(サブタイトル)「旧型レヴォーグ2.0GT-S B型からの乗り換え者の初インプレッション」
最初に
車体幅を1.8m以下に留めたことを高く評価する。
最近の車はモデルチェンジの度に大型化が進む。日本道路・駐車場事情に合っていない。
ミニも1.7mを優超える。「3ナンバー」のミニに違和感を覚える。
3ナンバー車を取り廻しの楽な車5ナンバーにダウンサイジングする勇気を持つメーカーはないものか。
新型レヴォーグ1.8STI sportは現在慣らし運転中。
旧型レヴォーグ2.0GT-Sは総走行距離5万km、6年近く乗った。
現時点で両車の比較は無理があることは承知の上で、新型レヴォーグ1.8STI sport のインプレッションを書き留める。
◎結論
車格が一ランク上がった。
新型1.8Lエンジンパワーは正直物足りない。
他の項目は超進化と豪語するだけのことはある。
特に安全性能の向上は著しい。
◯総合インプレッション
新型レヴォーグ1.8STI sport vs 旧型レヴォーグ2.0GT-S
大人 vs ヤンチャ
*大人:落ち着き、ヤンチャ:発展途上の意味
◯エンジン性能と車重
・新型レヴォーグ1.8STI sport
省エネリーンバーンダウンサイジングターボエンジン(レギュラーガソリン専用) 出力:177馬力 300 N・m
車重:1,580kg
・旧型レヴォーグ2.0GT-S
高出力ターボエンジン(プレミアムガソリン専用) 出力:300馬力 400 N・m
車重:1,570kg
馬力とトルクは旧型レヴォーグ2.0GT-Sが大きく上回る。車重はほぼ同じ。動力性能の差が大きい。
(参考)
・旧型レヴォーグ1.6GT-S
ダウンサイジングターボエンジン(レギュラーガソリン専用) 出力:170馬力 250 N・m
車重:1,550kg
◯フレームと足回り
・新型レヴォーグ1.8STI sport
高剛性フレーム(SGP+フルインナーフレーム+構造用接着剤多用) *ねじり剛性旧型比44%アップ
しなやかなサスペンション(可変減衰力電子制御ダンパー) *ストローク旧型比5〜25%アップ
・旧型レヴォーグ2.0GT-S
剛性フレーム(一世代前のフレームをレヴォーグ用に強化)
固めのビルシュタインサスペンション
◯動力性能インプレッション
新1.8Lエンジンはピストンをロングストローク化、リーンバーン希薄燃焼等で熱効率化を大幅にアップ、利用域に重点を置いた新世代エンジン。旧1.6Lエンジンの上位置換モデルではない。
評論家レヴューはスバルが用意した1、6L車を比較対象としたもの。2.0L車との比較がない。
旧型レヴォーグ2.0GT-S乗りは、1.8STI sportを「重い」と感じた。トルクが100N・m低いことからから来る印象と思う。
旧型1.6乗りは、トルクは50N・mと大幅にアップし、低回転から効き始めるので、「軽い」に感じるのではないか。
新型エンジンはターボフィンの小型軽量化により立ち上がりは速くなったが、ロングストローク化により吹き上がりは今一つ。2.0Lの豪快さはない。
◯上質な車に変身
高剛性フレームに裏打ちされたフレキシブルな足回りは路面の凹凸をしなやかに受け流す。
その「穏やかな挙動」はレーヴォーグを「大人の車」に格上げした。
◯運転支援機能・アイサイト・ツーリングアシストの進化
新採用の広角レンズ、四隅に配置された4つのレーダーから得られる情報量は大幅にアップ。その情報を瞬時に解析できる高性能コンピュータとアルゴリズムの高度化により、アイサイトは大きく進化した。
*アルゴリズムには熟練ドライバーの生きたデータを生かされていると言う。
例えば、前車追従機能。先行車が予測不能な動きをした場合、前方からいなくなった場合、予め設定していた速度まで機械的に加速する場面があった。今は、極めて自然な動きをする。安心感が高まった。
自分が乗っていた車はEyeSight3。その挙動に読めない部分が多く、使うと疲れた。
今回の大幅改良で、運転者の感覚により近くなり、ある程度ならば任せても良いと言う気持ちになった。
特に、車線中央維持機能の進歩は大きい。
これまではどちらか片方の線に寄り気味になる傾向があり、二つの線の挟まれた間をふらつく場面もあった。車線とのズレが生じた場合、急激に戻すような挙動が目立った。常用できるレベルではなかった。
中央部にピタッと収まるようになった。カーブ 時の動きも自然になった。
EyeSightツーリングアシスト+(プラス)とも言うべき進歩と思う。
◯アイサイト X
自動車専用道路は走っていないので未評価。
車線変更、料金所減速機能は使用頻度は少ないので、おまけ程度と考えています。
「緊急停止」、「スターリンク」はあくまでも「転ばぬ先の杖」。試せずにすむことを望む。
◯外観
キープコンセプト。レヴォーグはレヴォーグです。
旧型レヴォーグの後ろ姿はインプレッサにそっくり。前からエンジンフードの盛り上がりを見ないと見紛いかねませんでした。
やや前のめりのデザイン、腺を強調し、スマートになった。新鮮さがある。
「狼の皮をかぶった羊」もっと、強い心臓が望まれる。
◯内装
自分の2.0GTSはメーカーオプションで黒革のシートを付けていました。後で追加となったSTI sport のツートンの革シートは憧れの品でした。
新型STI sport ツートンの革張りシートとコーデイネートされた内装。大ナビ画面の先進性。内装の質感は格段に高まった。
◯その他機能
顔認識機能によるシート・ミラーの自動調整。パワーリアゲート、運転時自動ドアロック、後ろ座席を倒せばフルフラットとなる。
使い勝手は良くなった。
◎推奨グレード
・STI sport EX
STI sport:専用外装、専用車体色、ツートンカラー本革シート、専用にコーディネートされた室内。電子制御ダンパー(切り替え可能)
GT-Hとの価格差385,000円の価格差は大きいが、それ以上の価値がある。
EX:専用設計の大型ディスプレイ(リアビューカメラ含む)と専用運転席ディスプレイ、EyeSightX、ドライバーモニタリングシステム(緊急自動停止、緊急連絡機能スターリンク)
新型レヴォーグに最新の安全装置を求めるのであれば、EyeSightXは必須
「なし」モデルと比べると385,000円高となる。
別オプションのナビ価格は約300、000円。リアビューカメラは別料金。EXとの差は驚くほど小さい。
「EX」にしないと言う選択肢は、ナビが不要と言う方以外には思いつきません。
最初に
車体幅を1.8m以下に留めたことを高く評価する。
最近の車はモデルチェンジの度に大型化が進む。日本道路・駐車場事情に合っていない。
ミニも1.7mを優超える。「3ナンバー」のミニに違和感を覚える。
3ナンバー車を取り廻しの楽な車5ナンバーにダウンサイジングする勇気を持つメーカーはないものか。
新型レヴォーグ1.8STI sportは現在慣らし運転中。
旧型レヴォーグ2.0GT-Sは総走行距離5万km、6年近く乗った。
現時点で両車の比較は無理があることは承知の上で、新型レヴォーグ1.8STI sport のインプレッションを書き留める。
◎結論
車格が一ランク上がった。
新型1.8Lエンジンパワーは正直物足りない。
他の項目は超進化と豪語するだけのことはある。
特に安全性能の向上は著しい。
◯総合インプレッション
新型レヴォーグ1.8STI sport vs 旧型レヴォーグ2.0GT-S
大人 vs ヤンチャ
*大人:落ち着き、ヤンチャ:発展途上の意味
◯エンジン性能と車重
・新型レヴォーグ1.8STI sport
省エネリーンバーンダウンサイジングターボエンジン(レギュラーガソリン専用) 出力:177馬力 300 N・m
車重:1,580kg
・旧型レヴォーグ2.0GT-S
高出力ターボエンジン(プレミアムガソリン専用) 出力:300馬力 400 N・m
車重:1,570kg
馬力とトルクは旧型レヴォーグ2.0GT-Sが大きく上回る。車重はほぼ同じ。動力性能の差が大きい。
(参考)
・旧型レヴォーグ1.6GT-S
ダウンサイジングターボエンジン(レギュラーガソリン専用) 出力:170馬力 250 N・m
車重:1,550kg
◯フレームと足回り
・新型レヴォーグ1.8STI sport
高剛性フレーム(SGP+フルインナーフレーム+構造用接着剤多用) *ねじり剛性旧型比44%アップ
しなやかなサスペンション(可変減衰力電子制御ダンパー) *ストローク旧型比5〜25%アップ
・旧型レヴォーグ2.0GT-S
剛性フレーム(一世代前のフレームをレヴォーグ用に強化)
固めのビルシュタインサスペンション
◯動力性能インプレッション
新1.8Lエンジンはピストンをロングストローク化、リーンバーン希薄燃焼等で熱効率化を大幅にアップ、利用域に重点を置いた新世代エンジン。旧1.6Lエンジンの上位置換モデルではない。
評論家レヴューはスバルが用意した1、6L車を比較対象としたもの。2.0L車との比較がない。
旧型レヴォーグ2.0GT-S乗りは、1.8STI sportを「重い」と感じた。トルクが100N・m低いことからから来る印象と思う。
旧型1.6乗りは、トルクは50N・mと大幅にアップし、低回転から効き始めるので、「軽い」に感じるのではないか。
新型エンジンはターボフィンの小型軽量化により立ち上がりは速くなったが、ロングストローク化により吹き上がりは今一つ。2.0Lの豪快さはない。
◯上質な車に変身
高剛性フレームに裏打ちされたフレキシブルな足回りは路面の凹凸をしなやかに受け流す。
その「穏やかな挙動」はレーヴォーグを「大人の車」に格上げした。
◯運転支援機能・アイサイト・ツーリングアシストの進化
新採用の広角レンズ、四隅に配置された4つのレーダーから得られる情報量は大幅にアップ。その情報を瞬時に解析できる高性能コンピュータとアルゴリズムの高度化により、アイサイトは大きく進化した。
*アルゴリズムには熟練ドライバーの生きたデータを生かされていると言う。
例えば、前車追従機能。先行車が予測不能な動きをした場合、前方からいなくなった場合、予め設定していた速度まで機械的に加速する場面があった。今は、極めて自然な動きをする。安心感が高まった。
自分が乗っていた車はEyeSight3。その挙動に読めない部分が多く、使うと疲れた。
今回の大幅改良で、運転者の感覚により近くなり、ある程度ならば任せても良いと言う気持ちになった。
特に、車線中央維持機能の進歩は大きい。
これまではどちらか片方の線に寄り気味になる傾向があり、二つの線の挟まれた間をふらつく場面もあった。車線とのズレが生じた場合、急激に戻すような挙動が目立った。常用できるレベルではなかった。
中央部にピタッと収まるようになった。カーブ 時の動きも自然になった。
EyeSightツーリングアシスト+(プラス)とも言うべき進歩と思う。
◯アイサイト X
自動車専用道路は走っていないので未評価。
車線変更、料金所減速機能は使用頻度は少ないので、おまけ程度と考えています。
「緊急停止」、「スターリンク」はあくまでも「転ばぬ先の杖」。試せずにすむことを望む。
◯外観
キープコンセプト。レヴォーグはレヴォーグです。
旧型レヴォーグの後ろ姿はインプレッサにそっくり。前からエンジンフードの盛り上がりを見ないと見紛いかねませんでした。
やや前のめりのデザイン、腺を強調し、スマートになった。新鮮さがある。
「狼の皮をかぶった羊」もっと、強い心臓が望まれる。
◯内装
自分の2.0GTSはメーカーオプションで黒革のシートを付けていました。後で追加となったSTI sport のツートンの革シートは憧れの品でした。
新型STI sport ツートンの革張りシートとコーデイネートされた内装。大ナビ画面の先進性。内装の質感は格段に高まった。
◯その他機能
顔認識機能によるシート・ミラーの自動調整。パワーリアゲート、運転時自動ドアロック、後ろ座席を倒せばフルフラットとなる。
使い勝手は良くなった。
◎推奨グレード
・STI sport EX
STI sport:専用外装、専用車体色、ツートンカラー本革シート、専用にコーディネートされた室内。電子制御ダンパー(切り替え可能)
GT-Hとの価格差385,000円の価格差は大きいが、それ以上の価値がある。
EX:専用設計の大型ディスプレイ(リアビューカメラ含む)と専用運転席ディスプレイ、EyeSightX、ドライバーモニタリングシステム(緊急自動停止、緊急連絡機能スターリンク)
新型レヴォーグに最新の安全装置を求めるのであれば、EyeSightXは必須
「なし」モデルと比べると385,000円高となる。
別オプションのナビ価格は約300、000円。リアビューカメラは別料金。EXとの差は驚くほど小さい。
「EX」にしないと言う選択肢は、ナビが不要と言う方以外には思いつきません。
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