松江の秋の風物詩になりつつある、夜のイベント、「松江水燈路」に行って来ました。
カメラのセンサー感度を常用できる目一杯のISO6400に設定。レンズは開放のf2.8です。行灯の光の色を大切にしたいのでストロボは一切使いません。色温度設定はオートです。三脚は人混みの中では迷惑です。全て手持ち撮影。VR付きのレンズではないので多少のブレはご容赦を。
車を県庁裏の武道館駐車場に置いて、松江城をお堀伝いに反時計方向に回ります。
県民会館前からは松江城のライトアップが見事です。この日は快晴。半袖は寒く、長袖で軽く羽織るものがあれば街歩きには最高です。水銀灯の光はちょっと寒く感じます。
ISO6400の手持ち撮影でも星が写っています。
行灯の中にはロウソクが立ててあります。光の色が暖かさを感じさせます。
大手前駐車場は飲食・雑貨の屋台が出ており賑やかですが、物産館を過ぎて北方向へ回ると、静寂が戻り、暗闇に行灯の光がまたたきます。
このあたりの路面には車道と歩道との段差を示すカップの明かりもみられます。省エネ志向のLEDではない、自然の炎のゆらぎがいい雰囲気です。
松江歴史館前の橋を通り過ぎます。堀川めぐりの船も運行されています。
塩見縄手のお堀端を散策。このあたりは車の通行は遮断され静かです。
小泉八雲記念館からはお堀側からの行灯が見えます。水面に幾筋もの行灯の光が揺らめいています。
フォーカスは行灯を中心に据えればオートでも可能でした。そうすると日の丸構図になりがちなので、結局、最後はマニュアルでピント合わせをしています。シャッタースピードは1/8~1/30くらいです。行灯を手前に据え、背景にお城の石垣・街の夜景・行灯を入れますので、しゃがんでの撮影が多くなりました。翌日には太ももが筋肉痛。
今回、お堀沿いの風景をスナップしましたが、松江城内にも行灯の展示があったようです。実は後でパンフレットを確認して判明。もう1回行かなきゃ。
天気のいい夜は思ったよりも冷え込みます。9月23日でも冷え込みます。10月16日まで開催されてます。これからは防寒対策が必要です。