3月23日(金)に全国で最も早く開花が発表されたのは高知県だった。
その後は九州北部から列島を北上し、最後の北海道では5月の初め頃になる。
大隅半島では3月23日に私が見たところでは、鹿屋市の吾平山陵の入り口の桜で早いのはもう一分咲きが数本あった。
我が家にはソメイヨシノは無いのだが、吉野桜が一本あって、これはちょうど大相撲の千秋楽の時点で開花していたが、それから2日経ってもう五厘咲きになっている。
植栽した正確な時期は覚えていないのだが、多分8年くらいは経っていると思う。
ソメイヨシノより花の色が白く、やや大ぶりなのが特徴である。その分花数が少ないのだろう。
また植栽して6年目の枝垂桜も今日開花したようだ。
こちらは八重咲で、花の大きさは吉野桜より二回り小さい。ただ、真ん中あたりにピンクのグラデーションがあって、それなりに可愛らしい(ピンボケだが)。
3日間悪天候が続き、くさくさしていたのだが、こんな可憐な花が咲いているのを見ると癒される。
悪天候は「春に三日の晴れ間なし」を地で行ったが、もう一つ春先の天気のことわざに「三寒四温」がある。
しかし今朝も昨日の朝も最低気温が19℃はあったから、この時期はもう「一寒六温」くらいになっている。
庭では柿の新芽や紅葉の新葉が日に日に鮮やかになって来た。
満目の春はもうすぐそこだ。