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黄帝内経素問 脈要精微論篇 第十七 第十六節 訳

2012-04-10 09:12:52 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 脈要精微論篇 第十七

第十六節

原文

 麤大者、陰不足陽有餘、爲熱中也。

來疾去徐、上實下虚、爲厥巓疾。

來徐去疾、上虚下實、爲惡風也。

故中惡風者、陽氣受也。

 

脈が粗大(洪大)の者は、陰が不足して陽が有余であるもので、熱中という病となります。

その脈が、来るとき疾く感じ、去るときに遅く感じるのは、上実下虚の状であり、これは厥や巓疾によるものです。

その脈が、来るとき遅く感じ、去るときに早く感じるのは、上虚下実の状であり、これは悪風によるものです。

悪風の邪に当たる者は、陽気(生体が持つ生命力)が邪を受けるのです。

 

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