蝉丸さんの団扇

蝉丸さんは鎌倉在住の造形作家です。猫をテーマに創作活動をしています。

最近まで前橋で個展を開いていました。
コロナ禍が冷めやらぬ中、ブログでの紹介は控えておりました。

個展会場で団扇を買いました。


蝉丸さん手描き団扇

昔懐かしい竹を骨にした団扇。
朱印もありますが、これも手描きだそうです。竹の骨が邪魔になって、印は上手く押せないそうです。

年配者なら、子供の頃、これで煽いで七輪で火をおこし、煙で咽びながら秋刀魚を焼いた思い出もあるんではないでしょうか。

招き猫はどちらの手を挙げているかご存知ですか。
実は両方あるのだそうです。
右手は金運を左手は人運を招く。
両タイプがあったのですが、背景の絵が涼しげな絵柄を選びました。
本音で言えば、両手を挙げた招き猫が欲しかったのですが、見たことはありません。
尤も、そんな招き猫を見たら、「お手上げ猫」と間違われてしまうかもしれません。😅

七輪はないし、どうしようかと考えた結果、取り敢えず、



にしました。

どんな意図があるか？
十二単を着たお姫様はさぞや暑いでしょう。
家族が寝静まった深夜、僕（カメック）がせっせと煽ぐのです。ふ〜　😥

玄関模様替え ６月２１日現在

下からスポットライトを当てた状態　何の絵



抽象画です。大きさはF３０号と大きい。

一本の木を根ごと掘り出して観察した絵にも見えます。

オークション会場に見つけ気になっていました。偶然そこに居合わせた日本画の画家さんが見入っていましたので、お訊きしました。
材質は紙。油絵ではない。


画家サインあり　

１９８０年作　名前は横文字。
中国、韓国の現代画は抽象画も多いらしい。

水墨画と言えば山水のモノトーンをイメージしてしまいますが、


色墨セット

季節感が乏しいので、常設も可能なのですが・・・・

久々の織部 花瓶

面白いのを見つけました。


小型１２面面体花瓶

寸法　高さ：２１cm、太さ（一番膨らんだ箇所）：１０cm


断面

断面を見ると６面体とも１２面体とも取れる。

通常なら、丸瓶を削って仕上げるのが普通でしょう。楽でしょう。
中身を見ると、触ると丸ではありません。数えると６面ありました。つまり、６枚の板を貼り合わせていることが分かりました。
壺の形になるよう展開図を作り、それを貼り合わせたようです。
６面体の壺の形に仕上げた上で、更にその１面を２面に削っている。つまり、６✖️２＝１２面体の壺としたようです。


作家名あり　横文字のようです。

陶芸家の中には外国の方も多い。珍しくはないのでしょう。

参考


一輪挿しと並べてみました。