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黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八 第五節 語句の意味

2012-06-11 09:41:34 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八

第五節

原文

脈從陰陽、病易已。脈逆陰陽、病難已。脈得四時之順曰病無他。脈反四時及不藏曰難已。

臂多青脈曰脱血。尺脈緩濇謂之解 (にんべんに亦・えき)。安臥脈盛謂之脱血。尺濇脈滑謂之多汗。尺寒脈細謂之後泄。脈尺麤常熱者謂之熱中。

 

語句の意味

従逆=①従治と逆治のこと。各項参照。②病の伝変の正常なことを従といい。異常なことを逆という。

 

從=従・

①従順。逆に対していう。<素問生気通天論>「気血皆従う。」

②正常なこと。<素問陰陽応象大論>「此れ陰陽反して作す、病の逆従なり。」

陰陽應象大論篇 第五 第二節 読み

陰陽應象大論篇 第五 第二節 語句の意味

陰陽應象大論篇 第五 第二節 訳

③ある種の処理方法や原則を採用すること。<脾胃論>「此れ湿勝れば平胃散に従う。」

④迎えること。<素問骨空論>「風に従いて風を憎む。」

⑤治法の一つ。すなわち反治のこと。<素問至真要大論>「従は、反治なり。」

⑥放縦(勝手気ままなこと)。<霊枢師伝篇>「血食の君、驕恣して欲に従い人を軽んず。」

反治=湯液用語で、病気に仮象が表われたときに病象に応じた薬で治療すること、従治ともいう。新・東洋医学辞書

反治=通常の治法に相反する治療のこと。疾病が仮象を呈した時、あるいは大寒証・大熱証に正治法をもちいたところ、対抗現象がおきたときに用いられる。

たとえば、病が真寒仮熱(病理・病証で、疾病が本来は寒証に属するのに寒が極まって仮熱症状を現すこと。)に属するもので、正治法を用いて温熱薬を投じると、往々にして拒絶反応を起し、服薬後ただちに吐出してしまい、治療目的を達することができない。

そこで、反治法を用いる。以下略

 

従=ジュウ。シタガう。他人の言を聞き入れる。服従する。あとからついて行く。よる。まかせる。ならう。応じる。つとめる。

 

逆=ギャク。サカらう。反対する。そむく。面と向かう。ムカえる。順序や道理に合わない。道理に反する。

 

逆=①病が成ること。<素問湯液醪醴論>「今良工皆、称して病成ると曰う。名づけて逆という。」

②脈象。<素問平人気象論>「人の胃気なきを逆という。逆する者は死す。」平人氣象論篇 第十八 第一節 訳

<傷寒論平脈法>「水行りて金に乗じ、火行りて水に上ず、名づけて逆という。」

③順の反対。④逆治のこと。

 

逆治=①治療すべきでないものを妄りに治療すること。<霊枢玉板篇>「工これを察せざる者にしてこれに刺す。これ逆治という也。」

②また正治(湯液用語で、かかった病気とは逆の薬を用いて治療すること)のことをいう。一般的に治療方法は疾病の性質、病機に対して正面から治療を行う。

たとえば、寒証に熱薬を用い、熱証に漢薬を用い、実証に攻法を用い、虚証に補法を用いるなど。

薬性と病性とが相反する所からまた逆治ともいう。

<素問至真要大論>「逆なるは正治なり。」

 

陰陽=古代中国の哲学理論で、古人の自然界の事物の性質及びその発展・変化の規則に対する認識である。医学における陰陽学説は、古代の素朴な唯物自然弁証の思想方法と医学的実践を結合した産物である。

すなわち陰陽の対立と統一、消長と転化という観点で人と自然界の関係を説明し、さらに医学的領域における一連の問題を説明している。

1)解剖:人体の臓腑組織の属性を帰納する。

2)生理:人体の生理機能を分析する。

3)病理:病理変化の基本的規律を説明する。

4)診断:病証の属性にしたがって、陰証と陽証とに分ける。

5)治療:有余は瀉し、不足は補い、陰陽の相対的平衡を調整する原則を確定する。

 

参考

陰陽自和=人体の自然調整機能によって健康を回復すること。新・東洋医学辞書

    =「和」は調和、平衡の意味。「陰陽自和」とは、陰陽それ自体が調和すること。

例えば、人体が病に患わされているときに、疾病が好転ないしは治癒に近づくとすれば、これはそれまで失調していた陰陽()が次第に相対的に平衡した状態へと移行したことを意味する。東洋学術出版社・中医基本用語辞典

 

易=エキ。うらない。交換する。変更する。イ。やさしい。ヤスい。たやすい。・・・しがち。けわしくない。

 

已=イ。スデに。もはや。もう。やがて。早くから。全く。ヤむ。終わる。すてる。・・・ノミ。いえる。病気がなおる。病気をなおす。去る。アア、歎美の辞。ユエ。

 

難=ナン。カタい。むずかしい。×易。・・・ガタい。・・・することができにくい。ムズカしい。わかりにくい。病気がなおりにくい。ととのえにくい。晴れになりそうもない。せめる。非難。ハバむ。わざわい。むずかしいこと。心配。欠点を言いたてること。苦しみ。

 

四時=春夏秋冬

 

順=ジュン。シタガう。服従する。ならう。さからわない。便利なこと。やわらぐ。受ける。つき従う。やさしい。安んじ楽しむ。ついで。

 

無他=タなし。これよりほかにはない。ふたごころがない。無事。

 

 

藏=間臓・病がただちに勝つ所(相剋の臓)に伝わらずに、次の臓(相生の臓)に伝わること。たとえば、肝病は脾ではなく、心に伝わる。<難経五十三難>「間臓は、其の子に伝わるなり。」→七伝。

間臓=五行の相生順に病が伝変すること。新・東洋医学辞書

七伝=五行の相勝関係の順に病が伝変すること。新・東洋医学辞書

七伝=相剋的に七度伝変すること。予後不良である。

<難経五十三難>「・・・。心病肺に伝え、肺肝に伝え、肝脾に伝え、脾腎に伝え、腎心に伝う。一蔵再び傷れず、故に七伝の者は死すと言うなり。」

 

臂=ひ・前腕部。肘から腕(手首)にかけての部分。下膊に同じ。

 

青脈=せいみゃく・

①肝の色は青なので、肝の脈を青脈という。<素問五蔵生成篇>

②脈絡で青色を呈しているもの。<霊枢論疾診尺篇>「耳間の青脈を取り、以て其の掣を去る。」

 

脱血=血脱に同じ。<素問平人気象論>

血脱=脱血ともいう。①大出血による虚脱をさす。②慢性出血のある病人が顔面蒼白でつやがなく、やせおとろえ、脈象も虚している証候をさす。

<霊枢決気篇>「血脱するものは、色白く夭然として沢なし、その脈空虚なり。」

 

謂=イ。イう。告げる。となえる。評論する。イイ。イワれ。わけ。理由。オモう→思。オモえらく。思うには。・・・と思う。

 

解えき(にんべんに亦・えき)=精神の疲労と肢体のだるさを覚え、ものうかったり痩せたりする病証。新・東洋医学辞書

これは、肝腎が虚損したり、精血の不足によっておこる。<素問平人気象論>「尺脈の緩渋はこれ解えきと言う。」

 

安臥=やすらかにねる。安心してねる。

 

尺濇=鍼灸医学大系も東洋学術出版社素問も同様に尺の膚、尺膚が出て来る。

  =尺の膚渋って営血が表面に流れないこと。鍼灸医学大系

尺膚=前臂内側で肘関節より腕関節までの皮膚。<霊枢論疾診尺>「尺膚の熱甚しく、脈盛躁なる者は、温を病むなり。」

診尺膚=尺膚を診察すること。尺膚の潤沢・粗糙(そそう)・冷熱などの情況を診察し、全身の症状、脈象などと合わせて疾病の寒熱虚実を判断すること。

<霊枢論疾診尺>

「其の尺の緩急、大小、滑渋、肉の堅脆を審して、病形定む。」

「尺膚滑にして沢脂なる者、風なり、

尺膚渋なる者、風痹なり。

尺膚麤(あら)くして枯魚の鱗の如き者、水泆(いつ)飲なり。

尺膚熱甚だしく、脈盛燥なる者、温を病むなり。

其の脈盛にして滑なる者、病まさに出んとするなり。

尺膚寒にして、其の脈少なる者、泄して少気なり。」

 

尺寒=尺部が冷えること。鍼灸医学大系

 

後泄=こうせつ・便泄のこと。

<素問挙痛論>「寒気小腸に客し、小腸聚をなすを得ず。故に後泄腹痛す。」

<素問平人気象論>「尺寒脈細、これを後泄という。」

 

麤=そ(鹿が三つ)・ソ。→粗。アラい。こまかくない。そまつ。おおまか。へたな。くろ米。つかない米。玄米。ほぼ。

 

漢方用語大辞典、明解漢和辞典、新・東洋医学辞書、東洋学術出版社中医基本用語辞典

 

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