Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

所沢・多聞院には、祈りの花、願いの花が咲き乱れていた

2024年02月09日 15時35分00秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年2月8日:まだ雪の残る多聞院。六地蔵がお出迎え。
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📸2024年2月8日:社務所に通じる小径の右側に、クリスマスローズが咲いていた。
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 まだ、花などないことは分かっていた。それでも、久々に所沢にある「食の駅」を訪れる前に、ちょこっと覗いてみた。
 6日朝にかけて降った雪が、まだいたるところに残っていた。花などないと思っていたが、クリスマスローズが咲いていた。早咲きなんだね。

 📸2024年2月8日
 毘沙門堂へと通じる小径(参道)。
 真っ白な祈りの花がたくさん咲いていた。
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📸2024年2月8日
 ロウバイの小さな黄色い花に交じって、願いの花も咲いていた。
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 真っ青な空に、毘沙門堂の銅板葺屋根が浮かんで見える。本物の春がこの社に舞い降りれば、この小径の両側に山野草が咲き乱れる。

 いま、毘沙門堂へと通じる小径には、真っ白な祈りの花がたくさん咲いていた。
 また、ロウバイの小さな黄色い花に交じって、数限りない願いの花も咲いていた。

 ここには、人々の祈願の数だけ、真っ白なペーパーフラワーが咲き乱れている。

 📸2024年2月8日:山野草の庭に小さな地蔵菩薩が佇んでいた。
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 毎年、クマガイソウが咲く辺りに、小さな、そう、60~70㎝ほどの地蔵菩薩が佇んでいた。
「地蔵菩薩」とは何か? Web上の用語解説サービスとして知られる「コトバンク」の「デジタル版 日本人名大辞典+Plus」には、次のような解説が付されている。

「大地のように広大な慈悲で生あるものすべてをすくうという菩薩。」

 おみくじを木に結ぶという慣習は、神仏とご縁を結ぶということの思いから発したという説がある(もちろん、木の生命力にあやかりたいとか、諸説ある。)。
 真っ白なペーパーフラワーに託された祈りや願いは、慈愛に満ちた円満柔和なお地蔵さんがきっと聞き届けてくれることだろう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする