に起きて、窓から外を眺めていた。

「起きてきて。風が強いよ」

「雨は、今はそんなに降ってはいないよ」

自宅周囲の木々が、大きく風に揺れている。



夜中に、激しい雨が降ったのは覚えている。

車庫の屋根に当たる雨音で、目が覚めた。

7時頃に、今日のお客様から電話が来た。

「海は、時化ていますね」

「風も吹いているでしょう」

「南よりの風が強いですね」

前夜のお客様との相談で、雨を避けて10時頃に出る予定にしていた。

釣りのチャンスが有れば、夕間詰め狙いに切り替えていた。


(今日の写真ではありません)


「今日は、中止しましょう」

「そうですね」

「連れと相談して、又、連絡します」

やっぱり、天気には勝てない。

当たり前の話だが、危険を避ける事にした。


午後から、天気予報を調べていると、土日は「梅雨の中休み」の様子。

晴れ間が覗いて、貴重な週末になりそうだ。


夕方に、海を見に行くと、南西の風が吹いているようだった。

しかし、意外と波は無いように見える。


明日も、穏やかな海で、釣りが出来ると嬉しい。