漢方相談 昌栄薬品

漢方薬・自然薬が体に効きます、自然の生薬で病気に負けない体を作る
漢方相談 ご来店お待ちしています

黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二 第一節 訳

2012-12-26 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二

第一節

 黄帝問曰。合人形、以法四時五行而治。何如而從、何如而逆。得失之意、願聞其事。

 岐伯對曰。五行者金木水火土也。更貴更賤。以知死生、以決成敗。而定五藏之氣、(間)甚之時、死生之期也。

 帝曰。願卒聞之。

 

黄帝が問いて申されました。

人の疾病を治療に関して、春夏秋冬、五行、これらの運行に従い治療するという。如何なるものを従、如何なるものを逆ともうすのか。それぞれの治療法で得られるもの、それに反し失するか、そのわけがあると思うがその事にについて聞かせてくれんか。

岐伯が答えて申し上げました。

 五行とは木火土金水でございます。病状には軽いこともあり、重いこともございます、それにより死生を知ることができまして、又病が治るか治らぬかを決めるのでございます。そして五臓の気が定まった時、病が軽いか病が重いかその時に臨終か生還かの期を定めることができるのでございます。

黄帝が申されました。

 それではつつしんで詳しくこれを聞かせてくれんか。

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400円

500g 15,750円


黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二 第一節 (語句の意味) 2-2

2012-12-25 09:25:40 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二

第一節

 黄帝問曰。合人形、以法四時五行而治。何如而從、何如而逆。得失之意、願聞其事。

 岐伯對曰。五行者金木水火土也。更貴更賤。以知死生、以決成敗。而定五藏之氣、甚之時、死生之期也。

 帝曰。願卒聞之。

 

(語句の意味) 2-2

合人形=人形を合せて・『人の病気を治療するにあたって、それを一つの体系にまとめて』鍼灸医学大系

 

四時=春夏秋冬の四季のことで、そのうちの夏の3ヵ月目(旧暦6月)は長夏ともいわれる。

 

從=①従順。逆に対していう。

<素問生気通天論>「気血皆従う。」

②正常なこと。

<素問陰陽応象大論>「此れ陰陽反して作す。病の逆従なり。」

③ある種の処理方法や原則を採用すること。

<脾胃論>「此れ湿勝れば平胃散に従う。」

④迎えること。

<素問骨空論>「風に従いて風を憎む。」

⑤治法の一つ。すなわち反治のこと。

<素問至真要大論>「従は反治なり。」⇒反治(はんち)。

⑥放縦(勝手気ままなこと)。<霊枢師伝篇>「血食の君、驕恣して欲に従い人を軽んず。」

 

逆=①病が成ること。

<素問湯液醪醴篇>「今良工皆、称して病成ると曰う。名づけて逆という。」

②脈象。

<素問平人気象論>「人の胃気なきを逆という。逆する者は死す。」

<傷寒論平脈法>「水行りて金に乗じ、火行りて水に乗ず、名づけて逆という。」

③順の反対。

④逆治のこと。

 

逆從=証候の逆の薬を用いて治療することを正治法といい、証候に従がって治療することを反治法という。

<素問至真要大論>「逆は正治なり、従は反治なり。」

逆治=

①治療すべきでないものを妄りに治療すること。

<霊枢玉板篇>「工これを察せざる者にしてこれに刺す。これ逆治という也。」

②また正治のことをいう。一般的に治療方法は疾病の性質、病機に対して正面から治療を行う。たとえば、寒証に熱薬を用い、熱証に寒薬を用い、実証に攻法を用い、虚証に補法を用いるなど。薬性と病性とが相反する所からまた逆治ともいう。

<素問至真要大論>「逆なるは正治なり。」

 

何如而從、何如而逆=「どのようにすれば従となり、又どのようにすれば逆となるか」鍼灸医学大系

 

得失=得ることと失うことと。成功と失敗と。善悪。利益と損失。

 

更=コウ。サラに(なるべきかな書き)。その上に。あらためて。少しも。サラ。新しいこと。新しいこと。新しいもの。アラタまる。新しくなる。変わる。入れかわる。かわるがわる。ヘる→経。フける。夜がおそくなる。老人めく。フかす。夜おそくまで起きている。つぐなう。夜番。番兵。労力税としての番兵。貧乏で、お金をもらって出る番兵。

 

貴=キ。トウトい。タットい。地位が高い。価格が高い。トウトい。尊敬する。重んずる。愛する。名詞の上に冠し、相手にたいする尊敬の意を表わす。

賤=セン。イヤしい。身分が低い。イヤしむ。あなどる。価が安い。つたない。自己の謙称。

貴賤=身分のある人と低い人と。とうとい人といやしい人と。

更貴更賤=『病の軽重の変化』鍼灸医学大系

 

甚=間甚・間とは病の軽いこと、甚とは病の重いこと。<素問標本病伝論>「謹みて間甚を察し、以って意、これを謂う。間なる者は并びて行り、甚なる者は独り行る。」

 

卒=ソツ。兵隊。下級の兵士。ニワカに。突然。しもべ。多数の人。古代の制で、三百軒の戸数。三十国のくに。ソツ・シュツ。死ぬ。天寿を終って、年とって死ぬ。オわる⇒終。

卒=そつ①尽きる、終る、全うする。

<素問蔵気法時論>に「愿(つつし)んで卒にこれを聞く」とある。これはつつしんで詳しくこれをたずねるということである。また、人の死亡あるいは寿命が終ることを卒という。②猝(そつ)の意味。

1)急に、にわか。突然。卒中とは中風である。卒瘖(そついん)とは暴瘖(ぼういん)

<霊枢経脈篇>であり、すなわち突然音声が出なくなることである。また卒疝<霊枢経脈篇>、卒痛(<素問挙痛論>)はともに、突然疼痛をわずらう病気。

2)あわただしい。意味を推し広めて軽率なこと。

<素問徴四失論>に「卒(にわか)に寸口を持つ」とある。これはあわただしく脈象を按じて調べることである。

③焠(さい)に同じ。焼くこと。

<霊枢四時気論>に「皆これを卒刺す」とある。すなわち針を焼いてこれを刺すことである。また「卒はその三里に取る」とは針を焼いて三里穴に刺すことである。

漢方用語大辞典、明解漢和辞典

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400円


黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二 第一節 (語句の意味) 1-2

2012-12-24 09:13:40 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二

第一節

 黄帝問曰。合人形、以法四時五行而治。何如而從、何如而逆。得失之意、願聞其事。

 岐伯對曰。五行者金木水火土也。更貴更賤。以知死生、以決成敗。而定五藏之氣、甚之時、死生之期也。

 帝曰。願卒聞之。

 

(語句の意味) 1-2

五行=中国の古代哲学理論で、物質の属性およびその相互関係に対する認識の一つである。医学での五行学説は、古代の素朴な唯物、自然弁証の方法と医学実践を結合した産物である。五は木・火・土・金・水の五種類の事物を、行は運動をさしている。この学説は五行の属性を人体の臓腑器官に関連させ、五臓を中心にすることにより相生・相剋・相乗・相侮の理論を運用して生理現象と病理変化を説明し、それで臨床経験を総括している。

基本内容:

1)五行の属性で臓腑器官の特徴を分別する。例えば、肝・筋・目は木に属し、心・脈・舌は火に属し、脾・肉・口は土に属し、肺・皮毛・鼻は金に属し、腎・骨・耳は水に属するなど。

2)生剋の関係で臓腑器官相互の資生と制約の生理現象を説明する。例えば、肝は脾を制約し(木剋土)、脾は肺を資生し(土生金)、肺はまたよく肝を制約する(金剋木)など。これで臓腑間に互いにつながりがあり、互いに協調して生理活動がなされていることを説明している。

3)乗侮の関係で病理変化および治療法方をあきらかにしている。例えば、肝の病は脾を犯す、これは木が土に乗じたもので治療は抑木扶土の法をとらなければならない。肺気虚弱の治療は培土生金の法と言われる健脾補肺の法を用いる。このことから、五行学説は医学の各方面にわたり、古人の貴重な臨床経験でもあり、また基礎理論の構成部分でもあることがわかる。それは事物間の相互依存や相互制約の観点を強調し古代医学の発展に一定の役割を演じた。

<素問天元紀大論>「天に五行ありて五位を御す、以て寒暑燥湿風を生ず。」

<素問蔵気法時論>「五行は金木火水土也。」

 漢方用語大辞典

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400円

500g 15,750円


p153マグネシウムやカルシウムが欠けた塩は薬効が乏しい!

2012-12-23 07:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

薬学博士渡辺武著『漢方が救う人体危機』

 

現代医療の誤りを正す

 

2章 漢方はどう診断するか

 

肝臓の解毒作用と利尿作用

 

p153マグネシウムやカルシウムが欠けた塩は薬効が乏しい!

 

人間の五臓六腑というのは、心臓にしろ、肝臓にしろ、胃腸にしろ、腎臓にしろ、互いに相関関係にあります。

腸に汚物がたまれば肝臓に負担がかかるし、腎臓が働かなくなれば心臓に負担がかかります。

われわれの器官臓腑はそれぞれ共同社会の一員であり、五臓六腑にそれぞれ序列があるのです。

 心臓は左にあって、各器官に血液を一定の方向に循環させています。

口から食物が入るとまず胃に入り、腸では水で出すものは腎臓に、栄養として貯蔵するものは肝臓に送ります。

そして残りを大便にして排泄します。

肝臓は栄養を血液にして回します。

これを逆にするわけにはいきません。

 漢方には、すでに述べたように、「酸・苦・甘・辛・鹹(かん)」の薬味による分類があります。

この五つを結んだ五角形は、その序列、相関関係を表したものです。

五角形『五味調和の説明は、ちょうどアメリカのペンタゴン(国防総省庁舎)みたいなもので、共同作戦ができる態勢はどこから病(やまい)がやってきても隙がないという形です。

 酸は肝臓をすっぱい薬で、苦は心臓、小腸、循環器をにがい薬で、甘は胃、脾臓、口唇を甘い薬で、辛は肺や鼻、大腸、皮膚をからい薬で、鹹は腎臓、膀胱、骨髄を塩っ辛い薬で、それぞれ守っているのです。

なお、鹹は塩っ辛い薬で水気を出し、腎臓を動かします。

皮膚から汗も出すので、心臓に負担がかかります。

 塩は、ひと昔前は自然塩『統海塩(ゴールド海の精)の定義(俗にいう天塩)で塩化マグネシウムが入っていて、ミネラルやカルシウムがあり、骨を守る役割をもっていました。

塩にある〝ニガリ〟は、苦くて心臓の薬の肩代わりもしていました。

漢方でいうところの、鹹の薬なのでした。

 ところが、最近の塩は、成分が変わってしまいました。

岩塩や粗塩をイオン交換で精製して、塩化ナトリウムだけが九九.九パーセントを占める塩になっています。

ニガリのない塩、マグネシウムのない塩になってしまい、自然塩の効力を失ってしまったのです。

昔の結晶の大きい塩のほうが、甘みがあって丸みがあり、かつ薬効も大きかったのです。

 文明の進歩――多量に塩を生産できるということは、ここでも人間を自然から遠ざけています。日本の場合、塩は専売品で国が昔の塩を食べられないようにしていたのです。

(平成九年四月一日廃止となる)。

いままでの塩は、薬効も乏しくて味も悪いのだから、漢方からみても、とても鹹の薬とはいいがたかったわけです。

 薬味とは、薬の味と書きますが、人間が食べて、塩辛くてもまろやかである味が、薬としても効力があるということです。

これは、中国の漢の時代から、酸っぱいものは肝臓の薬とか、甘いものは胃の薬というように、人間の味覚という体験を通して、五角形のペンタゴン=五行説がつくられてきました。

そもそも漢方薬とは、人間が食べる食物からはじまったのです。

 

 漢方が救う人体危機西洋医学一辺倒からの脱出

ゴールド三養茶

 

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

 

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400

500g 15,750


黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二 第一節

2012-12-22 09:03:25 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ④ 黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二

 

第一節

 

(原文)

 黄帝問曰。合人形、以法四時五行而治。何如而從、何如而逆。得失之意、願聞其事。

 岐伯對曰。五行者金木水火土也。更貴更賤。以知死生、以決成敗。而定五藏之氣、甚之時、死生之期也。

 帝曰。願卒聞之。

 

(訓読)

 黄帝問うて曰く「人形を合せて、以て四時五行に法りて治す。如何にして從となり、如何にして逆となるか。得失の意、願くは其の事を聞かん」と。

 

 岐伯對えて曰く「五行は金木水火土なり。更に貴く更に賤し。以て死生を知り、以て成敗を決す。而して五藏の氣、甚の時、死生の期を定むるなり」と。

 

 帝曰く「願くば卒に之を聞かん」と。

 

ゴールド三養茶

 

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

 

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400

500g 15,750