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ザスパクサツ群馬の応援、スローライフ、終活日誌、趣味、旅行

ジャズ喫茶「主音求」

2006-01-27 05:21:00 | ジャズ喫茶

(カメック)ここには自分は行っていないので、説明は親父に任せる。 店は以前、高崎駅西口近くにあった。開店当初から、ミュージシャンを呼び、ジャズライブを盛んに開いていた。 現在の場所に移り、かれこれ四半世紀は経っていると思う。

 

            主音求 入り口

「主音求」、「スイング」、「良い音でジャズを楽しもう」と言うのだろうか、店の名前に主人の意気込みが感じられる。

店内は外観から想像するより広く、部屋の片隅にはグランドピアノも置かれ、時折、ジャズライブも開かれている。 カウンター席の上には、ここを訪れたジャズメンの写真がずらりと飾られている。

 

             七宝ロゴ

再生装置は、

スピーカー:JBLオリンパス + ホーン2395  パワーアンプ: 300Bシングル

プリアンプ:アキュフェーズ C240

LPプレーヤー:ターンテーブル マイクロ製2連糸ドライブアーム、SAEC 506他カートリッジ   国産品を中心に多数

           JBLオリンパス+2395

JBLオリンパスの特徴は、バスレフポートの代わりにパッシブラジエターが使われているところにあるのだと思う。

主人はずしんと来る低音が気に入っているらしい。 本来、ドライバーとホーンは木格子裏のバッフルに取り付けられているのだが、中域ドライバーユニット375と高域ユニット075は外置きされている。

375は大翼?の2395と組み合わされ、その翼の下に075がちょこんと置かれ、その格好はとても様になっている。

3ウエイのネットワークはオリジナルから大型の特注品に換えられているが、この交換は、音質向上効果が大きかったと言う。

オリンパスの核を成すのは中域ユニット375+2395である。この帯域の上下を高域ユニット075と低域ユニットLE15+パッシブパッシブラジエターが補っていると考えてよいだろう。

 

            弩級LPプレイヤー群

[MOTOR] SZ-1M+ HS-80+ RP-1110+ RX-5000×2 [TONE ARM] AC-4400 VE-8000/ST EV-506 マイクロ製のターンテーブルは糸ドライブである。

二つのターンテーブル、イナーシャは釣り糸で結合されている。慣性質量はさぞや大きいであろうと思ったら、トルク6500kg

超重量級LPシステムから紡ぎ出される音は非常に安定感がある。

パワーアンプはアキュフェーズの大型モノラルが使われていたが、最近になって、国産メーカーの300Bシングルアンプに換わった。

 

             いつもの場所から  

下段にあるのが300Bシングルアンプ Highphonic HCA-07 店の姿勢に変化が見られる。

昔は「ビー クワイエット」であったはずだが、「主音求」に「主音楽」が加味されたようだ。 管球アンプへの関心はその現れの一つかもしれない。出力数ワットの300BシングルアンプでLE15+パッシブパッシブラジエターをドライブするのは無理かと思ったがそうでもないようだ。

 

      300BPPトランスドライブ+直流点火電源

主人が管球アンプに興味を持ち始めたと言うので、手持ちのトランスドライブ300Bプッシュプルアンプ(他作品)を持ち込んだ。

SNが悪いため、友人に無理に改造を依頼し、直流点火回路を加えたものである。友人は精一杯、頑張ってくれたが、やはり気に入らないらしい。 自分のところでは出番がないので、暫く、ここに置いて貰うことにした。

営業時間は12:00~22:30。定休日は日曜日である。

*先に紹介した木馬(前橋市)、ダウンビート(前橋市)、K-NOTE(高崎市)の定休日も日曜日である。 木馬を柔とすれば、主音求は剛である。

無意識のうちに、2つの喫茶店でのジャズを聴き方を変えているようである。

追記: 壁にSWING NEXT LIVE(2006.2.5(日) pm 7:00~)の掲示があった。

2ヶ月に1度の割合で開いている。今回で193回目である。 今回のメンバーは土岐 英史 ALTO SAX 大石 学  PIANO 安ケ川大樹 BASS とドラムレスである。

PA装置はほとんど使わないらしい。久しぶりに聴いてみることにした。 チィケットの最後の購入者は私だったらしい。