おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 経脈別論篇 第二十一
第七節
帝曰。太陽藏何象。
岐伯曰。象三陽而浮也。
帝曰。少陽藏何象。
岐伯曰。象一陽也。一陽藏者、滑而不實也。
帝曰。陽明藏何象。
岐伯曰。象大浮也。太陰藏搏、言伏鼓也。二陰搏至、腎沈不浮也。
訳
黄帝が申されました。
太陽の蔵とは如何なる脈象をしておるのか。
岐伯が答えて申し上げました。
脈象は陽であります、太陽経脈は体表浅層にあり浮となります。
黄帝が申されました。
少陽の蔵とは如何なる脈象をしておるのか。
岐伯が答えて申し上げました。
脈象は一陽と言いまして、太陽・少陽・陽明の少陽でございます。少陽の脈象は滑で実ではありません。
黄帝が申されました。
陽明の蔵とは如何なる脈象をしておるのか。
岐伯が答えて申しました。
陽明の脈象は大で浮でございます。太陰の脈が搏つのは伏鼓という脈状でございます。二陰の脈が搏つのは、二陰とは少陰でありまして、手少陰心経と足少陰腎経を言います、腎の脈象は沈となりまして浮ではございません。
三陽=三陽経(太陽・少陽・陽明)の総称、または太陽経、足の三陽経。新・東洋医学辞書
三陽=①太陽・陽明・少陽の三経の総称である。その中には手の三陽と足の三陽が含まれ、実際には六条の経脈である。六経弁証では、三陽病とは病邪が体表浅層にあること、あるいは六腑に病があることをさす。
②太陽経の別称(<素問著至教論>馬蒔注)。傷寒病は表から裏への発病機序があり、三陽経中太陽経が最表層にあり、まず先に発病するので三陽といわれ、その次は陽明経で二陽といわれ、その次は少陽経で一陽といわれる。
③足の太陽膀胱経の別称である(<素問大奇論>馬蒔注)。
④足の三陽、胃・胆・膀胱の三経をさす。<霊枢九針十二原篇>「脹は三陽を取る。」
伏鼓=脈象の一つ。脈は伏しているといっても、全部沈んではおらず、なお手に鼓を撃つように感じるもの。
<素問経脈別論>「太陰蔵搏、伏鼓というなり。」
漢方用語大辞典
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