kamekutobu

ザスパクサツ群馬の応援、スローライフ、終活日誌、趣味、旅行

手探りの 車ガラスコート

2021-03-07 19:13:27 | 爺の部屋
ある人は指で触ってミクロン単位の厚みを見分ける(触り分ける)とか

車を購入した。
いつもなら、ディーラーにガラスコートを頼みます。
今回はDOITに挑戦しました。
その目的は、
経費削減
暇つぶし
そして、ブログネタ

選んだのはネットで評価の高い「ピカピカレイン・プレミアム」

4日午前、納車式?を無事終えました。
念入りに洗車して貰っていたので、車体はピッカピカ。

・ピカピカレイン・プレミアムの施工説明文
ガラスコート施工前に、車体の汚れをカーシャンプーで洗い落とし、車体に残った水をしっかり拭き取るのが重要

ピカピカレイン・プレミアムにとって水は大敵

ディラーで洗車済み。
直ちにガラスコート施工をすれば良いとも考えました。
家に直行、車体塗装面を触るとざらざらしている。
洗車することにしました。

適量のカーシャンプーを入れたポリバケツに、水道ホースで水を勢いよく入れて、かき回し、十分に泡だて、泡洗車しました。
その後、水道水でシャンプーを洗い流しました。隙間にシャンプーが残らないよう十分な水を使いました。
ザラザラ感はかなり減少しました。気になる場所を再び洗い流しました。
車体の外装部の水滴を完全に拭き取った後、ドア、ボンネットの裏側の水滴を拭き取りました。隙間に残った水滴がガラスコート施工面に垂れると、シミになる可能性があるからです。

ピカピカレイン・プレミアムはガラス液剤?
液剤が空気と触れて化学反応を起こし固化が進むのでしょう。
完全に固まれば硬度9(ガラス並み)になり、塗布面の部材を保護する。

施工可能箇所は、塗装面、プラスティック部分(ヘッドランプ、リアランプ・・・)、アルミホイールです。
ウインドウ、ミラー類のガラス面に施工すると油膜が付いたようになって固まってしまうので絶対に触れないようにしましょう。
ガラスコート液の拭き取りに使うクロスが、塗装面近くのガラス部分に触れて、結果として付着する可能性があります。
十分な注意が必要です。

ナビ画面の大型液晶のスリ傷防止のため、施工にしましたが大丈夫なようです。

『拭きムラはそのまま固まってしまう。』
そうなれば、もうちょっとやそっとでは落ちない。
化学溶剤でも除去出来ない。研磨磨き等、物理的に削り取るしかありません。
その危険性を十分に認識して施工すべきと考えます。

ピカピカレイン・プレミアムは施工直後から硬化が始まる。
硬化当初12時間は絶対に水を当ててはいけないと説明文にある。
即ち、露天駐車では雨が大敵です。
万が一、雨に当たった場合は、固化する前に、直ちに拭き取らねばなりません。

施工計画は天気予報に見てから立てましょう。

施工時の拭きムラが残らないようにするにはどうするか。
明るい場所で施工箇所をいろいろな角度から眺めて、拭き残りがないかどうか念入りに確認する。

4日、昼から夕方に掛けて、車体の外装とアルミホイールを施工しました。
明るい場所で、見る方向を変えながら、施工場所をキチンと拭き取りました。
夕方、雨が降ってきたので、ガレージ内に移動し、屋内灯を点け、補助灯も使い、施工を続けました。

翌日5日になって改めて見ると、あっちこっちに拭きムラ(拭き残し)が発見されました。
前日、丁寧に調べたつもりなのに、翌日、再確認したら、拭きムラが発見されたのです。
幸いなことに、拭きムラ箇所をマイクロファイバー製タオルで何度か擦ると、すう〜と滑るようになる。
拭き取れたと言うことです。
製品説明書によれば、完全に硬化するまでの時間は約2週間掛かると言う。
施工後24時間程度であれば、拭き取りが可能なことが分かりました。

施工した塗装面を指で触ってみると、ざらざらした部分、引っかかる部分がある。
改めてそこを見ると、拭きムラ箇所です。

外観上は拭きムラがないように見えるところも、見ただけでは分からない拭き残しも、
指で触れば、一目瞭然じゃなかった。一触即発じゃなかった。一触瞭然です。

ガラスコート剤は化学薬品。時間を掛けて固化するもの。
肌に触れて良いはずはありません。
安易に指で直接触れるべきではない。
実際、施工後、手がかなり荒れました。(白魚の手ではないけれど)
薄手のゴム手袋の使用をお勧めします。

ピカピカレイン・プレミアムの効果は未だ不明。
後日、検証予定です。

◎ピカピカレインプレミアム施工時の留意点(新車施工の場合の素人主観。)
①水道水洗車には問題点がある。水道水にはカルキ等の不純物が含まれている。水の蒸発後の塗装面に不純物が残る。
車体が乾く前に、マイクロファイバー等の吸水力の強いクロスで丁寧に拭き取ることが肝心です。
自然乾燥させてはいけません。

②適量の液剤を染み込ませた専用スポンジで施工面に塗り広げる。液剤の定着を待つことなく、直ぐに専用のマイクロファイバークロスで丁寧に拭き取る。この拭き取り過程でスポンジ塗り込みの塗りムラを軽減していると思われる。

③拭き取り用クロス(自分の場合はマイクロファイバークロス)を多めに用意する。折りたんだクロスの新しい面で拭き取る。
クロスが汚れてくると滑りが悪くなる。クロスの滑りが悪い箇所が塗りムラのあるところである。
マイクロファイバークロスは、百円ショップで多めに買いました。

④拭き残りがあると言う前提で再確認する。

⑤拭き取ったつもりの箇所も、翌日、改めて調べた結果、拭き残り箇所が多数見つかった。
施工箇所の乾燥が進み、拭きムラ箇所が分かり易くなったのかもしれない。

⑥施工後短時間(1日経過)であれば、拭き取りは可能。但し、強く擦らないと取れない。車体に傷を付ける可能性もある。拭き残り箇所の早期発見が重要です。
*拭き取り残し箇所の発見方法:目視、拭き取りクロスの滑り具合、手触り、指触りで確認する。

⑦肌荒れを防ぐため施工用薄手手袋を用意しましょう。

⑧洗車仕上げには不純物を含まない純水(イオン交換水?)が望ましい。しかし、純水製造装置は高価なので、洗車目的で個人が買うにはハードルが高い。

◯今回のガラスコート施工の大凡の所用時間(新型レヴォーグの場合)
・施工対象車:新型レヴォーグ (納車直後)
・施工日時:3月4日午後〜夕方(天候:曇り、一時雨)。5日午後〜夕方(晴れ)
・作業者人数:男(老人)1人
 施工過程と時間
・洗車:30分。
・洗車水気拭き取り:30分
・車の外装部とホイールの施工(ガラスコート塗り&拭き取り):3時間
 計4時間 初日終了
・前日の残り箇所(5ドアの内側、ボンネット内)の施工:2時間
・拭き取り残し再拭き取り:3時間 
 計5時間 二日目終了
 合計9時間(当初予想時間3時間を大幅に超えてしまいました)

◎YouTube動画以外で分かったこと。
①拭き残しがあった場合、施工経過時間(1日程度)が短ければ、再拭き取りが可能。但し、拭き取り傷を付ける危険がある。
②拭き残し箇所の発見は手の触感でも分かる。目視と触診を併用すべきです。

◎新車のガラスコート施工をし感じたこと。
①施工前洗車は水道水を使いました。水道水にはカルキ等不純物が入っている。その不純物が塗装表面に残ると白いシミ(ウオータースポット)の原因になる。
プロは洗車仕上げ時に純水を使うが、個人には出来ない。

②新車の塗装面は綺麗かと言えばそうではない。
新車は屋内保存とは限らない。屋外にあれば雨シミも出来る。
下地処理が不完全な状態、汚れが残った状態でガラスコートをすれば、汚れを塗装膜の上に塗り込めてしまう可能性がある。
プロは必要に応じ、専用薬剤で雨シミの除去をする。
ウオータースポット除去用品も市販されているが、素人が新車の洗車に化学薬品を使うのには躊躇いがある。
下地処理は意外に難しい。

③新車洗車の場合、下回り洗浄(タイヤハウス)が必要ない。水道ホースの水圧で十分です。
高圧洗浄機があれば、後々、活用出来るので、購入を検討中

④水道水にはカルキ等の不純物が含まれている。水は蒸発しても不純物は塗装面に残る。この不純物を残さないようにするには、不純物を水と一緒に除去するしかない。洗車後、速やかに水を拭き取ることが重要です。
炎天下の洗車は水が直ぐに蒸発する。不純物が塗装面に取り残されることになり、ウオータースポットを作るようなものです。避けましょう。エンジンが未だ暖かい内は、エンジンフードも熱い。エンジンが冷えてから施工しましょう。

(あれ、レコードクリーニングとも共通点が多い。薬局で純水買おうかな〜。)

洗車最後の仕上げには不純物のない純水で洗い流すことが望ましい。
プロは純水で仕上げ洗浄を行う。プロの洗車料金は高いと感じたが、・・・それなりの設備と経験が必要。高いには理由があるようです。

個人が洗車だけのために、高価な純水製製造機を買うのは合理的ではありません。

最近、コイン洗車場は見掛けなくなりました。仕上げ洗浄に純水装置が使えるような場所ができれば、ガラスコート車が増えている現状ではヒットしそうです。

◯ガラスコートは必要か。
塗装膜を保護する役割はあるでしょう。あった方が良い。
施工後の光沢をを見ると、やって良かったと思います。新車時だけでしょうが・・・
問題はその後。洗剤が要らないので洗車が簡単で楽かと言うと疑問が残ります。
汚れは付く。汚れを洗い流すにはシャンプー洗車した方が良く落ちる、
洗車後、如何に水分(カルキ等不純物が含まれる)を拭き取るかが重要です。

これまでの自分の洗車(ガラスコート施工済み車)の例
新車時は一ヶ月に一回程度の手洗い洗車。そして、だんだん面倒になって、汚れが目立った時だけになり、最後はディーラーの定期点検時にする洗車機洗車になっている。

洗車が趣味なら兎も角として、
塗装面を保護することに重点を置くなら、適当に・・・なら、
洗車回数は極力減らす。
ウオータースポットを削り落とすようなゴシゴシ洗車はしない。塗装膜を傷つけるだけです。

雪道、海岸の砂丘を走った時は下回りを水で洗い流しましょう。

◎総論1
手間が掛かった。
時間潰しが出来た。
でも、楽しかった!
良い汗かいた???
自分の車だからできた。
(誰もみてない)ブログネタにしたいの思いから頑張った。

やって良かった😁
と言うことにして置きましょう。

◎結論2
施工時間(自分の場合は9時間)は意外に掛かった。
十分に時間が掛けられる人にしか勧められない。
中途半端な施工はマイナス面もある。

施工前洗車は丁寧に、
水分拭き取りは丁寧に丁寧に、
ガラスコート剤の拭き取りは丁寧に丁寧に、そして、丁寧に
つまり、時間を十分に掛けましょう。

◎結論3 
ガラスコート施工は車体塗装保護。
車体塗装は車体保護(錆防止)
と言う前提に立てば、
ガラスコート施工に要するコストを車の塗装膜の強化に当てた方が合理的と考えます。
クリア層を塗り重ねる。擦り傷程度は自己修復機能を持つ塗装膜にする。
メーカーオプションは有料車体色がある。
なら、色に関わらず、「塗装膜層強化」(厚幕化)のオプションがあれば良い。

ガラスコート処理が塗装膜の保護に重要であるのなら、ディラーオプションではなく、メーカーオプションとすべきでしょう。
それが品質管理と言うものです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿