ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

蛍狩?いや「2022ほたるマルシェ~吉部deナイト~」で~す!

2022年06月12日 | 俳句

 昨日の11日(土)、気象庁によると、九州南部と北部、山口県が梅雨入りしたようすと発表しました。同庁によると、今年の梅雨入りは、昨年より31日も遅いのだといいます。 

 既に沖縄・奄美・関東甲信でも梅雨入りの発表がありましたよね。とにかく去年は早く梅雨に入り遅くに明けるという長い梅雨でしたが、今年はどうも短くなるような感じです。さて、どうなんでしょうか。

 そういえば昨年は長く降り続いた雨で地盤が緩み大きな土砂災害も…そうそう、あの熱海市伊豆山地区を襲った土石流の映像はまだしっかりと瞼に残っていますもの。しかし、梅雨が短いからといって安全だとは言えないんですって。この異常気象で集中豪雨(ゲリラ雨)がいつ来るかは全く分らないから、油断は禁物だそうですよ。皆さまも気をつけて下さいね。

 さて、6月4日の土曜日、宇部市の吉部小学校旧校舎(宇部市東吉部)でマルシェイベント「2022ほたるマルシェ~吉部deナイト~」が開かれました。先日吟行に行った時散らしを貰ってきていたので、主人と息子と3人で出掛けました。お婆ちゃんは誘ったのですが、夜は暗いし足元が悪いと転んだりして迷惑掛けるからと…3人で行っておいで!留守番してるからお土産買ってきてねと、追い出されてしまいました。

 この東吉部地区は宇部市内有数のホタルの生息地として知られており、藤ヶ瀬川や厚東川などの清流沿いで源氏蛍と平家蛍の両方が観賞できます。

 主催は、宇部市北部地域の活性化を目的に活動する地元有志団体「うべの里生徒会」で、今年度のイベント第一弾として実施。当日は、「ホタルかご」や「ホタルかご制作キット」の販売のほか、子ども用ランバイク試乗や鉄道模型走行、ミニジオラマ制作、アニメーション上映などが行われます。

 マルシェやワークショップでは宇部市内の飲食店やハンドメードグループなどが雑貨やスイーツを販売し、キッチンカーの出店や、うべの里生徒会が同校舎で運営する「職員室カフェ」も行われると。

 余りの人の多さに圧倒されて、残念ながら写真は殆ど撮っていませんが、この写真は、吉部小学校旧校舎の庇。その下には燕の団地が出来ていました。でも、この騒々しさで巣へ戻られずあちらこちらの空を飛んでいて、燕のご夫婦はカワイソウでした。その下は職員室カフェでその入口のお花です。

 以前の〝吉部ほたるまつり〟には、義母や義弟も一緒に来たんですよ。おばあちゃんは良く覚えていて、あの時は近いコースへ行って田圃の畦道だったので転びそうになったよと。今回は違うコースに行くから大丈夫と言ってもあれからもう4、5年は経っていますものね。お婆ちゃんが言うのももっともなことです…が、私は行ったことはもちろん覚えていましたが、二手のコースに分かれて出発したということまでは覚えていませんでした。さすがです、もうお婆ちゃんには脱帽!その時筍を買ったとかうどんを食べたりしたということも…。私も言われればそうだったと思い出しますが、それを言うのが101歳のお婆ちゃんの方なんですから…主人などは〝そうじゃったかいね…覚えとらんわ!〟ですって。ほら、義母には降参でしょう。

 ところで、イベントを担当されたYさんは「ホタルは時期を合わせなければ楽しめない今だからこそのイベント。地元でこんなにも幻想的なホタルの風景が見られることを知ってもらえるきっかけになれば」と、話しておられました。開催時間は16時~19時30分。

 しかし、まさかこんなに人出があるとは…私たちも大きな誤算でした。蛍はどうせ暗くなってからだしと、6時過ぎに行ってみるともう車を停めるところもいっぱい、何か食べようと思っても長い行列で…殆どが小さな子供連れでした。コロナ禍でこのようなイベントがなくなり、久し振りということやコロナももうそんなにコワクナイという気持ちでしょうか…昔の、いや昔以上の賑わいでした。どうも一番面食らっているのは地元の方々のよう。どこもてんてこ舞いでしたが、特に職員室カフェは人手が足りず、おまけに早々と品切れになるという有様…。私たちはどうにか食事にありつけたし、お婆ちゃんへのお土産のケーキも買えたし…後は肝心の〝蛍〟が見られれれば来た甲斐があったというもの。

 今回は以前と違うコースへ行きましたが、なんせ7時30分になっても明るくって…蛍なんてどこにいるの?と…、待つこと20分ぐらいかな…〝アッ、ひかった!〟という子供の声が…。ちょっと支流の竹藪の中に一つ、二つ…アレ、あそこにもここにも…と数がどんどん増えていきます。それに連れて人の数も…

 最初この竹藪に光り出して…でもまだ明るくって、やがてだんだん見えてきたんですが…この写真では分りませんよね。ゴメンナサイ!

 ここの蛍は大きなホタル…源氏蛍のようでした。以前の畦道コースでは確か小さな平家蛍でしたね。息子は、子供の頃山口市の一ノ坂川に何度も見に連れて行ったのに、殆ど覚えていないと。それで本当に蛍が見られるのかと言ってついてきたのでした。ちょっと感動したみたいで、スマホにせっせと撮っていましたが…。もちろん私も…でも、蛍を撮るのは難しい!ほら今度はかすかに映っているでしょう。一枚目は真ん中に、二枚目は草の上の方に…見えましたか?

 次のは、山口県タウン情報トライアングル様の〝【山口県】ホタル観賞スポット4選〟よりの写真をお借りしました。スミマセン!

 宇部の中心部から約20km北にある吉部地区は、ゲンジボタルやヘイケボタルが飛び交う姿が見られるスポット。

 8時過ぎ、私たちはお婆ちゃんが待っているので早々に引き上げましたが、蛍は今からがたけなわのよう。帰る道すがら上の写真のようなたくさんの蛍を見つつ駐車場まで戻りました。

 途中先日の弁当屋の店先で奥さんに出会い、あの時のお礼を言うと、〝今日もお弁当やおはぎを作って売り出していたんだけど、あっと言う間に売り切れて…まさかこんなに人が来るなんて…〟と、嬉しい悲鳴を上げておられましたよ。よかったですね!というと〝おかげさまで!〟と…本当に気持ちの良い〝蛍の夜〟でした。やっぱり山口県は…宇部市はいいところですよ。どうぞ皆さま〝おいでませ!〟です。俳句は…はい、詠みましたけど、でも蛍は難しい!


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4 コメント

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Unknown (グライセン)
2022-06-15 14:56:16
こんにちは~
この前螢をはじめて見に行きました。
近くで見れるのでこれからは毎年行きたいです。
ギャラリーは数人でした。
俳句バッチリ詠めました。句会で披露したいと思っています。やっと結社も決まりホッとしています。
句友にも恵まれました。こんげつから俳句誌にも投句してみました。チャレンジ!
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Unknown (ちわき)
2022-06-15 22:22:36
グライセンさん、こんばんは!お久しぶりですね。
やはり俳句は〝座の文芸〟ですから、句友がいてこそのもの。またそれには良き師も必要…ということで、それらに恵まれたのは良かったですね。
あれこれと悩んだ甲斐があったというものでしょう。
おまけに結社も決まり投句も始められたとは…後は前を向いて進むことですよ。
ところで、そちらではどこで蛍が見られるのですか。
以前関東の友人が蛍を観に行ったら、ネットで囲った中に放流?したものだったと笑っていました。その友人が山口に来てビックリしていましたものね。
では蛍のステキな句を詠んで披露して下さい。
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 (ミルク)
2022-06-16 18:09:33
ここのところ、ず~~っと蛍を見ません。
うちの前の水路にたくさん、飛んだものですが
全部、護岸をしたので、蛍がまゆを作る環境が無くなったのです。
12日、町内一斉に出て水路清掃を、しましたら
蛍の幼虫の餌になる、カワニナ(小さな巻貝)は
たくさん、いたのですが・・・
護岸してない場所にも、見えないんですよ。農薬のせいかしら~
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Unknown (ちわき)
2022-06-16 22:55:32
ミルクさん、こんばんは!
コメント有り難うございます。
家の前の水路で見られたのはいつ頃の話ですか?
草が生えないようにとか安全のためにとか小さな川にも護岸工事をしますが、そうしたら絶対ダメですね。
蛍の餌の川ニナがいくらいたとしても、自然のままの草だらけの川でないと生きられないからでしょう。それに農薬も原因ですね。
こちらでも、蛍を呼び戻そうという試みがあちこちで行われていますが、一度ダメにしてしまうとなかなか元に戻すのは難しいようです。
蛍たちも〝あそこの水は苦いぞ!〟と情報を流しているのかも…(@^▽^@)
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