高知の一夜が終わりました。念願の鰹のたたきを満喫して、お酒も満喫してホテルで熟睡。翌日は帰宅への一路です。
高知自動車道の途中、大豊インターチェンジで降りて祖谷のかずら橋へ立ち寄ります。
四国山地、吉野川の支流です。V字型に切れ込んだ谷の底の部分にかずら橋があります。平家の落人がこの地に潜み、追手が迫ってもすぐ切り落とせるように葛を使って架設したとの伝説もあるそうです。
550円を支払って橋を渡ります。
FUJIFILM X-Pro2 + FUJINON XF23mmF2 R WR
足元には渓流が流れています。安全と強度の確保のためにワイヤーロープで補強されています。葛は装飾的に使ってあるとのことですが、それでも人が歩くと橋が揺れますのでスリル満点です。この隙間からスマホを落としてしまう人がいるそうです。川底には沈んでいるかも。
FUJIFILM X-Pro2 + FUJINON XF23mmF2 R WR
徳島県道32号山城東祖谷山線で徳島自動車道井川池田インターチェンジへ向かいます。観光案内所にあったパンフレットにはこのルートが近道のように記載されていました。県道入り口の工事のおじさんに「池田町に抜けられますか?」と尋ねたら、「いけますよ、ちょっと狭いけど」ということで「県道だし」ということでずんずん進むと道は狭くなり、断崖絶壁のくねくね道です。これがもしや世にいう「険道」なのでは。
やばいところに入っていたっかもしれないと不安になりますが、時々対向車がやってきます。退避場所で停車したり、バックしたりで道を譲りながらずんすん進みます。途中、立派な温泉ホテルが有りましたので、人跡未踏の地ではないようです。「舗装された県道であることを信じて」
途中、小便小僧の銅像がありました。気持ちよさそうに岩壁の先端に立っています。
FUJIFILM X-Pro2 + FUJINON XF23mmF2 R WR
向かいの山は一千メートルを超えるそうです。紅葉時期なれば美しい風景が見られるでしょう。ただ、運転中は脇見厳禁です。高知道はこのような山をくり抜いてトンネルにしていると思うと、人間とはすごいことをするものです。
高松市にたどり着きました。栗林公園を見物して帰途につきます。
FUJIFILM X-Pro2 + FUJINON XF23mmF2 R WR
のどかな庭園を散策して、讃岐うどんで昼食。来た道をたどるように瀬戸大橋を渡って、山陽道、尾道道、松江道経由で無事に帰宅しました。楽しい四国旅行でありました。