漢方相談 昌栄薬品

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夏に使う漢方薬は夏に取れる生薬を用いる 夏に取れる蝉退(せんたい・ぜんたい)蝉の抜け殻   夏に限りませんが夏の皮膚症状に用います

2023-07-11 10:37:35 | 日記

昌栄薬品

夏に使う漢方薬は夏に取れる生薬を用いる

夏に取れる蝉退(せんたい・ぜんたい) 蝉の抜け殻

夏に限りませんが夏の皮膚症状に用います

熱感がある痒みに用いるクラシエ薬品 消風散 しょうふうさん

には蝉退(せんたい・ぜんたい)・蟬蛻(せんぜい)が処方されています

お客様は夜痒くなるとのことで、お休み前に消風散を服用していただきました

シッカロールも良いようだとのこと

夜間の痒みが楽になったと昨日来店されました。

 

蟬蛻(せんぜい)

出典は「薬性論」。別名は蝉退(せんたい)、蝉衣(せんい)。セミ科昆虫黒蚱(こくさく)Cryptotympana atrata Fabr.或いは蚱蟬C.pustulata Fabr.などの幼虫の羽化するときに脱落した皮殻である。山東・河南・河北・湖北・江蘇・四川などに主産する。性味は鹹・甘、寒。肺・肝経に入る。効能は散風熱、宣肺、透疹、解痙。臨床応用は外感風熱、咳嗽、音啞、咽喉腫痛、麻疹透発不暢、風疹、小児驚癎、夜啼、破傷風、目赤、翳障を治す。2.5~4.5gを煎服する。蟬蛻(せんぜい)はキチン質で、isoxanthopterin, erythropterinを含有する。破傷風毒素によるウサギの破傷風に対して、生存時間を延ばす。また、strychnine,cocaine 及び nicotineによる痙攣死亡に拮抗し、中枢神経を鎮静する作用もある。蟬蛻(せんぜい)には解熱作用があり、その作用は蝉衣の頭足部分が割合に強い。漢方医学大辞典

 

蝉退

センタイ,ゼンタイ【蝉退】

 Cicadae Periostracum

[基原]スジアカクマゼミCryptotympana atrata Fabricius、アブラゼミGraptopsaltria nigrofuscata Motschusky(いずれもセミ科Cicadidae)近似種の蝉(さなぎ)の脱け殻

[出典]名医別録

[別名]蝉殻(せんかく)《名医別録》、蝉脱(せんだつ)、蝉衣(せんい)

[成分]キチン貭(chitin)を大量に含む

[効能]解熱、鎮静、鎮痙、透疹

[用法]感冒、頭痛、小児の夜泣き、麻疹などの皮膚疾患

[性味]鹹・甘、寒

[処方]袪風敗毒散(料)、消風散料、蝉花散、蝉殻湯、五退散

[産地]中国、日本   新東洋医学辞書

 

クラシエ薬品 消風散 しょうふうさん

2020-06-19 17:48:52 | 日記

昌栄薬品

 クラシエ薬品 消風散 しょうふうさん

第2類医薬品

 こんな症状でお困りの方に!

  • 慢性湿疹(分泌物の多いもの)…などの症状の方に。

処方解説

  • 「消風散」は、漢方の古典といわれる中国の医書『外科正宗[ゲカセイソウ]』に収載されている薬方です。
  • 慢性湿疹(分泌物の多いもの)に効果があります。

成分

成人1日の服用量3包(1包1.5g)中

消風散料エキス粉末・・・2,800mg

〔トウキ・ジオウ・ビャクジュツ各1.5g、セッコウ・モクツウ各2.5g、ボウフウ・ゴボウシ各1.0g、チモ・ゴマ・カンゾウ各0.75g、センタイ・クジン・ケイガイ各0.5gより抽出。〕

添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖を含有する。

効能

体力中等度以上の人の皮膚疾患で、かゆみが強くて分泌物が多く、ときに局所の熱感があるものの次の諸症:湿疹・皮膚炎、じんましん、水虫、あせも

用法・用量

1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。

成人(15才以上)・・・1回1包

15才未満7才以上・・・ 1回2/3包

7才未満4才以上・・・・1回1/2包

4才未満2才以上・・・・1回1/3包

2才未満・・・服用しないこと

※ この医薬品の使用上の注意をよく読んで正しくお使い下さい。

90包 8,100円 税込価格