おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八
第三節
胃之大絡、名曰虚里。貫鬲絡肺、出於左乳下。其動應衣。脈宗氣也。
盛喘數絶者、則病在中。結而横有積矣。絶不至曰死。(1乳之下其動應衣宗氣泄也。
欲知寸口太過與不及、寸口之脈中手短者曰頭痛。寸口脈中手長者曰足脛痛。寸口脈中手促上撃者曰肩背痛。寸口脈沈而堅者曰病在中。寸口脈浮而盛者曰病在外。寸口脈沈而弱曰寒熱及疝瘕少腹痛。寸口脈沈而横曰脅下有積、腹中有横積痛。寸口脈沈而喘曰寒熱。
(1この十一字衍文
語句の意味 2-2
太過→不及
不及=大過に対することばで、太過とは過ぎること、不及とは足りないこと。一般には陰陽の不調和をさしていう。
<素問玉機真蔵論>「其の気の来たること実にして強、此を太過という、病外にあり。其の気の来たること実ならずして微、此を不及という、病中にあり。」
<素問六節蔵象論第五節>「未だ至らずして至る、此を太過という。・・・至りて至らざる、此を不及という。」
<素問天元紀大論>「形に盛衰あるとは、五行の治、各々太過不及あることをいう。」
<難経三難>「脈に太過あり、不及あり、陰陽相乗あり、覆あり、溢あり、関あり、格あり・・・。」
中=チュウ。ナカ。まんなか。なかば。なみ。内部。宮中。アたる。合う。的中する。目的を達する。
短=短脈・脈象の一種。脈の波動の振幅が標準的な振幅よりも短く、指の応じ方も関部が比較的明らかであるのに、寸部、尺部には不足の感じがするものである。気病であることを示しており、短でしかも力のないものは肺気虚、中気不足である。
<素問脈要精微論第十五節>
促脈=脈象の一つ。脈は急促にきて力があるが間隔が不規則である。
沈脈=脈象の一種。この脈は軽くとると応じないが強く押さえると得られる。病が裏にあることを示している。沈でしかも力のあるものは裏実、沈で力のないものは裏虚である。八裏(微・沈・緩・濇・遅・伏・濡・弱)の脈で陰脈である。
<脈経>「沈脈は之を挙げるに足らず、之を按ずるに余りあり。」
堅脈=来る脈がしっかりしている意。鍼灸医学大系
浮脈=脈象の一つ。脈位は浅く、軽く取ると得られる。病が表にあることを示し、浮にして有力は表実、浮にして無力は表虚、多くは、感冒とか急性熱病の初期にあらわれる。久病で陽気虚損のものは、浮大無力の脈象があらわれる。
寒熱=悪寒、発熱症状の簡称。<素問陰陽別論>「三陽の病たるや寒熱を発す。」
疝瘕=せんか・病名。瘕疝、蠱(こ)ともいう。風邪が熱と化して下焦に伝わり、湿と相結しておこるもので、小腹が熱痛し、尿道より白色粘液の流出がある。前立腺炎に類似している。治療は五苓散の類がよい。<素問玉機真蔵論><素問平人気象論>
少腹=小肚ともいう。腹部臍下の部分、或は臍下の両傍をいう。一説に小腹は臍下部、少腹は側腹部。
寸口脈沈而弱曰寒熱及疝瘕少腹痛・新校正には「按ずるに甲乙経に此の十五字無し。況んや下の分に已に寸口の脈沈にして喘するを寒熱と曰い、脈急なる者を疝瘕少腹痛むと曰うことあり。此の文は衍文ならん、当に去るべし」とあり、依ってこの句も削除するのが妥当であろう。鍼灸医学大系
横積痛とは、積のために腹中にひろがる痛みである。鍼灸医学大系
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