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📷2022年2月21日:トウゴクサバノオ、キンポウゲ科シロカネソウ属の二年草だ。 (クリックすると大きな画像が表示されます。{戻る}ボタンを押すと元のページに復帰します) |
さまざまな思いを、多くの人々の脳裡に焼き付け北京五輪が終わった。
しかし、あのフィナーレの映像が流れたとき、これだけは勘弁してほしいと思った文字がVRで映し出された。
「One World, One Family」
言葉としては美しい。その意味するところにも何の異論はない。
ただね、穿った見方をするとだよ、このフレーズをスローガンとした主体がナニモノであったかという所に思いを致すと、諸手を挙げて賛同の意を表することなど出来はしないよ。
誰のもとに一つになるの? ビミョ~だよ、この表現って! 透けて見えるよ、その心底が!
閑話休題。
三株ほど頂戴したトウゴクサバノオ(東国鯖の尾)なのだが、来着時に一株を除いてあまり元気とは言えない状態だった。
その一株が、たなごころに、しっかりと滴を受け止めている。
朽ちていく葉もあれば、萌してくる子葉もある。確かに、難しい時期ではある。
この時期、それほど水遣りなど必要ないのかも知れないね。
表面は乾いていても、鉢の深部まで水涸れになっていることなど滅多に無いないと言うのに、強迫観念に支配された猫の額の庵主は、厳寒の真冬でも追い立てられるように水遣りに勤しむ。
結句、大切な山野草を何度死地へと追いやってしまったことか・・・。
キクザキイチゲと水滴とのコラボ、そこには何が見えているのかな?
イチゲの心底? 撮る側の心根?
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📷2022/2/21 ほらっ、その水滴の向こうに、春が見えるかい。 (クリックすると大きな画像が表示されます。 {戻る}ボタンを押すと元のページに復帰します) |
📷2022/2/21 白い花びらの純な気持ちが、その滴の一つひとつに投影されて・・・。 (クリックすると大きな画像が表示されます。 {戻る}ボタンを押すと元のページに復帰します) |
見えざるものが見える、そんなことってだってあるんだよ。
何度となく撮っているスカビオサだって、今日は異なる表情を見せてくれた。
📷2022年2月21日:今日の君は、昨日の君とは別人のようだよ!
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