漢方相談 昌栄薬品

漢方薬・自然薬が体に効きます、自然の生薬で病気に負けない体を作る
漢方相談 ご来店お待ちしています

黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二 第二節 語句の意味 脾主長夏 足太陰陽明 戊己 脾苦濕 

2013-01-03 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二

第二節

 岐伯曰、肝主春。足厥陰少陽主治。其日甲乙。肝苦急。急食甘以緩之。心主夏。手少陰太陽主治。其日丙丁。心苦緩。急食酸以收之。脾主長夏。足太陰陽明主治。其日戊己。脾苦濕。急食苦以燥之。肺主秋。手太陰陽明主治。其日庚辛。肺苦氣上逆。急食苦以泄之。腎主冬。足少陰太陽主治。其日壬癸。腎苦燥。急食辛以潤之。開腠理、致津液、通氣也。

 

語句の意味 脾主長夏 足太陰 足陽明 其日戊己 脾苦濕 苦能泄、能燥、能堅

 

脾主長夏=脾は五季・春夏長夏秋冬・では長夏に該当される。

 

足太陰=足の太陰脾経に同じ。

<素問三部九候論>「下部に人、足の太陰なり。」

<霊枢経水篇>「足の太陰は外は湖水に合し、内は脾に属す。」

<素問蔵気法時論>「脾は長夏を主り、足の太陰陽明を主治す。」

足太陰脾経=足の太陰の経脈に同じ。

足太陰の経脈=脾経の脈のこと。十二経脈の一つ。もとは脾の足の太陰の脈(脾足太陰脈)という。循行経路は、体内にあっては脾に属し、胃を絡い、心と舌根に連なる。体表にあっては、足の第一趾より、下肢内側(中程からは前面に向う)、腹部・胸部に沿い、側胸部に止まる。

<霊枢経脈篇>「脾の足の太陰の脈、大指の端に起り、指の内側白肉際を循り、核骨の後を過ぎ、内踝の前廉に上り、腨内に上り、脛骨の後を循り、厥陰の前に交わり出て、膝股内の前廉に上り、腹に入り、脾に属し、胃を絡う。膈に上り、咽を挟み、舌本に連なり、舌下に散ず。その支なるものは、復た胃より別れて膈に上り、心中に注ぐ。」

 

足陽明=足の陽明胃経のこと。

<霊枢根結篇>「足の陽明は兌に根し、衝陽に溜(なが)れ、下陵に注ぎ、人迎、豊隆に入るなり。」

<霊枢経水篇>「足の陽明は、外は海水に合し、内は胃に属す。」

<霊枢経水篇>「足の陽明は五臓六腑の海なり。その脈大に、血多く、気盛んに熱壮なり。これを刺すものは、深からざれば散ぜず、留めざれば瀉せざるなり。」

足の陽明胃経=足陽明経脈に同じ。

足陽明経脈=胃経の脈のこと。十二経脈の一つ。もとは胃の足の陽明の脈(胃足陽明脈)という。循行経路は、体内にあっては胃に属し、脾を絡う。体表にあっては鼻部より側頭部、面部、頸部、胸腹部、下肢外側の前面を経て、第二趾端に止まる。

<霊枢経脈篇>「胃の足の陽明の脈は鼻の交頞中に起り、旁ら太陽の脈を納る。

下りて鼻外を循り、上歯中に入りて環て出で、口を挟み脣を環り、下りて承漿に交る。

却て頤の後の下廉を循り、大迎に出づ。

頬車を循り、耳前に上り、客主人を過ぎ、髪際を循り、額顱に至る。その支なるものは、大迎の前より人迎に下り、喉嚨を循り、欠盆に入り、膈を下り、胃に属し、脾を絡う。

其の直なるものは、欠盆より乳の内廉を下り、下りて臍を挟み、気街中に入る。

其の支なるものは、胃口に起り、下りて腹裏を循り、下りて気街中に至りて合す。

以って髀関に下り、伏兎に抵り、膝臏中に下る。

下りて脛の外廉を循り、足跗に下り、中指の内間に入る。

其の支なるものは、廉を下ること三寸にして、別れ下りて中指の外間に入る。

其の支なるものは、跗上に別れ、大指の間に入り、その端に出づ。」

 

其日戊己=その戊己の日・戊(土のえ)己(土のと)。五季・春夏長夏秋冬の長夏の日。

 

脾苦濕=脾は湿を苦しむ。

参考・脾悪湿・ひはしつをいむ・脾は水湿の運化を主る。湿が盛んであれば脾陽を傷りやすく、健運に影響して泄瀉を発生し、四肢困乏などの症状あらわすところから、脾は湿を悪むの説がある。<素問宣明五気篇>

 

急食苦以燥之

苦能泄、能燥、能堅=くはよくせっし、よくそうし、よくけんす・苦味薬中には泄降・燥湿・堅腎作用がることをさす。たとえば、黄連・黄柏は湿をかわかし火を瀉し、大黄は実熱を瀉して大便を通じ、蒼朮は燥湿健脾する。

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400円

500g 15,750円