イワヤツデは時期ともなると、するすると花茎を伸ばし、たくさんのつぼみが集合した集散花序を付ける。
そのつぼみの色は、丹頂鶴の頭頂部を染めあげた真っ赤な肉瘤を思わせる。而して、タンチョウソウ(丹頂草)という異称がある。
今日(3/21)、その一つがほころんだことを知る。
パテンス(カザグルマ)八重系 ユキオコシにも、徐々にだが変化がみられる。
もちろん、数多くの葉が萌えてきたこともその一つだが、よーく見ると、1㎝ほどの小さなつぼみが生い立ってきていたのである。
この花、意外と大きいのである。もちろん、個体によって異なるのだが、10㎝超えることも珍しくない。
ということは、まだまだ先が長いということなのである。
左側のフクジュソウをご覧いただきたい。まだ一輪、咲き残っていたのだが、鉢植えだったフクジュソウを今日地に下した。
右側の噴石の前に見えるのは、昨年地植えにしたフクジュソウである。かなり株の大きさが違うことがわかるだろう。
いま、植え替えしていいものか迷ったが、思い立ったが吉日とばかりに手を下した。どう育ってくれるのか、いまから、来年が楽しみなのである。
サンインシロカネソウ、思いの外、花期が長いことに気が付いた。
花は花としていまだそこで咲き続け、袋果は袋果としてそれぞれに実を育むことを厭わない。
まだ、やっと2㎜ほどに育ったアズマカネシロソウのつぼみなのだが、願わくば、サンインシロカネソウの花がすくよかなうちにほころんでくれるといいのだがなぁ~。