◆自由な投句箱/花冠発行所◆

主宰:高橋正子・管理:高橋句美子・西村友宏

自由な投句箱/2月11日~2月20日

2025-02-12 09:58:07 | Weblog
※当季雑詠3句(春の句・冬の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。 
    
     🍊🍊🍊 🍊🍊🍊 🍊🍊🍊 🍊🍊🍊 🍊🍊🍊
      今日の俳句『現代俳句一日一句鑑賞』(髙橋正子著)より
   右端に🌸の印が付いている句は、(現)または(元)花冠会員の句
   名前の右端に🍁の印が付いている句は、花冠に縁の深い方の句
2月20日
★下萌えに声交わし合う草野球    小西  宏 (こにし ひろし)🌸
2月19日
★ものの芽の一歩も退かぬ出のかまえ 野田 ゆたか(のだ ゆたか)🌸
2月18日
★立山の其の連峰の雪気水      高濱 虚子(たかはま きょし)
2月17日
★鞦韆は漕ぐべし愛は奪うべし    三橋 鷹女(みつはし たかじょ)
2月16日
★春光を残して庭師帰りけり     林 緑丘(はやし りょくきゅう)🌸
2月15日
★老いながら椿となって踊りけり   三橋 鷹女(みつはし たかじょ)
2月14日
★春光の角を打ち延べ板金工     野田 ゆたか(のだ ゆたか)🌸
2月13日
★美しき春日こぼるる手をかざし   中村 汀女(なかむら ていじょ)
2月12日
★春雷や胸の上なる夜の厚み     細見 綾子(ほそみ あやこ)
2月11日
★春嵐鳩飛ぶ翅を張りづめに     橋本 多佳子(はしもと たかこ)
コメント (55)
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今日の秀句/2月11日~2月20日

2025-02-12 09:56:57 | Weblog
2月20日(3句)
    
★春夕日手を振り合って下校の子/上島祥子
春の夕日を背景に、下校の子供たちが互いに手を振り合って「さよなら」をいう時。子どもたちの楽しかった一日の終わりを温かく詠んでいる。(髙橋正子)

★放つ手に温もり残し鴨空に/土橋みよ
鴨を抱いて、空へ放したのでしょう。手にはまだ鴨の体温が残っている感じがしている。鴨との別れ難さが鴨の温みによって感じられる。(髙橋正子)

★桟橋の静かに朽ちる春浅し/弓削和人
春浅い桟橋にはひたひたと水波が寄せている。木の桟橋は、静かに朽ちていくのだろう。湖面と桟橋のたたずまいが趣深く詠まれている。(髙橋正子)

2月19日(1句)

★庭の木へ春日を与え鳥与え/小口泰與
庭の木が春日にかがやき、小鳥を止まらせている。だれがそうさせてくれたのか。その「誰・何」を思って見る、ちょっと詩のような俳句。(髙橋正子)

★福寿草苔むす野仏傾けり/森下朋子
野仏は苔むして、傾くようになっている。その裾には福寿草が咲いている。その自然なたたずまいが落ち着いて気持ちにさせてくれる。(髙橋正子)

2月18日(2句)

★未だその気貌にあらざり残り鴨/桑本栄太郎
「未だその気貌にあらざり」は、春になって北国へ帰ろうとする様子が身形や貌に現われていない。ちっとも帰る気配がない残り鴨の様子。こういう鴨も、ある日突然別れも言わず、素振りも見せず飛び立つのだ。(髙橋正子)

★白梅の一輪明るき空の下/上島祥子
白梅が明るい空の下に一輪咲いている。さきがけて咲く梅一輪の明るさが素直に詠まれている。(髙橋正子)

2月17日

該当句無し

2月16日(1句)

★春寒を支える雪の屋根ばかり/弓削和人
春は名ばかり。冬から春へと行きつ戻りつする季節の移り変わりが「春寒」と「雪の屋根」で表されている。「雪の屋根」には冬の忍耐と静寂がイメージされる。そんな冬が下支えする春の寒さがある。(髙橋正子)

2月15日(1句)

★朝に日に浅間は白し梅の花/小口泰與
「朝に日に」は「あさにけに」と読み、意味は「朝に昼に、いつも」。
浅間山は作者の住むところから、朝に昼に見え、いつも白く雪を冠っている。梅の花も咲いている。冠雪の浅間山の白さと梅の白さが通いあっているのがいい。(髙橋正子)

2月14日(2句)

★工事用宿舎の庭や猫の恋/廣田洋一
おかしみのある句。工事用宿舎の庭と言う男っぽく、殺風景なところを、あたりかまわぬ恋猫がニャーニャー鳴きながら通り過ぎる。笑ってしまう。(髙橋正子)

★梅咲きて新しい手帳買い求む/土橋みよ
梅が咲いて、作者は明るく、清々しい気持ちになったのだろう。手帳を新しく買い求め、新しく何かを書こうとしている。梅が開く、春の先駆けの時期の明るく前向きな気持ちがよく出ている。(髙橋正子)

2月13日(1句)

★土手の道ふわと踏みたる春の草/廣田洋一
土手の道を歩いていて、足元にふわとした感触を得た。やわらかく萌え出た春の草を踏んだのだ。春の訪れをさりげなく喜んでいるのがいい。(髙橋正子)

2月12日(2句)

★二月早や明るきうちに夕餉とす/多田有花
「二月早や」に日々日脚が伸びている驚きが表現されている。ついこの前までは、5時、6時の夕飯時は暗かった。いまは明るくなっている。単にそのうれしさ。(髙橋正子)

 近鉄小坂駅
★駅前に鉢植えならべ菜の花忌/桑本栄太郎
2月12日は作家司馬遼太郎の忌日で、彼が菜の花がすきだったことから、この日を菜の花忌と呼んでいる。「菜の花忌」と呼ばれる忌日は、丈草(旧暦)など他にもあるが、この句では、司馬遼太郎。駅前に明るい花鉢が並んでいて、菜の花忌に相応しいと思った作者がいる。(髙橋正子)

2月11日(1句)

★あけぼのの風豊かなり冴返る/小口泰與
上州の冴返るあけぼのであるにも関わらず、「風豊かなり」と感じている作者の心境がいい。(髙橋正子)
コメント (11)
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2月11日~2月20日

2025-02-12 09:53:26 | Weblog
2月20日(6名)

小口泰與
古語辞典割って楽しも春の夜★★★
星飛ぶや我が産土は四方山★★★★
「星飛ぶ」は、秋の季語です。(髙橋正子)
春の沼水面へ鳥の急降下★★★

多田有花
<兵庫津を歩く>
菜の花の沖を北前船がゆく★★★★
<横溝正史生誕地>
浅春やメビウスの輪の絡み合う★★★
風の音高まる夜なり余寒なお★★★

上島祥子
春昼や甍眩しく空の青★★★★
春夕日手を振り合って下校の子★★★★
流行のスカート短く春の雪★★★

桑本栄太郎
木々の枝の剪り口白し冴返る★★★
剪定を終えて並木のちんちくりん★★★
頑なに赤きつぼみや丘の梅★★★

土橋みよ
放つ手に温もり残し鴨空に★★★★
鴉去り雀さざめく冬の庭★★★

弓削和人
桟橋の静かに朽ちる春浅し★★★★
ねじれ松春雪を積みなおねじれ★★★

湖の果白鳥二羽の湖上翔ぶ(原句)
湖の果白鳥二羽の湖を翔ぶ(正子添削)
湖の果の景色なのに、「湖上」が強調され、近影として目に映ります。それで「湖上」を「湖(うみ)」としました。(髙橋正子)

2月19日(6名)

(今日から森下朋子さんが参加されます。よろしくお願いします。髙橋正子)
小口泰與
山風に耐えてほかほか春の木木★★★
写真機に振り回されし春野かな★★★
庭の木へ春日を与え鳥与え★★★★

廣田洋一
春の川大口開ける鯉の群★★★
残り鴨数を増やせり街の川★★★
鯉の列横に見ながら春の鴨★★★

森下朋来子
お地蔵の傾くもすそに福寿草(原句)
お地蔵の傾きもすそに福寿草(正子添削)

福寿草苔むす野仏傾きて(原句)
福寿草苔むす野仏傾けり(正子添削) 

サァ散歩老犬老女山笑う(原句)
サァ散歩老犬老女に山笑う(正子添削)

桑本栄太郎
春の夢きみの面影いま一度★★★
今朝もまた戸外真白や春の雪★★★
晴れいても路面濡れ居り風花す★★★

多田有花
<兵庫津を歩く三句>
おかげさまなり二月の七福神★★★
早春の兵庫を巡りオムライス★★★
春陽さす高田屋嘉兵衛の店跡に ★★★

弓削和人
白鳥のつがい湖畔の春を告ぐ★★★
春寒の渚の澄みて湖の砂
「渚の澄みて」と「湖の砂」との関係は?(髙橋正子)

雪間より根の黒ぐろと隠れけり
「隠れけり」は何が隠れているのですか。(髙橋正子) 

2月18日(5名)

小口泰與
山川へ朝日を与え百千鳥★★★
早も来て三國峠や帰る雁★★★
木木の芽や園児の声の数多なる★★★★

土橋みよ
枯葉舞う中に一羽の冬ツグミ
「枯葉」は冬の季語なので、「冬ツグミ」は「ツグミ」だけにします。
枯葉舞う中に一羽のツグミいて(正子添削)

 下野国一社八幡宮
二羽の鴨温もり残し寒の空
「鴨」は冬の季語です。「寒の空」と季節が重なりますので、これは避けましょう。「温もり」はどこに残っているのでしょうか。鴨はどこにいるのでしょうか。(髙橋正子)

多田有花
 <能福寺・兵庫大仏>
二月空背負い大仏の座せり★★★
 <神戸事件・滝善三郎墓所>
春浅き国を守りし命かな★★★
 <平清盛墓所>
平相国廟みな春の夢と消え★★★

桑本栄太郎
コキコキと竹林騒ぐ余寒風★★★
未だその気貌にあらざり残り鴨★★★★
老いて尚矜持のつぼみ梅古木★★★

上島祥子
歳時記のカバー改め涅槃の日★★★
月命日遅れる知らせ涅槃の日★★★
白梅の一輪明るき空の下★★★★

2月17日(5名)

小口泰與
春の沼梢に二羽の翡翠よ★★★
日を受けて紅ばらの紅褪せにけり★★★
春の雪遊び遊びて消えにけり★★★

多田有花
<兵庫津を歩く三句>
春淡き七福神へ詣でけり★★★
法皇の愛でし大輪田泊の春★★★
春空へ聳ゆ清盛塚仰ぐ★★★

桑本栄太郎
こつ然と帽子剥ぎ取る春疾風★★★
廃校を報すポスター冴返る★★★
たぷたぷとさざ波寄する春の池★★★

廣田洋一
見て見てと白さを誇る梅の花★★★
声残し二羽の鶯飛び去りぬ★★★
バックヤード雪崩を誘うスキーヤー★★★

土橋みよ
見上げればツグミの影や冬の葉よ
「冬の葉」は具体的にはどんな葉でしょうか。
また、「ツグミの影や」と切れ字の「や」に詠嘆の気持ちがあります。「冬の葉よ」の「よ」にも詠嘆の気持ちがあります。どちらを主として言いたいのでしょうか。(髙橋正子)

  下野国一社八幡宮
奉納の鳥舞い立ちぬ霞立ち★★★

2月16日(5名)

小口泰與
片翅を鮮やかに立て春翡翠★★★
朝夕の浅間よろしき春の雪★★★
赤城より木木を鳴かすや春疾風★★★

廣田洋一
白き雲棚引きており春の空★★★
最後の鶯餅を買いにけり★★★
うららかや順番待ちの滑り台★★★

多田有花
 <兵庫津を歩く>
春めくプロムナード六甲連山遥か★★★
 <ノエビアスタジアム神戸二句>
開幕を待つ早春のスタジアム★★★
春早し二冠のカップ飾りおり★★★

桑本栄太郎
春光の煌めき降りぬ大原野★★★
春耕の媼もんぺや畑仕事★★★
集落の甍まぶしき春日かな★★★

弓削和人
残雪や闇路のさきにつづきおり★★★★
春寒を支える雪の屋根ばかり★★★★
つきぐもり田沢湖のみの道しるべ★★★

2月15日(6名)

小口泰與
一枝より春翡翠の果敢なり★★★
朝に日に浅間は白し梅の花★★★★
卓袱台に若き娚や春の夕★★★

廣田洋一
堰落ちる水の細きや冴え返る★★★
恋猫やまたも破れて縁側に★★★
スノーボード知らずに起こす雪崩かな★★★

弓削和人
凍返るそっと晴間の憩いかな★★★
鷹化して鳩となる日の出羽の明け★★★
白きもの羽織り啓蟄眠りおり★★★

桑本栄太郎
集落の甍きらめき風光る★★★
前掛けの媼もんぺや春の畑★★★
こぼこぼと泡の芥や春の堰★★★

土橋みよ
梅咲いて程村紙に筆初めし★★★
梅咲いて俳句求める旅始む★★★
  草津温泉旅行(にて)→「にて」を省いた方が前書きがすっきりします。

春霞にモルゲンロートの溶けゆけり(原句)
春霞モルゲンロートの溶けゆけり(正子添削)

多田有花
 兵庫津を歩く三句
春暁海辺のハイキングに向かう★★★
うららかや古き車両の顔を見る★★★
春浅き空を映せる兵庫運河(原句)
「兵庫運河」の「兵庫」がどのくらい効いているか、です。そこがおしい。(髙橋正子)

2月14日(4名)

小口泰與
朝な朝な春翡翠の沼へ来し★★★
ものの芽や我を育てし幾山河★★★
絶え間なき犬の遠吠え朝まだき
季語がある方がいいと思います。(髙橋正子)

廣田洋一
まず一献鱵の刺身当てにして★★★
工事用宿舎の庭や猫の恋★★★★
駅前の托鉢僧や冴え返る★★★

土橋みよ
梅開くメールを辞めて筆を持つ(原句)
この句のよいところは、「梅開く」と「筆を持つ」です。俳句は短いので「今」を読みます。「メールを辞めて」は、読み手に想像させます。この句では、無駄な表現になります。(髙橋正子)

梅咲きて新しい手帳買い求む★★★★

梅咲いて言の葉紡ぐ旅始む(原句)
「言の葉紡ぐ旅」は読み手にはよくわかりませんので、それが何かを率直に言うのがいいです。(髙橋正子)

桑本栄太郎
西山の谷のあたりやはだれ雪★★★

紅梅のつぼみふふまる真紅かな
「ふふまる」はこれでよろしいですか。(髙橋正子)

春宵の茜のこりぬ嶺の端に★★★

2月13日(6名)

小口泰與
山門へ一礼するや犬ふぐり★★★

戸に出づや天煌煌と朝月夜(原句)
戸を出づや天煌煌と朝月夜(正子添削)

沼の水さらさら鳴いて蕗の薹★★★

廣田洋一
残る鴨小さき鴨の揃いおり★★★
土手の道ふわと踏みたる春の草★★★★
大鱵釣り上げし子の自慢顔★★★

多田有花
春満月レグルス歩みを進めおり★★★
東向き墓は春陽を浴びて立つ★★★
バレンタインお茶うけにハートのチョコレート★★★

土橋みよ
梅咲いてメールを辞めて電話断つ
梅が咲いたとき、メールや電話を断って、楽しいことや気づいたこと、驚いたことなどありましたか。それを句に詠むとよいのではないででょうか。
 
透き通るヤリイカ添えて冬の膳(原句)
透き通るヤリイカのある冬の膳(正子添削)
目の前の事物をしっかり写生すると、読んだときその情景が目に見えるようなります。(髙橋正子)

冬嵐枝は揺れども鳥澄ます(原句)
「揺れども」の「ども」は理由や理屈を言ってしまうことになるので、避けましょう。(髙橋正子)
冬嵐揺れいる枝に鳥が澄み(正子添削)

桑本栄太郎
夜もすがらおらび声聞く春一番★★★
残雪のいまだ見え居り峰の谷★★★
樹木ごと大きく揺るる春疾風★★★

弓削和人
房総の春一番を受けて発つ★★★
たちまちに雲の間よりの春一番★★★
春一番開けたる眼を探しけり★★★ 

2月12日(6名)

小口泰與
春の日の当たる方へと雀達★★★
庭に来る雀数多や春夕日★★★
一十の雀集うや春の庭★★★

廣田洋一
能登の町白一色に冴え返る★★★
春の雪予報通りに積りけり★★★
山裾の温泉宿や通雪崩★★★

土橋みよ
花手水悴む手よりすり抜ける★★★★
流れ来る淡き光や冬渡良瀬★★★
酒粕に砂糖一振り寒の朝★★★

多田有花
二月早や明るきうちに夕餉とす★★★★
ちくわ切る丸き形の並ぶ春★★★
予定表に抜けのありけり春の雨★★★

桑本栄太郎
くもりいて雨かみぞれか春浅し★★★
<近鉄小坂駅>
駅前に鉢植えならべ菜の花忌★★★★
咲きそろうカランコエとや室の花★★★

弓削和人
残寒やぬくとき室にアイス欲し★★★
「ぬくとき」は「温とい」の連体形。「ぬくとき室」は「あたたかい部屋(あたたかく心地良い部屋」の意味。主に関西地方で使われる。(髙橋正子)

安濃津に帰りて診てり二月雪(原句)
安濃津に帰りて見たり二月雪(正子添削)
雪を「診る」と使うのは少し疑問があります。
「安濃津」は「津」市の古称。
「二月雪」は「にがつせつ」あるいは「にがつのゆき」と読ませます。(髙橋正子)
湖の靄に毀れる二月の陽★★★★

2月11日(5名)

小口泰與
あけぼのの風豊かなり冴え返る★★★★
朝日差す春の榛名へ鳥向かう★★★
早春の冷気浴びけり沼の端★★★

廣田洋一
曲がりたる松の木切りて建国の日★★★
庭石の白々として春寒し★★★
電車もバスも閉じ込め春の雪★★★

多田有花
翩翻と日章旗あり建国日★★★
口中に二月のチョコレート溶ける★★★
サイドミラーに早春の光あり★★★

桑本栄太郎
恐るおそる凍道歩く散歩かな★★★
へんぽんと建国の日の日章旗★★★
楽をなしトタン屋根より雪解水★★★

土橋みよ
吹かれゆく我が影長し矢場の冬★★★
しもつかれ温まりゆく里の冬★★★
「しもつかれ」は北関東の郷土料理なのですね。(髙橋正子)

焼き芋の立ち上る湯気ガラス越しに★★★

コメント (8)
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