今日は暖かだという。三月下旬の気候なのだとか。う~んっ、ちと風が冷たいのだが・・・。
野菜の調達のために、サイボク・楽農広場に行った。ちょっと楽しようと、ミートショップにも立ち寄り、ゴールデンポークのメンチを調達した。
せっかくこっち方面に来たのだからと、隣接する都市緑化植物園をのぞいてみた。
バラ園には、忙しそうに立ち働く人々が一所懸命に株の周りに穴を掘っている。肥料を施すのだとか。
バラ園に面した園地に、アカバナマンが咲いていた。
紙テープのような花びらを透かして花の中心部を覗く。四枚の萼片にくっきりと浮かび上がったその容貌は、なぜか猿面のように見える。
ここには、真っ赤に染まる赤花のアセビもある。もうだいぶ膨らんでいたが、開花はまだ先のようだ。
和風低木見本園といえば、いまの時期ウメであろう。
いや、ちょっと遅かったようだ。白梅、紅梅は満開を過ぎ、この枝垂れもちょっと時機を逸したかもしれない。
芝生広場の南側にはアジサイ園がある。その園地の外れでは、フクジュソウを見ることができる。
まだ、早いかなと思ったが、7~8芽ほど萌してきており、この陽気にほだされてか、しっかりと花開いている株もあったよ。
中国中部を原産とするマンサクだからシナマンサク、潔いというか、思慮が足らんというかストレート過ぎる命名だ。
マンサクにはあまり葉が見られないが、シナマンサクは干乾びたような葉を伴なって花を付ける。未練なのか。
おっと、忘れるところであった。バラ園の入口にはハンカチノキがあったのだ。「ハンカチノキ」とは真っ白な2枚の苞葉がはためくことからの命名だが、「幽霊の木」という命名も風にそよぐ苞葉からのインスピレーションなのだろう。
いまの時期は、ご覧の通り、3㎝ほどの球形の実が3~4㎝ほどの果柄にぶら下がってい揺れている。
かつて、この植物園の「緑の相談室」で実を配っていたので頂戴してきたが、芽は出なかった。。。