ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝年寄りの冷や水〟?それとも〝好期幸齢者〟?

2024年03月30日 | 日記

 昨日に続き今日もいいお天気で暑いくらい。車に乗ると23度を示して、エアコンからは涼しい風が吹き出てきます。この暖かさでは桜のつぼみが一気に開き始めるでしょうから、ときわ公園の桜が満開になるのも4月の初め頃でしょうか。4月5日に恒例の吟行会をときわ公園で行う予定ですので、きっと一番の見ごろになるかも。これは楽しみです。

 さて、昨日はラジオ体操の参加者で、毎年花見をしてきたんですが、その大きな桜の木が昨年伐り倒されてしまったので、今年は代わりに〝みんなの鼻でも見て体操の輪を広げよう〟ということで、〝鼻見〟親睦会を開きました。

 いつものラジオ体操を終えて、会館の二階で総勢18人が集合。注文していた花見ならぬ〝鼻見〟弁当を開いて、みんなで和気藹々と…

 その食事が一段落すると、今度は〝頭の体操〟をしましょうということで、連想ゲームが始まりました。回答者になった人がみんなから出されたヒントで答を当てるゲーム。これがなかなか高齢者には難しい。問題が「ゴジラ」や「ウサギ」などの時はよかったのですが、「恋」とか「青春」とかになると…ヒントもあやふやでなかなか正解になりません。中でも一番傑作だったのが、「青春」のヒントで、〝今の私〟とか〝幾つになっても〇〇!〟とかが出た後に、Oさんが〝胸がドキドキ〟と言うと、即座に〝心筋梗塞〟と答えたのにはみんな大笑いです。それぞれ誰もが身につまされる年齢ですからね。そんな笑いの中で更にもう一つ…と世話役のNさんが持ち出したのは小豆と容れ物と…それにお箸。そう言えばもうお分かりでしょうか?

 ほら、よくあるでしょう。脳梗塞などで不自由になって、そのリハビリにお箸で豆を抓む練習をするのがあると。それを2チームに分かれて、豆拾いリレーなんです。最初は小豆を5粒抓んで他の容器に移し次の人へ。行き着いたら今度は大豆に変えて、また同じようにリレーしていく。やってみると意外と難しいんですよ。特に小豆の方が…結局、前半後半で勝ちと負けが同じということで引き分け。それで全員が賞品を貰いました。

 というわけで、体も頭もしっかり働かせて、…最後の仕上げはボーリング。これは全員ではなく有志でしたが。私と主人は久し振りのボーリングに参加して楽しかったです。

 写真はお借りしました。ゴメンナサイ!なんせ投げるのが必死で…でも、米寿に近い人も投げるんですからね。負けてはおられませんよ。アハハッ…

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 エエッ、結果は?ですって…ハイ、今日はその掃除のし過ぎで体がガタ、ガタなんですよッ!これでもうお分かりでしょう。これを〝年寄りの冷や水〟なんて笑わないでくださいね。

 ほら、今年米寿を迎えられた高田宏成氏の著書・『あなたになってほしい好期幸齢者、これからが本番のワクワク人生戦略』(Kindle版)ですよ。

 その本の中には〝これまでの人生は「助走」で、これからが本当の幸せを意識して行動する「本番」人生です〟と書かれているのだとか。氏はクラーク博士の名句「少年よ、大志を抱け」をもじって「好期幸齢者よ、大志を抱け」として米寿記念出版されたものなんです。著者の大志(夢)は「一燈照隅(いっとうしょうぐう)、万燈照国(まんとうしょうこく)」なんですって。もともとは半世紀以上も企業の問題解決を業としてきた経営コンサルタントなんだそうです。

 いい言葉ですね。私もこれからはこの「好期幸齢者」を使わせて貰おうっと。要するに何を始めるにしても〝思い立ったが吉日〟ですし、〝今が一番若い〟んですからね。じゃあ私もまた4月から心機一転してガンバリましょう。応援ヨロシクお願いしますね!


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4 コメント

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余生 (風の盆)
2024-04-28 16:20:04
高橋和己の憂鬱なる党派だったか、三高生が余生は長いと
そういうこともあるなと、思いながら同感して読んでいたが、実際に老年になると、還暦をすぎて
余生は意外と長いかも知れないな
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Unknown (ちわき)
2024-04-30 14:30:00
三高生とは、旧制の第三高等学校のことですか?今の京都大学の前身だったという…
確か高橋和巳は京都大学でしたよね。それは新制のでは?ならば彼は三高生ではなかったんでしょうから先輩たちの話をもとにしているのかしら。
さて、さて〝余生〟とは幾つぐらいから言うんでしょうか?
風の盆さんの余生は…いつから?
 〈余る生などなし山の笑ひ初め〉
 〈古酒新酒呑んで生涯現役と〉
どちらも私の拙い句ですが…これ本音かな。ちなみに義母は102歳まで台所に立ち料理や片付けをし、編み物も本も読んで生涯現役でしたから。
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三高 (風の盆)
2024-05-06 09:48:45
明治時代かな銀行を作った
第一銀行から始まって云々
長野辺りではその流れで八十二銀行だったかな
まだ名残はある
旧制高校も第一高等学校から始まって、旧帝国大学になったが
高橋和己は三高から京都帝国、いや京都大学に行って教授で残ったな
今気がついたが阪大、大阪大学でなく、京都なんだな

まあ、三高、旧制三高時代の、何だなボート部を題材にしたのが多いようだな
琵琶湖には三高ボート部の拠点があった。琵琶湖周航の歌だな
琵琶湖で泳いだことは無いが、湖は温度の高低差があるんだな、旧制四高シコウのボート部が水難事故にあった
〈古酒新酒呑んで生涯現役と>
良いな「と」が良いな。とで五字になるが、「と」で締まってるな
まあ、酒なら選ばないになっちゃうかな
まあ、昔は正月前だったか酒は造らなかったと
今じゃ酒は年がら年中造っている
何でも季節が無くなってきたな
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Unknown (ちわき)
2024-05-07 12:50:05
風の盆さんへ
私の句の「と」の効果が分るなんて…さすがですね!
句を生かすも殺すもこの一音ということが俳句ではよくあります。
簡単なようで難しい。そこまで神経を使って作り上げる世界がたまらなく面白いんですよ。やってみませんか?(*^ー゜)
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