おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
柴崎保三著・鍼灸医学大系 ④ 黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二
第六節
(原文)
病在肺、愈在冬。冬不愈、甚於夏。夏不死、持於長夏。起於秋。禁寒飲食寒衣。
肺病者、愈在壬癸。壬癸不愈、加於丙丁。丙丁不死、持於戊己。起於庚辛。
肺病者、下晡慧、日中甚、夜半靜。肺欲收、急食酸以收之。用酸補之、辛寫之。
(訓読)
病肺に在るは、愈は冬に在り。冬愈えざれば夏に甚だし。夏死せざれば長夏に持す。秋に起る。寒飲食、寒衣を禁ず。肺を病む者は、愈は壬癸に在り。壬癸に愈えざれば、丙丁に加う。丙丁に死せざれば戊己に持す。庚辛に起る。肺病む者は、下晡に慧にして日中に甚だしく夜半に静かなり。肺收を欲すれば、急いで酸を食し以て之を收せよ。酸を用いて之を補し、辛もて之を寫す。
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