僕はお留守番です。(カメック)
待ちに待ったプリアンプのプロトタイプ2号が出来たとの連絡が入りました。
回路の確認と言うことで、この形のままで完成品と言うことではありません。
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プリアンプ・プロトタイプ2号?
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プリアンプ・プロト1号
1号は定電流回路までオール真空管である。
真空管の総数は20本を越えた。
発熱を放散するために底板に通風穴をあけ、それでも足らずに送風ファンを付けた。
製作者はその時点で考えられる音を悪くする原因を徹底的に排除したらしい。
この1号は軽井沢にお嫁に行っている。
力作ではあったが、
製作者は、
もう少しシンプルにできないか。
と考えを巡らしたらしい。
2作目は、
うっそ~ と言う位シンプルである。
これで、出力ラインは3系統(それぞれの系統別にバッファーアンプが組み込まれている)ある。
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プリアンプ・プロトタイプ2号?
Kさんのアンプは差動回路である。
見てのとおり、接続はバランス、中身もバランス回路である
電源トランスは特注品。真ん中の真空管は整流管。
その左右にコンデンサーのように見えるのがタムラのライントランス。
ATT(ボリューム)をどうするか。これまで、抵抗を1個ずつ組み合わせて、
これをリレー回路でオンオフするディスクリートタイプとなる予定であった。
現在、付いているのは普通のボリューム。多分、これが今の最大の不安材料である。
基本的にはこのプロトタイプを基本としたツインモノラル構成のプリアンプになりそうである。
試しに購入したプロ用スライド形式のボリュームが想像以上に良さそうだと言う。
さて、ATTはディスクリート形式にするか、スライド形式にするか、迷うところである。
これまで、
クレルMD1 → (アンバランス-バランス変換) → マークレビンソンDAC(型番失念)
→ 300BPPアンプ → ストラドバリマスター
とプリアンプが省略されていた。
ストラドバリマスターはトライワイヤリング用の端子がある。但し、入力を調整するボリュームはない。
300BPPアンプは低域、中域、高域に分けてトライワイヤリング駆動するための3出力仕様(モノラル形式)である。
しかし、残念なことにDACの出力は2系統しかない。
仕方なく、SPは低域と中域+高域の2つにに分けて、ドライブされていた。
300BPPアンプは、3出力仕様なのにその内の1出力はダミーであった。
音の印象を正直にを言わせて貰うと、より潤いがあったらと思っていた。
とは言っても、これはよりベター、ベストを求めるかなり高い次元での要求である。
プリプロト2号は出力が3系統あり、独立したバッファーが組み込まれている。
プリアンプを組み込んだ効果なのか、
SPをトライワイヤリングした効果なのか、
どちらの効果が大きいのか分からないが、音は大きく変わった。
透明度があがった。見通しが良くなった。
チェンバロ演奏では、高原の朝の爽やかさが出てきたのである。
プリアンプをシンプルに出来たのはタムラのライントランスのお陰のようである。
これまでの回路では、プリアンプのゲインが高すぎた。
これを落とすためにNFBをやや多めに掛けざるを得なかった。
それがタムラのライントランスを使うことにより適度の増幅率となったと言っている。
Kさんはトランスを挟むことには消極的な方だと思っていたが、
そうではない。トランスの周波数特性は狭く、自分の要求するものがなかったから
との説明である。
このライントランスの上限周波数は1,000khz?????、高周波ノイズもそのままスルー。
フィルターの効果は望めない?。タムラ恐るべし。
えっへン、整流管を除き、一応、球はWE。
初段の420Aは低雑音球で漸く出番が回ってきた。終段は自家薬籠中になりつつある407A。
試作機なので、定電流回路には半導体を使っているが、完成品ではWE製5極管を使う予定である。
完成品は全く別の形になると想像する。見栄えも重要な性能と考えている。
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300BPPアンプ(3出力仕様)
全段差動アンプ。
前面のトッププレート付きの4本の真空管は半波整流管
その後に見えるのが電源トランス(タムラ製)でパラって使っている。
箱の前半分は電源部、後が増幅部と完全に分離されている。
同じ形、同じ色だが後に見え隠れしているのが出力トランス(タムラ製)で3個並んでいる。
直流点火。チョークトランス等で箱の中身は一杯。ハムは徹底的に排除している。
画像では見えにくいが、側板は唐木軽井沢彫りの漆塗りカラ拭き仕上げ。
そして、アクセントとして、フェース部には革工房による牛革が張ってある。
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300BPPアンプ(3出力仕様)
増幅部は埃が入るのを嫌って密閉されている。
熱対策が重要となるが、放熱用フィンを付けてこれに備えている。
電源部が分離されていることもあり、実際には熱はそれほど溜まらないようである。
完全さを狙ったもので製作者の熱意が表れている。
前に見える300Bの一組はJJ製。取りあえずの品とお断りしたい。
自分のもJJ製で、不満はありません。
この300BPPアンプは、半導体アンプを含め、自分が聴いた中では最も静かなアンプである。
周波数特性 5~100khz。出力18W(位)×3
残留雑音は皆無である。
重さは50kg?を越えたため、一人では移動できない。
製作者はこれには懲りたようで、次からはメンテンスがしやすいように
電源部を別にしたラックマウント形式に変更した。
結果として、この形はKさん用と自分の計4組だけとなった。
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クレルMD1
この美しさに憧れて、結局、同じもの(アクリルカバーは色が違う)を入手してしまった。
バランスデジタル端子があれば、プリアンプまでの配線が楽なのだが・・・・・
コイル(トランス)を噛ませてバランス変換している。
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試聴室全景
広さは20~30畳位であろうか。これだけ天井が高いと響きが良い。SPの下はコンクリート打ち放し。
試聴室の中央に柵のようなものが・・・・・・・・、何かを守るためのものであろうが・・・・・・
その理由は
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この家の主役
柵の効果があるのはあと半年と見た。
この日、私以外にも他に2名のお客様がいらしゃいました。
待ちに待ったプリアンプのプロトタイプ2号が出来たとの連絡が入りました。
回路の確認と言うことで、この形のままで完成品と言うことではありません。
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プリアンプ・プロトタイプ2号?
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プリアンプ・プロト1号
1号は定電流回路までオール真空管である。
真空管の総数は20本を越えた。
発熱を放散するために底板に通風穴をあけ、それでも足らずに送風ファンを付けた。
製作者はその時点で考えられる音を悪くする原因を徹底的に排除したらしい。
この1号は軽井沢にお嫁に行っている。
力作ではあったが、
製作者は、
もう少しシンプルにできないか。
と考えを巡らしたらしい。
2作目は、
うっそ~ と言う位シンプルである。
これで、出力ラインは3系統(それぞれの系統別にバッファーアンプが組み込まれている)ある。
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プリアンプ・プロトタイプ2号?
Kさんのアンプは差動回路である。
見てのとおり、接続はバランス、中身もバランス回路である
電源トランスは特注品。真ん中の真空管は整流管。
その左右にコンデンサーのように見えるのがタムラのライントランス。
ATT(ボリューム)をどうするか。これまで、抵抗を1個ずつ組み合わせて、
これをリレー回路でオンオフするディスクリートタイプとなる予定であった。
現在、付いているのは普通のボリューム。多分、これが今の最大の不安材料である。
基本的にはこのプロトタイプを基本としたツインモノラル構成のプリアンプになりそうである。
試しに購入したプロ用スライド形式のボリュームが想像以上に良さそうだと言う。
さて、ATTはディスクリート形式にするか、スライド形式にするか、迷うところである。
これまで、
クレルMD1 → (アンバランス-バランス変換) → マークレビンソンDAC(型番失念)
→ 300BPPアンプ → ストラドバリマスター
とプリアンプが省略されていた。
ストラドバリマスターはトライワイヤリング用の端子がある。但し、入力を調整するボリュームはない。
300BPPアンプは低域、中域、高域に分けてトライワイヤリング駆動するための3出力仕様(モノラル形式)である。
しかし、残念なことにDACの出力は2系統しかない。
仕方なく、SPは低域と中域+高域の2つにに分けて、ドライブされていた。
300BPPアンプは、3出力仕様なのにその内の1出力はダミーであった。
音の印象を正直にを言わせて貰うと、より潤いがあったらと思っていた。
とは言っても、これはよりベター、ベストを求めるかなり高い次元での要求である。
プリプロト2号は出力が3系統あり、独立したバッファーが組み込まれている。
プリアンプを組み込んだ効果なのか、
SPをトライワイヤリングした効果なのか、
どちらの効果が大きいのか分からないが、音は大きく変わった。
透明度があがった。見通しが良くなった。
チェンバロ演奏では、高原の朝の爽やかさが出てきたのである。
プリアンプをシンプルに出来たのはタムラのライントランスのお陰のようである。
これまでの回路では、プリアンプのゲインが高すぎた。
これを落とすためにNFBをやや多めに掛けざるを得なかった。
それがタムラのライントランスを使うことにより適度の増幅率となったと言っている。
Kさんはトランスを挟むことには消極的な方だと思っていたが、
そうではない。トランスの周波数特性は狭く、自分の要求するものがなかったから
との説明である。
このライントランスの上限周波数は1,000khz?????、高周波ノイズもそのままスルー。
フィルターの効果は望めない?。タムラ恐るべし。
えっへン、整流管を除き、一応、球はWE。
初段の420Aは低雑音球で漸く出番が回ってきた。終段は自家薬籠中になりつつある407A。
試作機なので、定電流回路には半導体を使っているが、完成品ではWE製5極管を使う予定である。
完成品は全く別の形になると想像する。見栄えも重要な性能と考えている。
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300BPPアンプ(3出力仕様)
全段差動アンプ。
前面のトッププレート付きの4本の真空管は半波整流管
その後に見えるのが電源トランス(タムラ製)でパラって使っている。
箱の前半分は電源部、後が増幅部と完全に分離されている。
同じ形、同じ色だが後に見え隠れしているのが出力トランス(タムラ製)で3個並んでいる。
直流点火。チョークトランス等で箱の中身は一杯。ハムは徹底的に排除している。
画像では見えにくいが、側板は唐木軽井沢彫りの漆塗りカラ拭き仕上げ。
そして、アクセントとして、フェース部には革工房による牛革が張ってある。
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300BPPアンプ(3出力仕様)
増幅部は埃が入るのを嫌って密閉されている。
熱対策が重要となるが、放熱用フィンを付けてこれに備えている。
電源部が分離されていることもあり、実際には熱はそれほど溜まらないようである。
完全さを狙ったもので製作者の熱意が表れている。
前に見える300Bの一組はJJ製。取りあえずの品とお断りしたい。
自分のもJJ製で、不満はありません。
この300BPPアンプは、半導体アンプを含め、自分が聴いた中では最も静かなアンプである。
周波数特性 5~100khz。出力18W(位)×3
残留雑音は皆無である。
重さは50kg?を越えたため、一人では移動できない。
製作者はこれには懲りたようで、次からはメンテンスがしやすいように
電源部を別にしたラックマウント形式に変更した。
結果として、この形はKさん用と自分の計4組だけとなった。
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クレルMD1
この美しさに憧れて、結局、同じもの(アクリルカバーは色が違う)を入手してしまった。
バランスデジタル端子があれば、プリアンプまでの配線が楽なのだが・・・・・
コイル(トランス)を噛ませてバランス変換している。
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試聴室全景
広さは20~30畳位であろうか。これだけ天井が高いと響きが良い。SPの下はコンクリート打ち放し。
試聴室の中央に柵のようなものが・・・・・・・・、何かを守るためのものであろうが・・・・・・
その理由は
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この家の主役
柵の効果があるのはあと半年と見た。
この日、私以外にも他に2名のお客様がいらしゃいました。