晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
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【京都】 山科 宮道神社と百人一首歌碑「名にし負はば 逢坂山のさねかづら・・・」三条右大臣

2015年05月02日 | 平安あれこれ
 4月下旬の京都旅行でのこと。

京都市山科区にある勧修寺を訪ねたのち、
隣接する宮道神社をお参りしました。



勧修寺(かじゅうじ)の南に、
日本武尊(やまとたけるのみこと)とその子・稚武王(わかたけおう)、
宮道弥益と列子、列子の夫・藤原高藤とその子どもたちを祀る
宮道神社(みやじじんじゃ)が鎮座しています。




鳥居は小さめです。
背が高い方は頭をぶつけてしまうかも?


↓宮道神社に祀られていると思しき方々の系図を作ってみました。
点線で囲っているのがその人物たちです。




横から見た様子。



藤原満子といえば、
杉田圭さんの漫画「超訳百人一首 うた恋い。4」
「超訳百人一首 うた恋い。【異聞】うた変。2」
登場していたのを覚えていらっしゃる方も多いのでは。

 





 三条右大臣歌碑



宮道神社には、藤原高藤と宮道列子との間に生まれ、
三条右大臣と呼ばれた藤原定方の歌碑が建立されています。



この和歌は『百人一首』にも
撰ばれていることにより、広く知られています。

 名にし負はば逢坂山のさねかづら
  人に知られでくるよしもがな





 ご興味がおありの方はこちらのページもご覧くださいませ。

 ・『源氏物語』における光源氏と明石の君のモデル!? 藤原高藤と宮道列子のロマンス・山科



  



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