📷2022年3月30日:買い物の途次、巡り合った胴吹き桜。どう、いい感じでしょ。
今日は、いまの僕にとってかなり重要な品を買い求めるため、街へと繰り出した。もちろん、徒歩である。頃合いはよし、桜雲ウォーキングが楽しめそうだ。 ご覧の通り、胴吹き桜だ。これ、好物なのよ。いいよね。齢を重ね、かなり太い幹に見られるという現象らしいのだが・・・。 要はいち早く光合成をとの思いから吹き出た芽、ところが桜(ソメイヨシノ)は葉より花が先。一説には、以上のような理由から見られる現象のようなのだが、裏は取れてない 汗 何を買いに出たかって? ほらっ、夕餉に欠かせない飲み物、化学式でいうとC2H6O、通称エタノールなのだが、早い話、それが含まれた晩酌に欠かせない芋焼酎を買いに出かけたわけ 笑 とにかくお手頃価格をゲットし、そそくさととんぼ返り。次なるミッション、ベランダや坪庭の水遣りに勤しむ。 おや、咲いてんじゃない、ベランダのニリンソウ、銀盃(ぎんさかずき)が。 📷2022年3月30日:こちらは、鉢植えのニリンソウ・銀盃。普通のニリンソウより花は小さいかな。
おっ、坪庭の方も三輪ほど咲いてる。 📷2022年3月30日:坪庭の方も負けてはいない。しっかり、鉢植えと同日に花開いてくれた。
銀盃、ご覧の通りニリンソウの多弁花品種である。猫の額では、例年、ニリンソウより早く咲き始める。 📷2022年3月30日:他にもたくさんのつぼみが上がっているのが見て取れる。
ニリンソウの場合、花びら状のものは萼片とされる。ご覧の通り、薄いピンクに染まった萼片が、蓮の花のそれをも思わせる。 📷2022年3月30日:薄いピンクに染めた萼片が、なんとも可憐な佇まいではないか。
猫の額の春は、このニリンソウ 銀盃の開花から始まるといっても過言ではない。 少し遅れて、いわゆるニリンソウが咲き出す。だから、この時期、猫の額の大半がニリンソウたちによって占拠されてしまうのだ。 だが、よくしたもので、スプリング・エフェメラルの名の通り、ほどなく彼女たちは一気に地上部の姿がかき消え、その地は他の山野草によって敷き詰められていくのだ。 📷2022年3月30日:この時期、上から、下から、前から、後ろからと、このニリンソウを撮ることに飽きることはない。
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