冬青--さて、なんと読むのだろうか? 「ソヨゴ」と読む。何度も、何度も、真っ赤に熟れた実を撮っているが、いままでこの漢字を記したことがなかった。迂闊だったね。
「柄の長い葉が風に揺れて音を立てる(=そよぐ)ことから、ソヨゴと命名された。」と、「庭木図鑑 植木ペディア」には記されている。
では、なぜ「冬青」と記述したのだろう? やはり、同サイトには、「漢字表記の『冬青』は冬の間も葉が青々と美しいことにより、・・・」とあった。
その葉がそよぐから「ソヨゴ」、冬でも葉が青々としているから「冬青」、なるほど、見たまんまを音に直し、漢字に充てたということなのだろう。
「具柄冬青」--日本語では「ぐがらとうせい」と読み、本来、中国語で「ソヨゴ」を表すようなのだが、「冬青」としたのはこの語彙に拠るのだろうか。
おやっ、黄葉が美しい木だなと見上げたものである。おや、おや、こんな近くにあろうとは! そう、よく立ち寄る平野の森にあったのだよ。
こちらは、ムクロジのようだ。「無患子」と表記する。「ムクロジが家にあると病を知らない、あるいは子供が病を患わないとして「無患子」(むくろし)と呼ばれるようになった」などというという説があるらしい。この実、縁起物として羽付きの玉などにも用いられていた経緯がある。
同種に、モクゲンジ(木患子:ムクロジ科モクゲンジ属の落葉広葉/高木)がある。別名を「センダンバボダイジュ」といい、「数珠」などに用いられている。あっ、こちらは写真の通り、真っ黒の実なのだけどね。
この二種は、やはりよく立ち寄るS台中央公園で見ることができる。一つはイイギリのようだが、もう一つは何? クロガネモチとかかしら。
しばらくすると、イイギリは葉を落とし、その真っ赤な実ばかりがひときわ際立つようになる。鳥も啄むことが少ないのだろうか?
さて、もう一枚の方だが、こちらは常緑のようである。やはり、クロガネモチなのかな。
今朝(12/6)、頭が重く感じたので、床屋へ出掛けた。もう、5~6年、丸刈りにしていたが、この9月から伸ばし始め、以来二度目の散髪となる(そう、それ相応の年になってきたので、記憶に残る写真を撮っておかねばとの心積もりもあってね 笑)。
最近はいいね、1,000円でカットしてくれる床屋が増えて。拙宅の周辺にも、徒歩圏内に4~5店舗ほどある。だが、このところの経済環境を反映してか、ちょっと値上げをしてきているようだ。僕が通い出したのは、予約が出来て2,000円ぽっきりという店だ。さすがに、1,000円カットハウスとは異なり、裾や眉毛なども丁寧にあたってくれる。
帰途はちょっと歩数を稼ごうと遠回りをしてウォーキング。こちらは、通りすがりの空き地に稔っていたマンリョウである。この実を間近に見ると、年も押し詰まったと感じるね。
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