松江市来待の菅原天満宮です。春を予感させる好天でしたのでドライブがてら行ってみました。フォクトレンダー58mmの練習も兼ねています。
菅原道真の誕生の地はいくつもあるようですが、ここもその一つです。
菅原道真の父親、菅原是善が出雲の国庁に在任していた時、菅原氏の祖先、野見宿禰(のみのすくね)のお墓をたずねて菅原の里に来ました。そのさい案内をしてくれた女性を気に入り、国庁につれて帰りました。
そして是善の任期が終わり、京都に帰ることになりましたが、かの女性は妊娠しており、菅原の地に帰って産んだのが菅原道真とのことです。
牛は菅原道真と大変ゆかりがあります。道真の遺骸を運んでいた牛が座り込んで動かなくなりました。道真のお墓はそこへ作られたので、天満宮には座った牛の像が多くあると言われています。
野見宿禰のお墓です。野見宿禰は出雲国の勇士で、「相撲の神様」とも言われている人です。菅原道真の祖先です。
絞り開放です。いい雰囲気が出ていますが、ピント合わせが難しいです。
菅原道真が九州の大宰府へ左遷させられた時の和歌、「東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」。京の都から一晩にして菅原道真の住む屋敷の庭へ飛んできたという「飛梅伝説」があります。菅原道真と梅は縁が深いようです。
Nikon Df + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SLⅡN