Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

咲いた! 咲きそう! 出てきたよ~!

2022年03月04日 15時07分06秒 | みんなの花図鑑
  📷2022年3月3日:ハナネコノメソウ。
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 わさわさ、わさわさ、がやがや、がやがや、ひっきりなしのおしゃべりが続いている。
 ただ、寄り集まったそれぞれが、やたらと小さいだけに、よ~~~く耳を澄まさないと、それとは気付かない。
 これ幸いと、さらに、どやどや、どやどや、わ~わ~、わ~わ~、それぞれ勝手に長広舌を振るっている。
 このところ気温も上がり、暖かな空気が包まれた南側の花台、そこに住まうハナネコノメソウの機嫌がすこぶるよい。開花したのだ。
 よく見ると、濃紅だった葯が、しばらくすると白い花粉を纏うことに気がついた。

 実は、このハナネコノメソウ、雄性先熟なのだという(赤字の「雄性先熟」をクリックすると、別ウィンドウでWikipediaの「雄性先熟」解説ページが表示される)。ごくごく端折って申し上げると、雄しべが雌しべよりも先に成熟する仕組みをいう。これは、自家受粉を防ぐ仕組みの一つとされる。ほらっ、近親交配って劣性遺伝子を発現しやすいというでしょ。

 ハナネコノメソウは東国に多いという。そして、成熟した雄しべの花粉は黄色だとの記述がある。
 このネコノメソウは大阪の師匠からの下され物、西国にはシロバナネコノメソウが多いと聞く。そして、こちらの雄しべの花粉は白だという。
 ということは、いままでハナネコノメソウと紹介してきたが、シロバナネコノメソウであったのか・・・?

    📷2022年3月3日:クリスマスローズも開花した。

 早いものは二年で花をつけるという。猫の額のクリスマスローズは、三年目でやっと花開いた。
 残念ながら、昨年は親株も花を付けなかった。クリーム系八重咲きの糸ピコティー、久々の再会である。

    📷2022年3月3日:ころころとしたつぼみがいくつも見ることができる。

 地植えのクリスマスローズ、これが初代のクリーム系八重咲きの糸ピコティーである。
 こちらも、今年はつぼみを蓄えている。

    📷2022年3月3日:多年草だよね。この洋種クモマグサも。猫の額では、いつも一年そうなのだが。

 真っ赤な花が印象的である。洋種クモマグサだ。
 この花も長いこと付き合ったためしがない。夏越しが叶わないのだ。今年こそ年越しを・・・。

    📷2022年3月3日:コシノコバイモが、ひょっこりと花芽を見せた。

 よりによってこんな端っこから芽生えなくても・・・。
 コシノコバイモ(越の小貝母)、どこで咲こうと可憐な姿を見せてくれることだろう。

    📷2022年3月3日:オキナグサだけに、幼い頃から白髯が目立つようだ!

 猫の額では、すっかり古株となってしまった。山野草に手を染めた初期の頃に贖ったクリーム系のオキナグサである。
 焦げ茶色というか、濃い赤紫色というか、こちらの系統もかなり殖えたのだが、今年はまだ出てこない。どこへ行ってしまったのだろうか?

コメント (2)
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