おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八
第七節
脈有逆從四時。未有藏形、春夏而脈瘦、秋冬而脈浮大、命曰逆四時也。
風熱而脈靜、泄而脱血脈實、病在中脈虚、病在外脈濇堅者、皆難治。命曰反四時也。
人以水穀爲本。故人絶水穀則死。脈無胃氣亦死。所謂無胃氣者、但得眞藏脈不得胃氣也。所謂脈不得胃氣者、肝不弦、腎不石也。
語句の意味
藏=真藏脈
瘦=ソウ。シュウ。ヤせつ。からだが細くなる。地味が悪くなる。書体が細くなる。
細脈=細くまっすぐで軟らかく、形が糸のようで、また髪の毛のように感じる脈。数脈に比べてややはっきりしている。
浮脈=<素問脈要精微論>「春日は浮くこと魚の游ぎて波にあるが如く」
命=メイ。ミョウ。イノチ。生命。おおせ、天子や長官が下す大きな命令。天命。名づける。官服。〔日〕ミコト、貴人の敬称。
風熱=風邪と熱邪が結合した病邪。
=風邪と熱を挟むものをさす。臨床症状は、発熱重く悪寒軽く、口渇、舌辺尖紅色、微黄苔、浮数脈で、甚だしければ口燥・舌乾・目赤・咽痛・衄血などをあらわす。
靜=セイ。ジョウ。シズか。動かないこと。さわがしくないこと。安らかなこと。おちついていること。おしゃべりでないこと。静かになる。おだやか。休む。きよめる。
泄=通じとおすこと。瀉に同じで、いろいろな腹瀉の総称。
瀉=泄瀉
泄瀉=下痢をする疾病の総称または激しい下痢。
腹瀉=下痢のこと。
實脈=三部の脈を弱く按じても力のあるもの。実証である。実熱内結、停飲食積などにみられる。
<素問玉機真蔵論>「脈実は病中にあり。」
虚脈=広く大きな脈で触れ方が柔らかで力がなく、これを押すと空虚な感じがするもの。
水穀=飲食した物のこと。
本=ホン。モト。ねもと。おこり。元金。細長いものを数えることば。自称「ー人」。書物。上奏文。正式。ほんとの。根本の「ー国。ー源」。主たる。その。
絶=ゼツ。タえる。きれる。尽きる。息がとまる。きらす。ほろぼす。やめる。
胃氣=胃の生理機能(消化)をいう。脈の胃気。脈は胃気を本とする。正常人の脈象は浮沈、緩急がなく、ゆったりと落ちついていてリズムがある。
<素問玉機真蔵論>「脈弱にして滑、これ胃気あり。」
<素問平人気象論>「平人常に気を胃に稟く。胃は平人の常気也。人の胃気なきを逆という。逆なる者は死す。」「いわゆる胃気なき者はただ真藏脈を得て胃気得ざる也。」
肝不弦=肝は春で脈象は弦であるのに、脈が弦でない。
腎不石=腎は冬で脈象は石であるのに、脈が石でない。
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