おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
薬学博士渡辺武著『漢方が救う人体危機』
現代医療の誤りを正す
第3章 漢方薬は何に効くか
悪性腫瘍とガンの漢方療法
p175出るべき汚物を排泄し正常化していればガンにかかりにくい!
現代医学のなかでもいちばん怖(こわ)い病気はなんといってもガンです。
ガンにかかったらもう、死刑の宣告を受けたも同然と多くの人は恐れます。
戦後、昭和二十八年ごろからガンによる死亡率は年々上昇し、いまや日本人の病気のなかで死亡率トップに躍り出ました。
しかし、ガンという病気は人類の誕生と同時に発生した古い病気といわれています。
二千年前のヒポクラテスの昔にガンは発見されているのです。
西洋医学でガンの退治がはじまったのはおよそ百年前からで、日本では五十年前からです。
その原因は肉腫(にくしゅ)、ウイルス、細胞と、いろいろ話題を投げてきましたが、決定的な原因や治療法はいまだに発見されていません。
もしもガンを克服できる治療が確立されたら、それはノーベル賞ものです。
ガン研究において、原因がガン細胞にあることはわかっています。
このガン細胞を攻撃してつぶしてしまう抗ガン作用、抗腫瘍(しゅよう)作用が目的になっています。
ガンの特効薬はまだありません。
もちろん、漢方薬にもガンの特効薬はないというのが事実です。
漢方の考え方では、ガンは一日にしてかかる病気ではないということです。
ガンになってからでは手遅れ、かかる前に予防することがガンを克服できる道だ――という考え方です。
ガンをはじめとして悪性腫瘍や潰瘍について、その原因になるのは漢方でいう血滞とか血毒と宿命的な関係にあります。
血滞や血毒は体外に排出されずに汚物としてためていたら、腐ってしまい、異常が起こるのは当たり前です。
子宮ガンが、手術しても、漢方薬でも治しやすいのは、その原因になる血毒を体外に出しやすいからです。
漢方薬は直接には抗ガン剤ではありません。
人間の体を正常化する薬剤です。
人間の体はふだんから水滞や血滞、水毒や血毒を取り去り、正常化していれば、腫瘍や潰瘍にかかるはずがありません。
汚水にはボウフラガわきますが、真水や流水にはわかない理屈と同じです。
ガン細胞ができる前に正常化することがたいせつです。
ガンには骨髄腫(こつずいしゅ)とか血液ガンもありますが、胃や腸や皮膚などの粘膜が冒されるガンもあります。
粘膜の異常化は血液の停滞、出るべき汚物が出ないことが原因なので、それを排泄して正常化すれば、ガンにかかりにくいといわれています。
そういう意味で、漢方薬も抗菌力とか制ガン作用があるのです。
漢方の婦人病薬「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」は、子宮ガンの薬でもあるし、子宮筋腫(きんしゅ)の薬でもあります。
だから、乳ガンであれ、皮膚ガンであれ、肝臓ガンであれ、正常化する効力があります。
ガンを予防するということと、延命作用という点では、漢方薬は確かな効力をもっているのです。
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