鴨着く島

大隅の風土と歴史を紹介していきます

外観完成の片屋根倉庫(2020.12.24)

2020-12-25 09:25:03 | 日記
12月8日に柱建てから屋根乗せ(棟上げ)まで行った片屋根倉庫は、昨日24日までに壁を張り、戸口の扉2枚を作製して取り付け、さらに防腐・防虫剤(ブラウン)を塗って外観はほぼ完成した。

壁の一部は屋根材と同じポリカーボネイト製の波板にした。そしてその上の6尺以上の部分は五分板を使って打ち付けた。板の片方の端を三角形の形になるように斜め切りをするのだが、これがなかなか面倒だった。

扉にもポリカの波板を使った。いま奥に見えている扉は北側で、ほとんど風の当たらない所なので真ん中に横板を1枚張っただけのシンプルな作りであるが、反対側の南側のはさらに横2枚、縦1枚を加えて丈夫にしてある。

先日、工事中の写真をラインで東京に単身赴任中の息子に送ったところ、「風で飛ばないだろうか」と心配とも何ともつかない返事を寄こしたが、「(風が)吹いてみなければ分からん」と返してやったのだった。

たしかに風速50メートルというのが直撃すれば危ういだろうが、この倉庫の位置は我が家で最も風の当たらない西側で、隣家と境界に立ち並ぶヒトツバ(高野槙)が西風除けになってくれるので、まずその心配はない。

ただ問題は南側で、台風の際に東風から南風に移動した場合、2時間も3時間も南から吹き付けられたら屋根と扉がやられるかもしれない。その時には無論強風対策は万全にするつもりでいる。

さてあとは内装だ。ここは、半分は農作業や庭関係の道具と肥料などを入れ、残りの半分は大工用の工具類を置き、作業テーブルを取り付ける予定だ。これから使い勝手のいいようにぼちぼち手を入れていく。

11月の半ばに柱建て用のコンクリート基礎を作り始めてから、ほとんど雨が降らなかったので、作業にとっては実にラッキーだった。日に日に仕上がって行くのを眺めると充実感が湧いてくるが、齢70にしてこれがおそらく最後の大工仕事だろう。

「年寄りの冷や汗」はあったが、何にしろ怪我がなくてよかった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿