おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 脈要精微論篇 第十七
第十八節
(原文)
諸過者、切之濇者、陽氣有餘也。滑者陰氣有餘也。陽気有餘爲身熱無汗。陰氣有餘爲多汗身寒。陰陽有餘則無汗而寒。
語句の意味
過=はなはだしいの意味。<霊枢寒熱病篇>「過ある者を視てこれを取る。」
病のこと。<素問示従容論>「五蔵の過。」
不正常のこと。<素問六元正紀大論>「気の寒温を観て、以て其の過を調う。」
至る。
ここでは異常な脈。
切=切脈の簡称。すなわち、脈を按ずること。<素問三部九候論>「切して之に従う。」
おさえること。<素問調経論>「必ず切して出づ。」<骨空論>「欠盆骨上之を切して堅痛すること筋の如き者は之に灸す。」
劇烈なさま。<霊枢邪気蔵府奇形>「腸中切痛す。」
切脈=四診の一つ。脈象を診断する方法。脈診・診脈・按脈・持脈ともいう。これは中国において最も早くから考えだされ、用いられていた診断技術である。古代には、三部九候の遍診法、人迎・寸口・跌陽三部診法、寸口診法などがあり、後世になって、寸口診法が主になり、さらに脈の位置・回数・性状・形勢などによって多種に分類されるようになった。
濇=しょく・渋(じゅう)に同じ。<素問至真要大論>「短にして濇」
濇脈=脈象の一つ。脈が難渋であるもの。血虚や精が損傷されているもの、また気滞、寒湿の証にあらわれる。渋脈
渋脈=濇脈ともいう。脈象の一つ。脈の去来がなめらかでなく、ちょうど小刀で竹をけずるようなぎこちなさがあるもの。この脈は、血が少なくて精を傷り、津液が虧損されたことを、あるいは気滞血瘀(けつお)の病証をあらわす。貧血・心機能不全などの病証にみられる。<脈経>「渋脈は細にして遅、往来し難く、且つ散じ、或は一止してまた来たる。」
滑=滑脈・脈象の一つ。脈の往来がなめらかで、指には円滑に応じ、円珠が盆の中でころがり回るような状態である。痰飲・食滞・実熱など、また妊娠しているときにもあらわれる。<脈経>「滑脈は往来前却して流利し、展転替替然として数と相似る。」
ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。
簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。
250g 8,400円
500g 15,750円