◆自由な投句箱/花冠発行所◆

主宰:高橋正子・管理:高橋句美子・西村友宏

●デイリー句会投句箱/10月1日~10日●

2014-10-10 10:03:16 | Weblog
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今日の秀句/10月1日-10日

2014-10-10 06:52:00 | Weblog
[10月10日]
★友ありて栗の旨煮を届らる/河野啓一
栗の旨煮ができたからと届けてくれる友人がいる幸せ。季節のものを差し出してくれる、心遣いと温かさがうれしい。(高橋正子)

[10月9日]
★木犀のひともし頃の香をあびし/小口泰與
木犀が咲くころの「ひともし頃」は、うすら寒さが加わって、人恋しく思うころだ。そんなときに、木犀の甘い香りを浴びて佇むのは、とても人間らしい、よい時間と思える。(高橋正子)

[10月8日]
★十三夜読み残したる書を開く/福田ひろし
十三夜の美しい夜の静かさが、読み残している書を開かせた。読み進む本の一字一句がしっかりと身に沁みこんだことであろう。(高橋正子)

★カットして振り向くときの秋日濃し/川名ますみ
髪をカットすると、気持ちもすっきり、新鮮になる。美容院から外に出て、振り返ると秋日の色さえも、濃く目に映る。読み手には、秋日の濃さと黒髪とが、印象付けられる。(高橋正子)

[10月7日]
★ことごとく刈田となりて嵐待つ/多田有花
稲を刈り取ったあとの刈田には、整然と稲株が並ぶ。どの田も刈田となって、遅がけの台風を神妙に待ち受けている感じだ。(高橋正子)

[10月6日]
★青き香を残して暮るる刈田道/佃 康水
夕暮れの刈田の道を歩くと、稲藁の「青き匂い」がする。青き匂いのする刈田は、たわわに稔った稲穂が刈られて間もない田で、広々と、また、さびしくも思う田だ。夕暮れは、ことに刈田の匂いが心に沁みるものだ。(高橋正子)

★古き事みな懐かしき鰯雲/小西 宏
鰯雲の広がり、流れていく様子を見るにつけ、懐かしく思うことがいろいろと心に浮かぶ。過ぎ去った古いことが。うっすらと懐かしく思えるのは、歳月へのいつくしみの深さでもあるのだろう。(高橋正子)

[10月5日]
★ コスモスは楚々と佇むそれでよし/福田ひろし
コスモスは多くの人に好まれ、それだけ俳句にも多く詠まれているが、このように詠んだ句は、めずらしく潔くて気持ちがよい。「楚々と佇む」だけでよい、のが何よりだ。(高橋正子)

★稲刈りの直後に藁の香り来る/高橋秀之
稲を刈るまではそれほど藁の香りがしないが、稲を刈ると鋭いほど藁の匂いしてくる。紛々と香る藁の匂いはいいものだ。(高橋正子)

[10月4日]
★山葡萄目の前に置き深い空/迫田和代
山葡萄の色は、絵に描きとどめたいほど豊かで、西欧的な色彩だ。青、紫、うすい水色など様々な色合いが美しい。それが目の前にして見る深い秋空がは、山葡萄のよい背景だ。(高橋正子)

★繋がってとんぼう空の彼方へと/内山富佐子
繋がって空を飛んでゆくとんぼを見れば、童話的な世界が広がる。とんぼは繋がって遠くの空へゆく。やさしく、温かく、かわいらしい。そして少し哀しみがある。(高橋正子)

[10月3日]
新美南吉の故郷
★秋晴れの童話の里は花の里/黒谷光子
新美南吉の童話と言えば、「ごんぎつね」を思い出す。童話に限らず、文学作品には作者の育った土地の風景が大きく景況を及ぼしている。その土地を訪ねれば、そこに童話の世界があって、不思議ではない。(高橋正子)

 中宮寺菩薩観音像
★斑鳩のやさしき視線秋の旅/古田敬二
秋の斑鳩はしっとりと落ち着いた印象だろうと思う。そんな雰囲気にあって、中宮寺の弥勒菩薩の微笑みにも似た視線がことにやさしく感じられた。(高橋正子)

[10月2日]
★新走りそば屋ののれん風はらみ/小口泰與
新走りの酒を飲みながら蕎麦をすする。なかなか粋だ。蕎麦屋の暖簾は秋風がはらんで時折膨れる。哀愁もある。(高橋正子)

★紀の国に来て夕焼けの柿を見る/古田敬二
紀の国は、蜜柑でも知られるが、柿もたくさん出荷されている。柿の産地に来て、夕焼けに映えるたくさんの柿の実に、古き良き日本の昔が重なるように思える。(高橋正子)

[10月1日]
★豊漁のしるしや巨き鱗雲/河野啓一
空に大きく広がる鰯雲を見ていると、大海原を泳ぐ鰯にも似て、豊漁が約束されているように思う。明るく、楽しい気持ちにさせてくれる鰯雲だ。(高橋正子)

★秋高し寺の柱の確かさよ/福田ひろし
「秋高し」によって、寺の柱のまっすぐ、ゆるぎなく立っている様子がはっきりとイメージできる。空は高く澄み、寺の柱はどっしりとして「確かな風景」だ。(高橋正子)
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10月1日-10日

2014-10-10 06:48:11 | Weblog
10月10日(4名)

●河野啓一
友ありて栗の旨煮を届らる★★★★
栗の旨煮ができたからと届けてくれる友人がいる幸せ。季節のものを差し出してくれる、心遣いと温かさがうれしい。(高橋正子)

柿の赤小鳥にまかせ残り福★★★
青空に梢を抜けて百舌鳥の声★★★

●小口泰與
秋ばらや我が大腸の襞の美(は)し★★★
大腸のポリープ二たつ秋の昼★★★
胃カメラのすすっと透り今年酒★★★★

●桑本栄太郎
坂道の土手に風吹き芒の穂★★★★
草の穂や湿りふふみて風の吹く★★★
ひと眠りして起きみれば秋の雨★★★

●福田ひろし
秘境への峠に立てば風冷ゆる★★★
峠道眼下に稔り田輝ける★★★★
秋桜茅葺きの家の床光る★★★

10月9日(3名)

●小口泰與
木犀のひともし頃の香をあびし★★★★
木犀が咲くころの「ひともし頃」は、うすら寒さが加わって、人恋しく思うころだ。そんなときに、木犀の甘い香りを浴びて佇むのは、とても人間らしい、よい時間と思える。(高橋正子)

水澄むや赤むらさきの赤城山★★★
夕紅葉そびら奇岩の妙義山★★★

●桑本栄太郎
中腹の白き十字架秋の嶺★★★
黄金なる田と競いけり泡立草★★★
天心の雲に滲むや十三夜★★★★

●古田敬二
栗笑んで明日にも零れる輝きに★★★★
 円空仏
鉈跡の口元優し秋の旅★★★
句に悩む半跏思惟像秋の旅★★★

10月8日(7名)

●小口泰與
新走り浅間山(あさま)を控う佐久の鯉★★★
密やかに鮎下りける魚道かな★★★★
秋の野の貨物列車の汽笛かな★★★

●福田ひろし
新蕎麦やのぼりを揺らし市電過ぐ★★★

十三夜読み残したる書を開く★★★★
十三夜の美しい夜の静かさが、読み残している書を開かせた。読み進む本の一字一句が新鮮に身に沁みこんだことであろう。(高橋正子)

新蕎麦の老舗の墨痕豊かなり★★★

●小西 宏
水道の水に秋染む東空★★★
風に落ちし泥団栗を手に拭う★★★★
秋の陽の芝生に猫の背のやわし★★★

●河野啓一
秋高し輝く青きダイオード★★★
幟揺れて今日はコスモスフェスタかな★★★★
丘の辺に咲き乱れたる秋桜★★★

●桑本栄太郎
咲き乱れキバナコスモス更に黄を★★★
破蓮となりて拡がる池の空★★★★
うす黄葉家路のバスの迂回かな★★★

●古田敬二
彼岸花古びし土塀に沿いて咲く★★★
秋高し塔の九輪を数え見る★★★★
法隆寺苔の中より彼岸花★★★

●川名ますみ
秋日和指に毛先を巻けば撥ぬ★★★
鰯雲切りし毛先のどこへとも★★★

カットして振り向くときの秋日濃し★★★★
髪をカットすると、気持ちもすっきり、新鮮になる。美容院から外に出て、振り返ると秋日の色さえも、濃く目に映る。読み手には、秋日の濃さと黒髪とが、印象付けられる。(高橋正子)

10月7日(4名)

●多田有花
ことごとく刈田となりて嵐待つ★★★★
稲を刈り取ったあとの刈田には、整然と稲株が並ぶ。どの田も刈田となって、遅がけの台風を神妙に待ち受けている感じだ。(高橋正子)

コスモスを吹き倒してや嵐去る★★★
嵐去り雲無き空に夜半の月★★★

●小口泰與
暖求め葉月の蝶の渡りけり★★★
樫鳥や風を孕みし御神木★★★
竜胆や風の集まる蓼科湖★★★★

●内山富佐子
秋日溜め桜葉紅くなりにけり★★★★
足指の爪を切る音長き夜★★★
今宵またあの蟋蟀が独り鳴く★★★

●桑本栄太郎
干上がりて舟の岸辺や秋の川★★★
アパートの街の田中や案山子翁★★★
飛行機の機影伊丹へ秋入日★★★★

10月6日(7名)

●小口泰與
一閃の風の芒の利根川原★★★★
撫子や漆塗りなる加賀食器★★★
朝冷や棚田の空に鳶の笛★★★

●河野啓一
予報円進路気になる秋台風★★★★
キウイ苗植えんと場所を探しおり★★★
秋深し鄙の寺にも人影が★★★

●佃 康水
選手リレー声援止まぬ運動会★★★
刈る音へ俄に群るる稲雀★★★

青き香を残して暮るる刈田道★★★★
夕暮れの刈田の道を歩くと、稲藁の「青き匂い」がする。青き匂いのする刈田は、たわわに稔った稲穂が刈られて間もない田で、広々と、また、さびしくも思う田だ。夕暮れは、ことに刈田の匂いが心に沁みるものだ。(高橋正子)

●桑本栄太郎
見上げいる雨の梢や庭紅葉★★★
殻のまま枝に開きし椿の実★★★★
風音の咆哮となり野分来る★★★

●小西 宏
古き事みな懐かしき鰯雲★★★★
鰯雲の広がり、流れていく様子を見るにつけ、懐かしく思うことがいろいろと心に浮かぶ。過ぎ去った古いことが。うっすらと懐かしく思えるのは、歳月へのいつくしみの深さでもあるのだろう。(高橋正子)

台風往きあっけらかんと富士の山★★★
燦然と丘に陽のある枯れ薄★★★ 

●古田敬二
法隆寺静かに秋の始まれり★★★★
講堂を風通り行く彼岸花★★★
彼岸花の直線揺らし列車行く★★★

●福田ひろし
荒天の一気に晴れて城は秋★★★★
一仕事済ませ一息秋高し★★★
老犬や桜紅葉に脚取られ★★★

10月5日

●小口泰與
草紅葉利根の川風秀でけり★★★
朝冷や赤城山(あかぎ)は裾野美しき★★★★
本堂の悟りの窓や曼殊沙華★★★

●桑本栄太郎
錦木の咲くがごとくの紅葉かな★★★
金木犀枝の容に散りにけり★★★
ベランダの蔓の末枯れ天青し★★★★

●黒谷光子
白萩の傾るる庭の石組に★★★
ほのと黄を兆して土手の泡立ち草★★★
川の辺の熟れては落つる棗の実★★★★

●福田ひろし
野分去り床のひんやり心地良し★★★

コスモスは楚々と佇むそれでよし★★★★
コスモスは多くの人に好まれ、それだけ俳句にも多く詠まれているが、このように詠んだ句は、潔くて気持ちのよい。「楚々と佇む」だけでよい、のが何よりだ。(高橋正子)

野分過ぎ季節は二コマ進みけり★★★

●高橋秀之
稲架を組む都会の中の一枚田★★★
稲刈りの単調なれどよきリズム★★★

稲刈りの直後に藁の香り来る★★★★
稲を刈るまではそれほど藁の香りがしないが、稲を刈ると鋭いほど藁の匂いしてくる。紛々と香る藁の匂いはいいものだ。(高橋正子)

10月4日

●小口泰與
あけぼのの稲田の空に鳶の笛★★★★
ばさと落つ熟柿や鴉牛舎へと★★★
カーテンの靡くや浅間山(あさま)さわやかに★★★

●迫田和代
天災の川べりに揺れる芒かな★★★
山葡萄目の前に置き深い空★★★★
山葡萄の色は、絵に描きとどめたいほど豊かで、西欧的な色彩だ。青、紫、うすい水色など様々な色合いが美しい。それが目の前にして見る深い秋空がは、山葡萄のよい背景だ。(高橋正子)

生姜湯で遠い日想ういろいろと★★★

●多田有花
食欲の秋と思いし空腹を★★★
秋雲の上を飛行機西へゆく★★★
アパートの前で秋果を集め売る★★★★

●河野啓一
月包み秋の夕焼けあかあかと★★★★
秋まきの用意終わりしプランター★★★
大和路や柿畑低き背丈低かな★★★

●黒谷光子
乗換えてまた乗換えて秋の旅★★★★
ゆるやかに土手はくねりて彼岸花★★★
彼岸花百万本とう土手を行く★★★

●桑本栄太郎
朴の葉の白く舗道へ秋日照る★★★
木蓮のうすきみどりや秋芽吹く★★★★
彷徨えるように旅立ち穂絮飛ぶ★★★

●内山富佐子
繋がってとんぼう空の彼方へと★★★★
繋がって空を飛んでゆくとんぼを見れば、童話的な世界が広がる。とんぼは繋がって遠くの空へゆく。やさしく、温かく、かわいらしい。そして少し哀しみがある。(高橋正子)

待ち合わせ金木犀の前に立つ★★★
 御嶽山噴火
一瞬の生死の境九月過ぐ★★★

10月3日

●小口泰與
敗荷や赤城山(あかぎ)は風を育みて★★★★
月代やぐい飲みに早酒満たす★★★
夕さりの赤城山(あかぎ)の風の芒かな★★★

●河野啓一
啼けよ啼け灰に埋もれし紅葉かな★★★
紙ヒコーキ秋野に飛ばし山を見る★★★★
栗載せて甘き香りのケーキかな★★★

●桑本栄太郎
十月の梢色づく青天に★★★★
コスモスの野風まかせの夕日かな★★★
彩をなす学校花壇や秋の園★★★

●黒谷光子
新美南吉の故郷
秋晴れの童話の里は花の里★★★★
新美南吉の童話と言えば、「ごんぎつね」を思い出す。童話に限らず、文学作品には作者の育った土地の風景が大きく景況を及ぼしている。その土地を訪ねれば、そこに童話の世界があって、不思議ではない。(高橋正子)

白木槿南吉生家の傍に句碑★★★
彼岸花童話の里の土手埋める★★★

●川名ますみ
うっすらと傷そだており青蜜柑★★★
浅き傷ありてやさしき青蜜柑★★★★
空と雲ばかりを話し青蜜柑★★★

●古田敬二
 中宮寺菩薩観音像
斑鳩のやさしき視線秋の旅★★★★
秋の斑鳩はしっとりと落ち着いた印象だろうと思う。そんな雰囲気にあって、中宮寺の弥勒菩薩の微笑みにも似た視線がことにやさしく感じられた。(高橋正子)

斑鳩の微笑みに会う秋の旅★★★
目に口に微笑み菩薩秋の旅★★★

10月2日

●小口泰與
山の風荒草の露一閃す★★★
新走りそば屋ののれん風はらみ★★★★
新走りの酒を飲みながら蕎麦をすする。なかなか粋だ。蕎麦屋の暖簾は秋風がはらんで時折膨れる。哀愁もある。(高橋正子)

蜻蛉や荒草あふる里の畑★★★

●古田敬二
紀の国に来て夕焼けの柿を見る★★★★
紀の国は、蜜柑でも知られるが、柿もたくさん出荷されている。柿の産地に来て、夕焼けに映えるたくさんの柿の実に、古き良き日本の昔が重なるように思える。(高橋正子)

青空と実りの色と彼岸花★★★
柿畑を抜け来る風にまどろめり★★★

●佃 康水
朝刊を胸に抱きて金木犀★★★
軽トラにつぎつぎ籾を運ばるる★★★★
青き香や刈田一面薄みどり★★★

●桑本栄太郎
青桐の房の実翳す秋日かな★★★
背の高き風の紫苑や丘の畑★★★
鉄柵を越えて揺れけり萩は実に★★★★

●小西 宏
栗毬の空洞なおも輝かし★★★★
庭生りの栗とどけられ渋皮煮★★★
秋の蚊を斬らんと欲す太刀をもて★★★

10月1日

●小口泰與
産土の端山の川や曼珠沙華★★★
あけぼのの浅間定かや稻雀★★★★
我が犬といのち共にや秋の川★★★

●河野啓一
色づきし木の葉舞いおるベンチかな★★★
豊漁のしるしや巨き鱗雲★★★★
空に大きく広がる鰯雲を見ていると、大海原を泳ぐ鰯にも似て、豊漁が約束されているように思う。明るく、楽しい気持ちにさせてくれる鰯雲だ。(高橋正子)

毬栗をそっと拾うて篭に受け★★★

●多田有花
猪の走りゆく音朝の森★★★
酔芙蓉空の青さの極まれり★★★★
名も知らぬ人と挨拶秋うらら★★★

●福田ひろし
金木犀十字十字の落花かな★★★
秋高し寺の柱の確かさよ★★★★
「秋高し」によって、寺の柱のまっすぐ、ゆるぎなく立っている様子がはっきりとイメージできる。空は高く澄み、寺の柱はどっしりとして「確かな風景」だ。(高橋正子)

彼岸花無縁の墓を囲みたり★★★

●桑本栄太郎
見上げいる天に梢や銀杏黄葉★★★
稲架竹の古び仕舞わる土の壁★★★
来て見ればすでに野風の刈田かな★★★★

●小西 宏
池の面に雲ゆるやかや松手入れ★★★
小粒なる木の実を空にハナミズキ★★★★
木にありて金木犀のただ匂う★★★

●古田敬二
栗拾う遠くに汽笛鳴りにけり★★★★
双塔の十字架高しいわし雲★★★
双塔の十字架秋の夕陽指す★★★
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