📷2022年3月15日:今日の猫の額のネコノメソウ、至極機嫌が良さそうだ。
昨年、コガネネコノメソウ、タチネコノメソウ、ツルネコノメソウの三種を新規導入した。 そして、今年、大阪の師匠からシロバナネコノメソウをお送り頂き、猫の額には都合4種のネコノメソウが生息していることになる。 ただ、上記三種は一つの鉢に混載した折にコガネの調子があまり芳しくなかったので、いまあるコガネが果たして真正のコガネであるか否かは自信がない。 山野草を育てるようになって、まだ4~5年ほどだろうか。多年草でさえ一年草としてしまうほどで、なかなか成果が出ないのは天性の不器用ゆえか。 しかし、アーカイブをひっくり返してみると、この猫の額の庵主、ネコノメソウ属にはかねてから気になっていたとみえる。 一番古かったのが、2016年4月13日、別所温泉近辺を周遊した折に撮った写真だった。 📷2016年4月13日:ネコノメソウ属には違いがないのだが、名前が・・・?
こちらは、桜の咲く頃、長野県上田市前山にある中禅寺境内にて撮ったものであった。 📷2016年4月13日:塩田平の南方にある中禅寺、
2018年4月10日、新潟県南蒲原郡田上にある湯田上温泉に投宿した。 宿の目の前に用水だか、小川だかが流れていた。水面まで3メートルほど下か。 覗いてみると何やら気になる草々が。これは、ボタンネコノメソウ(牡丹猫の目草)かな? 📷2018年4月10日:新潟県・湯田上温泉にて、ネコノメソウ属に遭遇する。
📷2018年4月10日:さらに下ると大群落が。
📷2018年4月10日:うわ~、こんな大群落見たことなかったよ~!
あっ、そう、そう、この前日は村上の瀬波温泉に投宿したのだが、三面川河畔を散策した折にもネコノメソウの仲間と遭遇していた。 よく見ると、雄しべが4本だということがわかる。これこそ、あのネコノメソウなのかな。 📷2018年4月9日:三面川河畔にて。
さらに、2019年3月31日には、よく訪れていた不老川河畔の花友さんの庭で、すでに果実を抱いていたネコノメソウとの出会いがあった。 これって、瞳孔が縦に狭くなった昼間のネコの目に似ている? ネコノメソウの名前の由来を検索してみると、押し並べて、上記のフレーズが記述されている。そう、一様にといっても過言ではないほど、ほぼほぼこのフレーズがコピペしたかのごとく記述されているのだ。まぁ、この現象は、この例に限らず、だけどね 笑 📷2019年3月31日:不老川河畔の花友さんのお庭にて。
植物写真家いがりまさし氏の公式サイト・撮れたてドットコムでは、「ネコノメソウの仲間(完全編)」として18種が紹介されている(「まだ、ミチノクネコノメソウ、ムカゴネコノメなど、扱えなかった種も多数ある。」との注釈付き)。 これほど詳細に、ネコノメソウの仲間を取り上げているサイトを外には知らない。まさに労作というほかないのだが、いつかは、ここに紹介された数々のネコノメソウを実際に見てみたいと思う。 |