松江の南部。風土記の丘公園の近くに神魂(かもす)神社があります。この付近には古墳が多くあり、出雲国庁、国分寺などの遺跡もあります。古代出雲の政治の中心地です。
私の45年位前の記憶です。ここの神社に行ったことがるような。険しい石段だけが記憶の奥底に残っています。急な石段で、足が不自由だった曽祖父が一緒だったこともあり、子供ながらに、これは登れないと感じた思い出があります。
これがその石段。脇に「女坂」との表示のある緩やかな坂道があります。
本殿は現存する最古の大社造建造物で国宝です。
祀られている神様は女の神様。伊弉冊大神(イザナミ)を主祭神とし、伊弉諾大神(イザナギ)を配祀するとしている。
現在の出雲大社の本殿に比較すると、規模は小さいですが、線が細く繊細な感じ。出雲大社が男の神様で重厚などっしりとした建物。こちらは女の神様を祀るように優しい雰囲気があります。
これは「ひもろぎ」と呼ばれるもので、神様が降りてくる場所だそうです。何か近づいてはならない雰囲気があります。ちょっと離れたところから撮影するのみ。
Nikon Df + Nikon AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR