おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 脈要精微論篇 第十七
第十六節
(原文)
麤大者、陰不足陽有餘、爲熱中也。
來疾去徐、上實下虚、爲厥巓疾。
來徐去疾、上虚下實、爲惡風也。
故中惡風者、陽氣受也。
訳
脈が粗大(洪大)の者は、陰が不足して陽が有余であるもので、熱中という病となります。
その脈が、来るとき疾く感じ、去るときに遅く感じるのは、上実下虚の状であり、これは厥や巓疾によるものです。
その脈が、来るとき遅く感じ、去るときに早く感じるのは、上虚下実の状であり、これは悪風によるものです。
悪風の邪に当たる者は、陽気(生体が持つ生命力)が邪を受けるのです。
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