晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

【情報】 福井県越前市 紫式部公園の紫式部像、パンフレットと実物では大違い!?

2015年06月30日 | 情報
 紫式部に関する情報です。

福井県越前市にある紫式部公園には
高さ約3メートルの紫式部像があります。


※この写真は2008年秋に撮影しました。


現在、この紫式部像は
長年の風雨で金箔が剥がれ
輝きが失われているのだとか。

 ※福井新聞 2015年6月27日
 観光名所、パンフと実物が大違い 紫式部像が「がっかり名所」の恐れ
 ⇒ http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/event_calture/74167.html



越前市の観光パンフレットなどでは
制作当時の金色に輝く像の姿で掲載されているので
現在の姿とのギャップが大きいようです。

地元を中心に修復を求める声が高まっているのだとか。

この記事はYahoo!ニュースでも取り上げられ
SNSで話題になっていました。



今後の動向が気になるところです。




 当方のwebサイト内のこちらのコンテンツもご覧くださいませ。

 ・webサイト『花橘亭~源氏物語を楽しむ~』「紫式部と越前たけふ」

  





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【DVD】 「瀬戸内寂聴 源氏物語の男君たち」<全2巻セット>

2015年06月29日 | 本・漫画
 源氏物語に関するDVDの情報です。

Twitterのフォロワー様から教えていただきました。
ありがとうございます。

2008年4月~5月にNHKEテレで放送された
「知るを楽しむ この人この世界」(源氏物語の男君たち)が
2012年にDVD化されていたのだとか。

放送当時、毎回楽しみに番組を見ていたので懐かしく思い
先日、DVDを購入しました。




瀬戸内寂聴さんによる解説と
ホリ・ヒロシさん作の人形での演出が素敵でした。

DVDは上巻と下巻の2枚セットです。


 “内容
 源氏ブームを巻き起こした第一人者・瀬戸内寂聴が、
 日本人の心を描いた古典文学「源氏物語」を解説。
 「源氏物語」から約1,000年、時代は変わっても
 男たちの欲望は変わらない。
 権力と色情に生きる男君たちの性格や心理を読み解く。
 全8回を収録。2枚組。



 “収録内容
 
【上巻】
 第1回 光の君の誕生 桐壺帝の偏愛
 第2回 藤壺との禁断の恋 恋の醍醐味は秘めごとに
 第3回 無二の従者惟光 その忠誠と危険
 第4回 朱雀帝の悲劇 「負け犬」の苦悩

【下巻】
 第5回 源氏と藤壺の陰謀 人間は変わる
 第6回 裏切られた頭の中将 六条院の光と影
 第7回 柏木の悲恋 寝とられた夫源氏
 第8回 薫と匂宮の恋の争い 浮舟出家




 
 瀬戸内寂聴 源氏物語の男君たち [2巻セットDVD]




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【本】 学研まんが NEW日本の伝記 5巻 「紫式部」

2015年06月28日 | 本・漫画
 紫式部に関する漫画のご紹介です。

2015年6月、学研教育出版から発売された
学研まんが NEW日本の伝記5巻
「紫式部」を読みました。



 ※紫式部 はなやかな王朝絵巻『源氏物語』の作者
 ⇒ http://hon.gakken.jp/book/1020418300

内容
 古典の名作『源氏物語』の作者・紫式部の生涯を通して、
 貴族文化が花開いた平安時代を知ることができるまんが。
 才能豊かな1人の女性が、宮廷社会をしなやかに生き抜く姿を描く。
 巻末には、紫式部の生きた平安時代のくわしい解説つき。



 
 紫式部: はなやかな王朝絵巻『源氏物語』の作者 (学研まんがNEW日本の伝記)


小学校高学年を対象にされた漫画ではありますが
オトナでも充分楽しめます。

『紫式部日記』のエピソードや
『紫式部集』の和歌でのエピソードが
盛り込まれていて、既存の伝記まんがよりも
内容が濃く感じられました。

既存の伝記漫画では
あまり登場することがなかった(気がする)
紫式部の姉や紫式部の幼なじみの女性、
伊勢大輔や藤原実資も登場!

オールカラーで見て読んで楽しい一冊です。




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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2006年4月撮影 実物大展示室

2015年06月28日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

入道の宮 に引き続き、
2006年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

実物大展示室では
直衣姿の男君と唐衣・裳姿<十二単姿>の女君が
展示されていました。



直衣姿の男君


唐衣・裳姿
・・・いわゆる十二単姿の女君。


角度を変えて。




 着装体験。

風俗博物館、実物大展示室には
洋服の上から自由に羽織ることができる
装束があります。

 ・男性用・・・狩衣姿(狩衣と指貫)
 ・女性用・・・袿姿(単と袿)



今回は着装していません。




以上、2006年4月における風俗博物館の展示の様子でした。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2006年4月撮影 入道の宮

2015年06月27日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

女楽 に引き続き、
2006年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

寝殿西廂では
『源氏物語』<幻>より
「入道の宮~出家した後の女三の宮のもとを訪ね亡くなった紫の上を偲ぶ源氏~」
の場面が展示されていました。

舞台は、春の御殿 寝殿西面(にしおもて)と見立てられています。


展示全体の様子。

博物館レジュメより
 “源氏51歳の夏、最愛の紫の上がこの世を去る
 (享年43歳)。
 年が改まり、六條院に再び春がおとずれ、春を愛でた
 紫の上の庭に花々が咲き乱れている。



源氏はなんとも所在ないので
入道の宮(女三の宮)のもとを訪ねました。


源氏。
白無紋直衣姿
(服喪の期間を過ぎ、平常服であるが、故人への
 心の喪の表れとして、地味に装っている。)



入道の宮(女三の宮)。
五條袈裟姿。



匂宮(6歳)も紫の上ゆかりの女房に抱かれて
一緒にいらっしゃっいました。

女房:鈍色服喪唐衣裳姿。
(紫の上を偲んで喪が明けても鈍色の服を
 そのまま着ている。)




薫(5歳)
匂宮と薫は無邪気に走り回って遊びます。



入道の宮(女三の宮)は仏の御前で読経しています。

 “柏木との不義の子である薫をもうけた女三の宮は、
 その罪の重さに耐えかね、出家し、今は勤行の日々を
 おくっていた。




閼伽(あか)棚に向かう女房。





 実物大展示室へ続きます。





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