ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝八重山諸島5島めぐり 3日間〟へ!(由布島その2)

2020年03月20日 | 俳句

 今日はお彼岸の中日…、そう、春分の日です。

 「春分」は、二十四節気の一つ。太陽が春分点(太陽が赤道の南から北へ移る点)を通過する時刻を春分といい、その日を春分の日とよびます。太陽は真東から出て真西に沈むため、昼と夜の長さが等しいことになるので、「中日」はこれに由来しているのだと。この日以降、夏至までの間、昼の時間はだんだんと長くなります。

 「彼岸」といえば、春分と秋分とをそれぞれ中日として、その前後3日間ずつ、計7日間をいいますが、俳句の季語としては、「彼岸」だけなら春、秋の場合は「秋彼岸」「後の彼岸」といって区別しています。

 また、「春分の日」となると、「自然をたたえ生物をいつくしむ」日として「国民の祝日に関する法律」により定められたものですから、同じ日であっても仏教的な意味合いを持つ「彼岸中日」とは多少雰囲気が違ってきますね。

  山寺の扉(と)に雲あそぶ彼岸かな     飯田蛇笏

  見上げゐる春分の日の時刻表        井上康明

 さて、〝八重山諸島5島めぐり 3日間〟への、(由布島その2)です。

 集合時間までまだ少し時間がありましたので、「蝶々園」へ行ってみました。ここでは白黒のまだら模様が特徴的な日本最大級の蝶「オオゴマダラ」を見ることができます。美しい羽根を広げてゆったりと飛ぶ姿は、とても幻想的です。そして、一番驚いたのは、その蝶のサナギがナント黄金色!初めて見ましたが本当にきれいな色でした。これは、〝ホウライカガミ〟という毒性のある葉を食べるので、サナギにも毒性があることを知らせるための警戒色だということ。また、ここで見られる蝶たちは本州ではほとんど見られないものが多いようで、他にリュウキュウアサギマダラ、カバマダラ、シロオビアゲハ、ベニモンアゲハなどがいましたが、西表の市蝶や竹富の町蝶になっているというツマベニチョウは見つかりませんでした。ザンネン!

 戻る時間が来てこの島ともお別れ…また、水牛車に乗って美原へ。名残惜しい!

 ところで、面白い話。途中水牛車が止まって動かなくなり、どうしたのかしらと見ていると、目の前の水牛のお尻がもりもりと膨れてきて……ポトン…じゃあない、ベチャッかな。大きなものを二ひねりほど。なんせ帰りは一番前に座っていたもんで…アハッ。そして、ゆっくりと歩きだし、しばらく行ったかと思うと、また立ち止まり…エエッ、今度は何???そうです。おしっこでした。馭者さんに、〝もしかして水があるところでしかしないのですか?〟と聞いてみると、そうなんですって。 ワアッ、水洗なんだ!(大笑)

 美原からバスに乗って大原港へ。バスのシンボルマークはイリオモテヤマネコでした。

 そこからまた船で石垣港へ戻り、ホテルへ帰りました。その夜は、ホテルの〝舟蔵〟で沖縄郷土料理の〝八重山会席〟をいただきました。このホテルでは毎日20時からロビーでエンターテイメントショーが実施されるのです。前日は〝三線〟のライブがあったそうですが、私と主人は病院へ行ってそれどころではありませんでしたから、今日は最後の夜ということで、最前列で鑑賞しました。この日の出し物は、何かと思ったら〝フレアカクテルショー〟。これは、BGMに合わせてお酒のボトルやシェイカーをダイナミックにパフォーマンスをして、派手なカクテル演出をするエンターテインメントを兼ね備えたバーテンダーショーで、映画とかでは見たことがありますが、実際に目の前で見るのは初めてでした。

 もちろん子供たちもたくさんいますので、お酒ではなくジュースだということでしたが、レインボーカラーのカクテルが出来上がっていくのもきれいだし、それに灯がつけられたりしてとても魅惑的でした。最後に出来上がったカクテルを今日のお客様の中で何かの記念日とかで来られている方へ差し上げます…というので、早速私の誕生日の記念とS夫妻のダイヤモンド婚で来たことを告げると、それぞれにカクテルをいただきました。新婚旅行だというカップルもいたりと、本当に今回の旅のいい記念になりました。下の写真はS夫妻。

 この旅もとうとう明日の小浜島を残すだけになりましたが、それはまた次へ…

 


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