「ほぼほぼ」--数年前から、お若い方々がよく使っていたらしい。 気になって調べてみると、NHK放送文化研究所の「「ほぼほぼ」って使っていい?」(公開:2018年11月1日)という記事をみつけた。その中の一節を引用させていただく。 「ほぼ」を強調した言い方で、数量や程度が極めて完全に近い様子を表すと考えられます。ただ、言い切りたくないときの婉曲表現として用いられる場合もあるようです。 今回の場合は、後者の方、「言い切りたくないときの婉曲表現」となるのかな。 ただ、「言い切りたくない」と言うより、「言い切れない」の方が当たっているかも知れない。 ほらっ、このクリスマスローズ、数日前よりかなりほころんだと思う。しかし、完全に開花とはちょっと言い難い。 派手さはない。だが、その控えめな淑やかさが心に残る。見る人に、そんな印象を与えてくれる花なのかも知れない。 確か、この子は3~4年目くらいになると思う。年々、株を小さくして来たが、ここまでは順調だと思う。 ユキワリソウ、何度挑戦してもせいぜいが二年、いつもは一年草で終わっていた。 今年、上手く行ったら、仲間を増やすことにしようと思っている。 ![]() 📷2022年3月9日:三年目くらいになると思う。今年始めて、この時期に枯れたとはいえ葉が残っていた。
ネコノメソウなんだけど、シロバナだけじゃないよ。この子は、タチネコノメソウ(立ち猫の目草)だと思うのだが、ほぼほぼ開花かな。 猫の額には、さらにコガネ(黄金)、ツル(蔓)が生息している。これは、後日のお楽しみ。 ![]() 📷2022年3月9日:ネコノメソウにも春の足音が聞こえたかな?
鉢植えのほうじゃない。こちらは、坪庭の住人になって久しい八重咲きのピコティーの親株である。 こちらも、昨年は花を付けてくれなかった。今年は三茎ほど立ち上がってきた。 あまり陽の当たらない東側の小庭、それでも、ゆっくりと、着実にほころんで来てくれればいいのだよ。 ![]() 📷2022年3月9日:八重咲きのピコティーの親株だ。新しい地にやっと馴染んだみたいだね。
タンチョウソウ(丹頂草)だ。イワヤツデともいう。 こうして見ると、結構野趣に富んだ顔貌をしていると思わないかい。 この独特の根張を愛でるのもいいが、やはり花茎の先端に付ける小さな白い集散花序を楽しみたい。まだ、ちょっと時間がかかりそうだけどね。 ![]() 📷2022年3月9日:イワヤツデと言うより、やはりタンチョウソウと呼びたいね。花をご覧になればご理解いただけると思うのだが・・・。
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