海の精クラブより
季節を楽しむ
七十二候通信
「七十二候」は「二十四節気」の各節季を約5日ごと3つの候(初候、次候、末候)に分けたものです。
ともに中国から伝わったものですが、中国の表現をそのままの「二十四節気」と違い、「七十二候」は日本の気候や動植物にあわせて修正されてきました。
より身近な季節の移ろいを知ることができます。
7月23日は大暑(たいしょ)
一年中で最も暑さが厳しく感じられるころ。梅雨が明けて、強烈な日射しが照りつける日が続きます。蝉(せみ)の大合唱が響き、入道雲が見られ、夏真っ盛り。暑さを和らげてくれる夕立が気持ちよく、夏野菜が最もおいしい時季です。
七十二候
初候7/23~
桐始花結 きりはじめてはなをむすぶ (桐の実がなり始めるころ)
桐は古くから良質な木材として、箪笥や下駄、琴などに使われてきました。花が咲くのは桜が終わった4~5月ごろ、その実が7月にできてきます。昔の農家は女の子が生まれると桐を植えて、嫁入り道具に使ったそうです。それだけ成長が早く15~20年で成木になります。
今日のツバメ 巣立ち残り1羽 12:13