本日も晴天。春真っ盛りです。斐川公園の染井吉野も満開です。私の所有レンズ、「Ai Nikkor 35mm F2」を「Df」に装着して試写です。
このレンズはDタイプではありませんのでレンズ情報(焦点距離と開放F値)をカメラにマニュアル入力します。当然オートフォーカスではありません。ヘリコイドの回転角が大きいのでピントは合わせやすいですが、グリス切れでフォーカスリングがスカスカと回ります。
レトロちっくな「Df」には似合うレンズです。1977年に発売されたものです。当時、Nikon F2に装着されて父が使用していました。いつの間にか私の私有物になり、20年位前にニコンでオーバーホールしてもらいました。保存状態が良かったのかレンズに曇りはありません。レンズのコーティングはあっさりとしています。
Nikon D700 + Nikon Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)
先日のライトアップされていた枝垂れ桜です。こちらは散り始めていますが、まだまだ見頃です。
染井吉野は満開です。青空と淡いピンク色の桜の花が暖かなコントラストです。
近距離ではなかなかいい写りをしています。ボケ味はちょっとうるさい。
Nikon Df + Ai Nikkor 35mm F2
開放絞り値はF2ですが、F4くらいまではシャープネスが少し悪いです。特に辺縁部ではボケボケ。F8まで絞り込むとキリッとシャープなピントが来ます。F11では隅の部分までカリカリのピントが来ます。
ボディー重量の軽いDfにはとても使いやすいレンズです。ISO感度を上げればしっかりと絞れます。風景撮影よりもお散歩街角スナップが似合います。