ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

コロナ旋風の中、さあいざ吟行へ!

2020年03月14日 | 俳句

 今日は、吟行会でしたので、八重山諸島の続きは次にして…

 ところが、久し振りの吟行だというのに、朝起きると雨☂…これは今までにないこと。でも天気予報を見ると、雨のち晴☀ですよ。フウ~ン、まあいいか、そのうち晴れるのなら大したことないだろうし…、と出かける用意をしていると☎。

 〝先生、集合場所間違ってませんか?〟〝どうして?〟〝だって、門が閉まっていて入れませ~ん!〟〝あらそうなの…じゃあ隣の総合庁舎の駐車場で待って。他の人も見かけたらそう言ってね。〟と。するとまた☎…

 いつものフォーユーの駐車場がコロナ騒ぎで土・日は閉鎖されていたようです。じゃあ急いで行かなくっちゃと…立ち上がった瞬間、今度は首に掛けていたペンダントの紐が切れて玉がパラパラッと散ったんです。何コレ?今日はヘンよ。何にもなければいいけど…と不吉に思いながらも出かけました。

 今回の吟行はフォーユーの午後と夜間の合同でしたから、いつもは結構多いんですが、コロナ騒ぎで不参加が多く、合計8名でした。だから、私とIさんの車2台で…もちろん私の車の運転は主人ですのでご心配なく。

 みなさん元気、元気、ちっともコロナなんか気にされていませんでした。却ってどこにも出かけられずにクサクサしていたので、ヨカッタなんて喜ばれて。私の方が気にしてそれぞれの車で行く?なんて聞いても、いや便乗したほうがいいと。出発した頃には青空が…そのうちお日様まで…。これでまず、まず一安心。

 おまけに、ちょうどいい具合にIさんの家の近くを通るというので、念願のお庭を見せて頂くことに…

 これは、Iさんが以前水琴窟の句を詠んでいましたので、〝どこで聞いたの?〟と聞くと、我が家にあると。〝ヘエッ、スゴイ!いつかみんなで見に行ってもいい?〟〝どうぞ、どうぞ。いつでも…〟と話していましたので、それがやっと実現したのです。ヤッター

 それで先ずは、Iさん宅へ寄って行きました。それはそれは立派なお庭…確かに水琴窟の音も聞かせてもらいました。辺りはちょっとした林で、鶯がいい声…。今は馬醉木と椿がキレイに!もうじき桜、それも薄墨桜なんですって。更にはアプローチの石畳に差し掛けるように並んだ紅葉…さぞかし秋はいいでしょうねと言うと、〝わざわざ差し掛けるように斜めにして植えたんですよ〟だって。〝紅葉かつ散る〟を地で行くようね。その頃またお伺いしたいわなどと言うと、OK…みんなでイェ~イ!

 これだけ俳句的な環境にいれば、いい句を詠まなくっちゃねと言いながら…本来の目的地〝三神社〟へ。

 三神社は、宇部市の東、JR丸尾駅から東へ1.3キロメートルに位置し、瀬戸内海に面し自然景観に富んだ風光明媚なところで、丸尾港の守り神、〝住吉大明神・厳島大明神・八代龍神〟をお祀りしています。先端まで行けば一望に東岐波の海も見渡せる気持ちの良い散歩道があり、この一帯が平成4年には風致公園〝三神公園〟として開設され、地域のコミュニティーの場、自然の景勝地、また、やすらぎとうるおいのある市民の憩いの場として親しまれています。2枚目の鳥居は海へ続いていますし、桜の頃はきっとキレイでしょう。

 今回初参加で、以前歴史の会に入っていたという人が、〝近くにこんないいところがあるなんて知らなかった〟と、ビックリしていました。

 また、次に行った〝若宮古墳〟も始めてだといって、今回参加して良かったと喜んでいました。

 この若宮古墳というのは、東岐波の若宮海岸近くの高台にあって、約1,400年前に造られた5基の古墳群です。横穴式石室という、死者を埋葬する部屋を土で丸く覆った円墳で、規模はそれ程大きくはないのですが、2,3,4号は複室構造の石室です。全て石室下部しか残っていなかったようで、現在は公園となり2,4,5号は石室を埋め戻して墳丘復元、1,3号で石室が公開されています。(2号墳の墳丘写真忘れたのかな?)

 古墳からは、多くの須恵器や装身具(ヒスイ・メノウ・水晶製の勾玉やガラス小玉、碧玉製管玉など)の他に、鉄鏃や刀子などが出土しました。

 周辺地域を支配していた豪族とその家族の墓と思われます。(宇部市のホームページより)

magatama

上から

<耳輪(金環)>

<碧玉製管玉>

<水晶製切子玉>

<ガラス小玉>

(萱曲古墳出土)

下:<勾玉>

(左から水晶・メノウ・ヒスイ、メノウ・メノウ)

(若宮古墳)

tubo

<平瓶>   <提瓶>

sara

<坏と坏蓋>

hai

<高坏> <はそう>

kusi 

<鉄鏃>

 さて、12時近くなりましたので、昼食と句会場へ移動です。

 そこでついにアクシデントが…。駐車場へ入ろうとしているときに、無理に横を通り抜けようとした車がいて…。私は降りて入口で待っていたんですが、〝ドン!〟という音が聞え、急いで見に行くと、ああ~!でした。相手の方が〝わあ、大丈夫と思って…〟と、謝られたのですが、傷が付いてへこんでいましたので、保険を使うなら事故証明が…ということで、警察へ通報。

 この近くの方ということなので、後から連絡してもらうようにして、先ずは食事を…。ああ、これが朝の虫の知らせだったのかしら、まあ、この程度でよかったわなんて思わなくっちゃね。実は、これみんなに朝〝先生も骨折この程度でよかったと思わなくっちゃ〟と言われっぱなしだったもの。

 一応、話も付いて無事句会も…といいたいところが時間切れとなり、場所を変えて続きをやり17時前には終了しました。〝コロナなんか飛んでけ、飛んでけ!〟といって、またを約束して解散。皆様お疲れ様でした。 

コメント
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